※注意
『決戦アリーナ』の主人公も同名であるが、そちらは「ふうまのお館様」か単に「お館様」と呼ばれることが多いため、本項目では対魔忍RPGの主人公である小太郎についてのみ記述する。
プロフィール
概要
『対魔忍RPG』の主人公。
井河アサギが校長を務める対魔忍養成機関「五車学園」に通う学生。
対魔忍の一角ふうま一門を支配する頭目衆”ふうま八将”筆頭であり、ふうま宗家の現当主。
「小太郎」の名は本名ではなく、当主が代々継承する名である。
父が対魔忍と対立しアサギらに敗れ死亡。以後はふうま時子がふうま宗家の後見人となり、彼女に引き取られ育てられている。
小太郎の名は本名ではないこともあってか、親しい人間は大体「ふうま」と苗字で呼ぶ。
ふうま宗家に仕える身でも「お館様」と呼んでいるのは現状時子のみ。災禍は「若様」、天音は「若」と呼んでいる。
隠された力の片鱗か、「図書子」さんこと天宮紫水の存在を唯一認知できる人物。
人物・経歴
身長は177cmあり、筋肉質。右目は生来閉じられたままで見えていない。年齢は17歳。
回想シーンなどではメカクレ系主人公のように見えるが、実際は前髪が長いだけで両目とも隠れていない。右目側は常に閉じられているために瞳が見えず、そういった印象を受けやすいのかもしれない。
ふうまの血統は多くの邪眼使いを輩出しているのだが、小太郎は邪眼はおろか他の忍法にも目覚めていない時期が長かった。そのためもあり一門の者たちに「当主失格の目抜け」と侮辱されている。
が、当の本人はそんな評価もどこ吹く風。割と自由に昼行燈に生きている。
学園でも授業をサボっては木陰で趣味の古書の読書を満喫している模様。
…というのは表向きの話で、実の所物語序盤では内心かなりその事を気にしていて、昼行燈を装っているのは強がりであり、後に天音の過去回想イベントにおいて、それこそかなり以前の少年時代から、趣味と実益を兼ねた知識集めで何とかしようと足掻いていた様子が描かれている。
腹違いの姉であり育ての親である時子に関しては一切頭が上がらず、彼女を怒らせることを何よりも恐れている。幼少時は時子から隠れるために度々災禍が管理する蔵書庫に逃げ込んでいた。古書を読み漁る趣味はここから生まれたのかもしれない。
なお時子は後見人であるため、財布の紐はガッチリ時子が握っている。
その為、現当主でありながらお小遣い制だったりもする。
幼少時はふうま一門の子供を集めて遊んでいた。
その為相州蛇子や二車骸佐、心願寺紅、金崎銃兵衛、ふうま雪晴とは幼馴染の関係である。特に骸佐とは親友と呼べるまで仲が良く。おそらく骸佐とともにいたであろう二車家の幹部である楽尚之助も小太郎に兄のように慕われていた。
しかし、紅とは弾正の反乱時に消極的ながらも味方した心願寺一党が五車町に出入り禁止になった上に、彼女が任務に失敗して一度行方不明となった後、対魔忍主流派から距離を置いたため疎遠となり(紅の方はふうまに熱愛レベルの感情を抱いていると同時に任務失敗時に受けた凌辱行為のコンプレックスに苦しんでいた)、雪晴は両親を惨殺した仇を追って闇の世界に飛び込み、骸佐は一向に能力に目覚めず昼行燈な主人公に失望して離れていく。
なお独立している銃兵衛とは未だ良好な関係を築いている。
この頃から現代で見せる大物の器の片鱗を見せつけてる。
尚、紅達心願寺一党と引き離された後は甲河朧の援助を受けていたが、死霊騎士テウタテスによる甲河一族の里の襲撃で実質的な後ろ盾であった朧と甲河一族を失ったばかりか、援軍として駆け付けたふうま宗家最後の兵力まで結果的に戦力の逐次投入となって壊滅してしまい、更に五車での立場を悪化させる事に繋がってしまった。
甲河アスカとは同じく朧の後見を受けていた、時子に抱えられて一族虐殺の現場から生き延びた、幼い時の一族虐殺の記憶がトラウマになっている、物語開始時点で障害を抱えていると共通点が多々あるが、物語開始時点では面識は無かった。
骸佐率いる「ふうま正義派」の反乱に際し、持ち前の機転と読書で得た知識を活かして骸佐達の目的がアサギであることを見抜き、骸佐に襲われていたアサギとの合流に成功し加勢するが、魔族フェルストの介入で骸佐は取り逃がす。
小太郎はアサギに手腕を褒められるも、自分が当主の責務から逃げ続けていたことを告白する。
アサギはその姿に過去の自分を重ねて見た(※1)のか「今からでも当主の責務を果たしたらどうか」と、小太郎を独立遊撃部隊長に任命し、骸佐を連れ戻すよう命じる。
こうして時には部隊長として、時には騒動に巻き込まれる形で小太郎の闘いの日々が始まった。
対魔忍ではあるが、その人物の悪評やその出生、魔族や生体兵器に対する偏見は殆ど無く、ノマド総帥エドウィン・ブラックの娘として迫害を受けていた心願寺紅に幼少期から一貫して味方して「私の王子様」とまで惚れられ、先天的な弱視故に孤独に苛まれていた雪晴の心の支えとなり、オーク傭兵のおっさん(アルフォンス)と意気投合し、誘拐された魔族の救出に現れた魔界騎士リーナの誤解から攻撃を受けた際にも穏やかに解決を図り、抹殺に現れた彼を助太刀に来た味方と勘違いした挙句身を挺して盾になって気絶した沙耶NEOを依頼を捨ててまで米連から守り抜くなど相手の美点を正確に見抜く事が出来る。銃兵衛やゾクトと言った闇の住民とも交流が深く、勢力問わずその人脈が幅広いためか、メイン・イベント内で未登場の場合も彼関連の話題が出る場合が多い。
ちなみに基本交流した相手には好かれるが対魔忍勢力は無論、米連や魔族の特に年上に好かれる傾向にある。その性格から母性をくすぐらせるのだろうか。
イベント「異世界遠足からの冒険譚」で、かなり成長してから先祖返りの様に対魔忍の力が発現した元一般人の後輩に対して、「現代の人間の中には魔族の血が薄く広がっているのだから、君が差別されて良い訳がない」と諭していることから、彼の中では異能の対魔忍も普通の人間と同じ扱いであるし、魔族も「自分達と共通の御先祖から分かれた連中」と差別の対象にはなっていない価値観が根付いている事が分かる。
政治的な駆け引きが出来ないと言う訳でもなく、同話で加勢してくれた魔界九大貴族で紅の伯母である紅血卿カーラ・クロムウェルに対して「紅血卿カーラとして公式訪問されるのは困るが、魔術師カーラとしてなら我が家で大歓迎する」と寧ろ外交的なやり取りは歳の割に長けている。
ただ、魔族によってレイプされた母から異形の身体で生み出され、人間に迫害された挙句に極端な魔族蔑視に走った半人半魔族が彼同様に魔族穏健派と宥和的な心願寺楓に「自分達が魔族と命懸けで戦っているのに、魔族と仲良しごっこをして!」と憎悪を剥き出しにしたり、G機関のサイボーグであるイーヴィ・エースが吸血鬼と人間の子ながら両親に可愛がられていた幼少期の心願寺紅の幸福を打ち壊しにすべく襲い掛かったり、井河の対魔忍が表立ってとは言わずとも対立関係にあるふうまの有力者の娘を殺す序に魔界の自分達のテリトリーで大人しく暮らしていただけの魔族を虐殺したりする等、物語世界では話し合いの余地すらない強硬な反対者も少なくない。
そんな彼であるが、亡き父ふうま弾正のことに対して並ならぬコンプレックスを抱いており度々「クソ親父」と口にしているが、その存在は前作とは別の意味で大きな壁となっている(回想内ではあるが、弾正の秘書であった過去を持つ災禍を襲った際にそれが浮き彫りとなっていた)。
内乱を引き起こして多くの部下を巻き添えにした…ということから表向きは父親に対してはあまりいい感情を抱いてないが、一方で偉大な父親への憧れや、超えるべき壁として見ている面もあったり、もっと普通に親子として接したかった、もっと色々話をしていればよかったという後悔の念などもあったりと、中々に複雑な感情を抱えている。
なお、肝心の弾正は生前に小太郎に期待するような素振りを見せているがこれまた真意は不明。ただ弾正曰く小太郎は自分の若いころに似ているらしい。
任務をいくつもこなすことにより最近は周囲(特に優秀な対魔忍)からの評価も上がってきている。特に「目抜けの当主に仕えるつもりはない。」「当主は弾正様だけ。」と考えていた、旧ふうま一門で骸佐の反乱に加わっておらず、現在特にどの勢力にも属していない忍達からも人望を集めてきており(本人にはその気は無いだろうが)ふうま再興の兆しが見えてきている。
本編CP28で彼が殺された世界線では「小太郎への忠義」を理由として大勢の若手下忍達が彼等にとって小太郎の嫁認定対象のゆきかぜを逃がす為に特攻覚悟で圧倒的不利な戦況で強敵に立ち向かっている。
疎遠だった紅とも任務で遠征した時に連携を取ったり、お忍びでこっそり五車内であったりと、接する機会も少し増えている(逆に紅の方は「小太郎に会えない時間が辛い」という状態になってきている)。
骸佐に関しては未だに複雑な関係ではあるものの、できればしっかり話をしてから自分でケジメを付けたいと考えている模様。
自宅には現在、時子・天音、ふうまが未来から迷い込んだ所で保護され、その時のゴタゴタで一緒に未来に来てしまったさくら、助けてもらった恩義を返すために押しかけメイドとなった出雲鶴と住んでいる他、ライブラリー率いるふうま御庭番衆が屋敷の敷地内に常駐している。災禍は別の家に住んでいるが、自宅に来る機会も多い。
年末年始などには親類の亜希なども顔を出しに戻ってきている模様。
上記の交友関係の広さは任務の時には大いに役に立つのだが、一方で厄介極まりない性格や強さを持つ対魔忍仲間や女性魔族、上位生物などに好かれたり振り回されたりもしている。
中でもリリムを子分としているので、(リリムの抱えているある事情から)魔族内でも重要人物として認知されていることがフュルストの口から語られている。
実際、ガチで小太郎を愛していると公言しまくっているのが吸血鬼の親王の嫡出の姫と淫魔王の皇女で、尚且つ意地を張って隠している心算では有るものの霜の鬼神の女王の娘までガチ惚れしており、三者共に魔族としても化け物級の魔力の持ち主である上に、彼女達への親からの寵愛故に下手に危害を加えたら吸血鬼族&ノマド、淫魔族、霜の鬼神族の王に忠誠を誓う強力な派閥を本気で敵に回しかねないリスクが大きい爆弾となっている。
事件に巻き込まれやすいタイプで対魔忍やノマド、米連と言った勢力と関係ないトラブルに巻き込まれることが多い。
プレイヤーの間では、ストーリーや一部回想では敵に捕まってしまい仲間たちに救出してもらったりといったこともあったりすることから「対魔忍RPGのピーチ姫」とか「ヒロインが小太郎の逆恋愛ゲーム」とか言われたり、ギャグ系イベントでは趣味の1つである一人風呂に入るたびに未来組がジャンプして来たり、ウェディングドレスのきららが飛び込んできたりと悉く邪魔されている事から「対魔忍RPGのしずかちゃん」とか言われたりしている。(風呂に関しては男からしたら美女・美少女がやってくるというなんとも羨ましい光景と言えなくもないが。)
※1アサギは対魔忍の中で最も力のある井河家の娘でありながら、実家の腐敗を見逃したまま対魔忍を辞めて市井の生活を送ろうとした。その結果起こったのが対魔忍アサギ一作目である。
能力
上述した通り忍法は長らく発現しておらず戦闘力は対魔忍としては下位だが、上述した文献を読み漁り知識・情報を集めた賜物か、対魔忍や魔族をはじめとした歴史や伝承について非常に詳しく、それに限らず先端の科学技術や理論などについてもある程度の知識を持っており、かなり博学。
また、戦闘においては視野が広く状況を的確に把握・判断して指示を送り、人を扱うことが非常に上手く、不測の事態にも機転を利かせて対応することができ、対魔忍では珍しい作戦参謀・指揮官として優秀な人材。
最近では下記の力と、御庭番衆筆頭のライブラリーとの体術訓練によって基礎戦闘力はかなり上がってきており、かつての父のような智勇兼備の指揮官となりつつある。
また、紅の為に彼女の神眼と魔力を活用したトラップ破りを開発教授するなどの支援もしており、研究者・教師としての才能や適性の高さも見せている。
R-18版では
R-18版のソシャゲにはよくあることだが、回想(エロ)シーンになるとキャラが一気に変わる。
アリーナの流用(アリーナ時代のふうまはやり手の傭兵かつ米連や対魔忍、魔族の勢力外から勢力の垣根を越えて集めた人員で横から殴ったり協力したりをする節操なしであり、人員集めも基本調教であるためか、シリーズ的にはよくいる乱暴な口調の俺様系の性格だった)だったり対魔忍シリーズであるがゆえハードなシーンも多く、そのような行為を平気で行ったりする。
無論、優しく相手をするシーンも多く存在する。
またいつも持ち歩いているのか、かなりの頻度で媚薬を筆頭とした薬品を使用する。たまに桐生佐馬斗の発明品を持ち出すから質が悪い。その際効能を分かってて使う場合となんかわからないけど服用させろって言われたから必要なんだと思って服用させたらそういう薬だったパターンの二つがある。
例えば後者の場合、とあるキャラは「男嫌いだが、心の底ではそんな自分でも好きになれる王子様がくると密かに思ってる」のだが、そこに「ピッタリだから服用させろ」と送り付けられた薬を何の気無しに「なんか飲んどけって」と渡した結果、それは「心の願望を表面化させる薬」であり、ふうまを「運命の王子様」と誤認して行為に及ぶ場面がある。
そういう「自分の本意ではなく、かつ明らかに本心ではない」場面はあまり好きではないらしく「もしこれが発情してるだけではなく薬で作られた偽りの感情なら絶対に桐生を許さない」と考えたりもする。
ちなみにその時は結果的に本人も処女を散らしたにもかかわらず、それで憎まれたりするわけでもなく普通にドギマギするあたり「少なくとも王子様認定には引っ掛かってた」事と、前述通り「王子様認定の相手に処女を散らすのは本人の願望で間違いがない」事や、「そもそもコミュニケーションを円滑にするための薬で発情効果はない」事から、紫による折檻で桐生が壁のシミになることで事無きを得た(彼は実験の結果不死身になっているのでこの程度では死なない、というか病的な紫好きなのでむしろご褒美の可能性がある)
しかしながら毎度優位に立つ訳でもなく、自身が捕まったり、天然な先輩に襲われてほぼ逆レイプされたり、無意識に発動した忍術で半洗脳され性格を鬼畜ドSにされたりするパターンもあったりする。
一応この行動自体は上の公認で臥者という人材登用制度を通じて様々な女性との性行為をしている
その為、回想ではこのことを認知している対魔忍もわりと多い。
本人曰く自分が気に入った女としかやらないとか語り、任務をこなす以上拷問や凌辱を避けられないとも考えている。ビデオレターを送られた場合も逆に奪い返すと言う対抗意識を燃やし、その昂りも別の人物で発散していた(父が父だけに血は争えないのだろう)。
その為、新品と使い込まれた物にはそれぞれ違った良さがあると考え、過去に激しい辱めを受けた女性が相手の場合も「名誉の負傷」と称えていた。
ちなみにふうま一族には「女殺しのふうま一族」の異名があり、実家の蔵書庫にはそういった目的で使う薬の作り方などが書いてある本がある。
また、この手の主人公らしく鈍感である(これはストーリーも共通)、性欲と恋愛感情を分けて考えられる性格なのだろう。
男であるが対魔忍主人公の例に漏れず、催眠刻印や触手プレイ、そして拷問や薬物投与等も経験済みであり、更にはあの悪名高い朧によって乳首攻め、前立腺攻め、更に女装とメスイキ調教されてマゾメス「ふう子」にされた事もある(中でも元の人格からふう子へと堕ちる描写は非常に丁寧)。薬によるオーク化も体験済み。
ある任務ではソニアに調教された対魔忍としてVIPが集まる闇の集会へ潜入した際はメイドやコンパニオン達にバスルームで搾られまくったりもしていた。
ちなみにアミダハラ監獄潜入の際は、鬼崎きららの変わり身の術で、彼女と姿を入れ替え、奴隷として潜入し、その結果として乳首とアソコにピアスを着けられるハメになった。
しかしながら、エロシーン設定上とはいえ「媚薬を飲まされた」等の条件があったりするものの、元々「性欲は強い&絶倫」のような一面&巨根の持ち主でもあるが上、数々のヒロインを「ぐったり」させる程のプレイを好む一面もある。
対魔忍RPGの回想は「基本的にIF設定」であるが、心願寺紅の連作や獅子神自斎のような純愛系を中心とした一部の回想は明らかに本編の裏話として作られており、回想を経ていると本編中の彼や周囲の挙動が辻褄が合う(回想内で知った内容を本編で知っている、回想で重要事項が公式設定として発表されて本編にも導入される)場面も存在する。
因みに、本編中では童貞と思われていたり、不純異性交際を止めると言う口実で姉に付け回されていたり、相思相愛を理解し合っている紅と五車の外で行動を共に出来る時は彼女を恋人扱いするも日常生活時は「彼女居ない」と言う自認であったりと、実際に肉体関係を結んでいる人数や頻度は其れほど多くないようである(全年齢版も有るが故の宿命)。
ヒロイン達との関係
ふうま一族自体が一夫多妻を容認する伝統がある上に、上官のアサギも一夫多妻制の文化に染まった現状では特にヒロインを一人に絞る必要はないのだが、以下の五名がメインヒロイン格と言える。
・相州蛇子
学級委員長で、ふうまが目抜けと罵られたりするとそれを咎めたり、逆にサボっているふうまを叱りつけたりと典型的世話焼き幼馴染
本人も日々ふうまと距離を縮めようと色々な努力をしている…
のだが、その努力の中に房中術も含まれており、それに関して伝説的な腕前を持つ女性(現在ではすでに老婆だが術で若返っては夜な夜な男を食っているとの噂アリ)からの正式な手解きとして「本命の相手の前では生娘より貞淑に、それ以外の相手には淫魔よりも淫らに」という訓示を与えられ、腕前を磨いている。
しかし肝心の本命であるふうまとの関係が「いつもの三人」から進展しておらず、画面にいるし出番もあるのに空気というかなり微妙な立ち位置と化している。
未来の蛇子も房中術ととある事情で身につけた魔術の腕前こそ上がっているが、ゆきかぜ達と違う組織に身を置いている故かなかなか現代のふうまに会えておらず、Hシーンすら房中術関連の設定のせいかふうまではない男性に抱かれるものが増えてきている。
蛇子の明日はどっちだ
物語開始時点では面識はなかったが、同じ人物の後見を受け、同じ人物に抱えられて一族虐殺の現場から生き延び、物語開始時点で身体障害と一族虐殺のトラウマに苦しむと多々共通点がある。
アスカの方は比較的早い時点で後述の紅がふうまを熱愛していると知ってライバル意識を燃やす等、ハッキリとふうまを意識している。
・心願寺紅
幼馴染で彼女の外祖父が父の親友、父親は自分の半分身と言える存在で父同士も手を組もうとしていた。
母を失い、父とも引き離され、吸血鬼の子として迫害を受けていた彼女に対して幼少期から一貫して味方をしてきたために「私の王子様」とまで惚れられている。
同時に、後述の理由により希少な同類の雌雄として本能的に強烈な恋情と肉欲を抱き合う対象でもある。
相思相愛の告白をした回想が正史の裏話として作られており、本編やイベントにも反映されているが、心願寺一党が五車から追放されているので、思うように会えないと言う難点がある。
恩人の子供と孫のカップルと言う事で、護衛兼武術師匠の推し。
また、彼女の伯母も小太郎が大のお気に入りで姪の婿として実の伯母の様に接しており、水着モードでは姪っ子以外を正妻にするのは許さないと圧を掛けて来る。
第一部最終章では紅の父であるエドウィン・ブラックまで「小太郎と組んでテウタテスと戦うように」、と自身の復讐心を棚上げしてまで娘の背中を押すような態度を取っている。
更に、第一部終了直後に小太郎の担任になった龍前トモコは心願寺一党から派遣された五車の対魔忍との連絡役なのだが、一応は本人達の最低限の意志意向を尊重する態度を見せていたカーラやエドウィンよりも手段を択ばずに小太郎と紅をくっつけようとしている。
当初はふうまを軽蔑していたが、指揮能力に一目を置くようになり、直ぐに夫婦漫才と周囲から評され、「私は貴方の銃」と断言する程の仲になる。
プライベートで対峙するとお互いの子供っぽい面が剥き出しになるのが難点か。
小太郎曰く「胸と性格以外は最高」。
ただし、逆に言えば素の自分を曝け出せているとも言え、原作で彼氏とうまくいかなかった根本的原因である「相手に理想の彼氏像を求め過ぎる」「逆に相手の理想の彼女像を演じすぎて息苦しい」が発生していない。
五車で小太郎と親密にしている姿をよく見られているせいか、ふうま一門の若手下忍達の推し。ふうまが殺された時間軸では亡君の恋人であるゆきかぜを逃がす為に特攻覚悟で強敵に挑んでいる。
ふうまが暗殺された別世界の自分もこの世界のふうまと自分をくっつけようと目論んでいる。
当初は「対魔忍の父が鬼族の母を殺した」と誤解していたためふうまを男性と言うだけで差別していたが、自分の独走で迷惑をかけた事を反省して和解。
その後は、唯一愛する男性となり、ふうまが殺された時間軸では自暴自棄になった末に敵を道連れに特攻して氷の中に自ら封印する程の熱愛振りを見せている。
娘の本心を見抜いている彼女の母の推し。
五車の外で紅と行動を共に出来る時は彼女を恋人扱いするが、五車で普通に生活している時は「彼女居ない」との自認である。
蛇子は距離が近過ぎて却って意識されておらず、ゆきかぜとアスカ、きららは揃いも揃って意地っ張りで気が強い性格で、素直に愛情を示せないので恋人と認識されていない。
また、メインヒロイン格ではないが、
今世でも腹違いの姉弟であるが、弟に男女の感情を抱いている。
普段は自制しているが、寂しさと性欲が頂点に達した状態で弟に優しくされると近親相姦に誘ってしまう。
特に、アイギス世界に召喚された際には、突然の姉の失踪に顔色を変えて心配していた弟の前で態と平然とした態度で挑発して怒らせ、近親相姦の罠に嵌めている。
・天宮紫水
前世でふうまの為に命を捧げた結果、この世界では存在すら無くなり、「生き別れになっていた幼馴染」の位置は前世のふうまと部分的に能力と魂が入れ替わったエドウィン・ブラックの長女である心願寺紅が受け継ぐ形になった。
RPG世界では<前世の亡霊>と言う形で小太郎の背後霊のような形で憑りついている。
エドウィン・ブラックによると、小太郎が死ぬと紫水も存在出来なくなると分析されている。
実体を得てふうまと、友人となった死々村孤路(忍術で彼女に身体を貸し彼女を実体化させることができる)と3Pをするのが夢だったが、ついに実装された花嫁バージョンで念願叶うことに
第一部最終章では本作メインヒロイン達に劣らない大活躍をし、実体化した途端に紅とゆきかぜが死に物狂いで治療しても治せなかった小太郎の傷をシュヴァリエと共に治療。(<焼き餅>と<感謝>の板挟みになった紅とゆきかぜは直後の戦闘で敵部隊に凄まじい八つ当たりを行った。)
最後にはラスボスを小太郎とのペアアタックで止めを刺すと言う大金星を挙げた。
というわけでその孤路先輩、一応ふうまに好意を寄せている描写自体はあるものの、他のそういうキャラにはない特権としてどういうわけかSR実装の全CGが連作かつふうまと恋人になった後の話になっており、花嫁衣装バージョンではAパートで既に妊娠後期からの出産、Bパートで即第二子妊娠まで持ち込む熱愛ぶりを発揮している
異世界から帰還後はすっかり一夫多妻制文化に染まってしまい、小太郎に手を出すようになってしまった。
因みに、女神ジュノーがふうま家のゴミ箱から回収した小太郎の精液でアサギを疑似妊娠させたときはお互い満更でも無かった。
CGはやたらとふうまとのモノが多く、花嫁衣装でも擬似妊娠バージョンでもふうまとアヘ顔になる程まぐわっている
と二人の旧作ヒロインとその繋ぎの位置にいる少女のみならず、元祖主人公も存在感を放っている。
また、対魔忍以外にも彼に恋慕している女性がチラホラ存在し
・ドロレス
ノマドの事実上の指揮官であるイングリッドが引き取って育てている魔族の少女
ただでさえ引っ込み思案だったのに落ちこぼれ気味であった所を家族、特に姉に散々虚仮にされまくった結果思い詰めて自殺を図り、その際ペインという受けたダメージを相手に返す呪殺系の能力に目覚めてしまい「敵」であった姉を取り殺してしまう。そのことで放逐され、イングリッドに拾われたのだが生来の気質とこの時の「頑張っても最悪の結果になった」経験からやりたいことしかしない怠惰な性格になってしまった。
イングリッド以外とはマトモに会話せず、一切部屋から出ないという状態であったが、任務でふうまと関わりを持ち、徹ゲー仲間となって以降は引きこもりで培ったハッキング能力及びノマド関係の人材との伝手としてよく関わる様になり、それが高じてふうまを異性として意識する様になった。
それ以降は一念発起して、よそ行きの服を新調してヨミハラの外に遠出してみたり、東京キングダムのチャリオットレースに赴いて(イングリッド同行かつふうまが居ると聞いていたとはいえ)レースクイーンをやってみたりと精力的に活動する様になっている。
メインヒロインと言えるほどの関わりは持てていないが、イングリッドがふうまの指揮官能力に目を付けており、機会があれば取り込もうと考えている事や、かなりレベルの高い引きこもりだった彼女が積極的に外出する様になった要因である事から、ふうまになら彼女を任せられる、と彼女の推しでもある。(なお、エドウィン・ブラックの失踪に伴い紅がノマドの臨時代表(姫様と呼ばれる)になっているため、イングリット的には「ぶっちゃけそっちでもいい、というかその方が理想」になっている)
また、CGでは彼女の自室で事が始まる事があるので、「対魔忍が魔族の組織たるノマドの本拠に不要不急の用事(大抵ゲーム)で立ち寄る事が許されている」という(恐らくイングリッドの)とんでもない特権行使が行われている模様
・リリム
落ちこぼれのツルペタロリ淫魔、ふうまをミナサキ共々「おやびん」と慕っている……というのは上っ面の話、懐いているのは確かなのだが、ミナサキとやっている「洒落で済むギリギリを攻めた悪事や悪戯(ちょくちょくライン越えする)」がバレて詰められた時「おやびんがやれって言ったんです!」とするための既成事実作り半分、それでも邪険にせずなんだかんだ言って助けてくれる事に対する本当の意味の懐き半分である。
と、いうのもまた上っ面の話、彼女の本当の姿は淫魔王の実の娘にして、彼が真に愛した女性から生まれた淫魔王の正統後継者である
彼女本人にその気がないことや、後継者をめぐって血みどろの権力闘争が起きた事から、母を守るため、記憶と能力を封じてちんちくりんの落ちこぼれ淫魔をやっているだけで、本当は抜群のダイナマイトボディと凄まじい魅了能力を持った最高峰の淫魔
普段のちんちくりんリリムは上記の通り打算半分だが、こちらのリリムは、変わらず接してくれるふうまを男性として慕っており、非常に積極的
魅了なしでおやびんを堕とすのが目標、なんなら堕とせなくてもつまみ食いする気満々である
尚、本来の人格の方は封印時人格を自分と小太郎の出来の悪い娘と思っている節が有り、封印時人格が愚行の末に小太郎のお仕置きを受けて泣き叫んでも、その気になればいつでも脱出させられるにもかかわらず小太郎が禊が済んだと解放するまで絶対に助けようとしないと言う意外と厳格な一面を見せる。
小太郎が飛ばされた併行世界で<主君>と<従者>として出会った姫君で、後に対魔忍RPG世界に来訪して元の世界に帰れなくなってしまう。
普段は小太郎を『従者』扱いしているが、内心では小太郎を熱愛しており、バレンタインイベントにて媚薬で発情状態になったタイミングに小太郎がリリムに連れられて駆け付けた事で激昂してリリムの旧友のアルヴ相手に未来兵器を使って大暴れを始めてしまう。
あわや小太郎を巻き込む形で相討ちになりかけるが、覚醒リリムに媚薬を抜かれた上で助けられた。
因みに、演者が同じゆきかぜと声と喋り方が似ているのは物語中で公式設定として語られている。
アクション対魔忍では
現段階では名前とキャスティングがクレジットされているのみで詳細は不明だが、シルエットの中に“お前”というフレーズが盛り込まれていたことから、恐らく『対魔忍RPG』と同様、同作の主人公を務めるものと思われる。
なお、シルエットをよく観察すると右目を閉じていることがわかり、このことから『RPG』のふうま小太郎とは同一人物である可能性が高い。
今作では国際的テロや魔界の勢力へと対抗するために対魔忍で構成された特殊中隊を率いているという設定。
凍京NECROSUICIDEMISSION
通信機越しに登場、対魔粒子に関する説明をざっくりだが的確に一巴に指摘し逆転の機会を作った。
ミストトレインガールズ
対魔忍RPGコラボイベントにおいて、まさかの登場。ある敵との戦闘中に異世界転移し、他のメンバーとバラバラになってしまった。
その後、蛇子をはじめとしたメンバーとも合流、ミストレの主人公たちと共にミストトレインを狙う雫と戦う事になる。
千年戦争アイギス
アイギス世界から帰還した面子との後日談と言う形で登場。
一夫多妻制文化に染まり切って帰ってきたアサギに誘惑されたり、ただでさえ中々会えないのに自分の知らない間に異世界に召喚されていた紅を離すまいと背後から抱き締めたり、自分が失踪を本気で心配していたのに平然とした態度の姉に怒って催眠術をかけたら逆に近親相姦の罠にハメられたりと、R版で大きな存在感を出している。
その他
異性(一部同性)にモテモテな小太郎だが誰か一人選ぶとか実は考えなくていい立場である。
没落したとはいえ「ふうま」は対魔忍の名門であり小太郎自身も異母姉がいる立場なので誰が正妻かを決めれば複数の女性を娶ることが許される立場である。
異世界から帰ったアサギはその世界で世話になった国の君主の一夫多妻振りを見て、ふうまにも一夫多妻ハーレムを薦めている程である。
関連イラスト
関連タグ
風魔小太郎 - 名前の元ネタ。
共通点のあるキャラクター
奈良シカマル(NARUTO)…彼と同様、頭は切れるが面倒くさがりな忍者。同期に里抜けした者がいることや、彼を連れ戻す任務に失敗したことを機に、人間的に成長し変わり始めるという面も似ている。
うずまきボルト(BORUTO:NarutoNextGenerations)…里長を務める偉大な忍者の父を持ち、片目に特殊な力を秘めている点、更に強大な敵との戦いによりその敵とある繋がりを持ってしまった点など共通する面が多くある。当初は父親に反発していた点も似ているが、彼は後に和解している。
アスタ(ブラッククローバー)…忍法が使えない彼と同じく、魔法が誰でも使える世界で全く魔法が使えない主人公。しかも彼の場合、魔力自体を持たない特異体質なため今後目覚める見込みも無い。しかし、性格は真逆で真面目な努力家かつ騒々しい熱血漢で、諦めること無く日々精進している。
その能力の謎
※この先メインシナリオのネタバレがあります!
高位魔族であるスネークレディに命を狙われるが、その理由が「失われた右目に宿る忌まわしい力」のためであった。詳しい話を聞く前にスネークレディに逃げられたため詳細は不明のままに終わる。
そして後日。ゾンビ化を巻き起こすCDウィルスによるテロを止めるべく向かった先で、策に嵌り一騎討ちとなった骸佐に心臓を刺し貫かれてしまう。小太郎の息の根を止めたと判断した骸佐たちは撤退するのだが…
小太郎は刺し貫かれた心臓を再生して自力で蘇生する。
その後に遭遇した騒動でも負った怪我が即座に回復する再生能力を見せている上、身体能力も上昇している節がある。(尤も当人は体の調子がいいと思っている程度のようだが)
八津紫の不死覚醒のような類似した忍法も存在するため、蛇子は忍法に覚醒したと素直に喜んでいた。(蛇子も変化したタコ足限定とはいえ再生能力持ちである)
しかし、その後の分析で忍法ではなく、エドウィン・ブラックやその娘である心願寺紅同様の魔力由来の能力であることが発覚した(厳密には忍法も広義の魔力の一種であるが、一般的な魔力とは「対魔粒子反応」で区別出来る)。
回想内では即死に至るカテジナの呪いやフェリシアの呪縛を無力化(ブラック譲りの能力のため、本来ならば無力化はほぼ不可能)、前述のアミダハラ潜入の際でも、忍法を封じるピアスを着けられた状態でも、この再生能力が発動した。
再生能力は高位魔族に忌まわしいとまで言わせるほど強力な能力とは思えず、現に右目は閉じられたままであるが、高位魔族の賢者シュヴァリエは相当にタチの悪いものと評しており、その再生能力を使い続ければいずれ「深淵」があなたを見つけると警告し、特に「死んで生き返る」のは最も危険とのことで、もしもの時のためふうまに御守りを渡している。
獅子神自斎の回想シーンでは「自斎の見たものの前に現れ殺す忌神」が姿を現しても主人公は何故か殺されないと謎の反応を見せ、地下神殿を守護するエオスは彼の力の片鱗を見た際、今までの余裕が消し飛び、恐怖する程でブリュンヒルドら鬼神乙女が崇拝する「天帝」もその力を認知している。
また、小太郎がよく通っている図書室におり、見ていると懐かしい気持ちになる謎の人物「図書子さん」こと天宮紫水は、実は前作『決戦アリーナ』においてお館様と一体化して消滅した紫水本人だと後に発覚する。(決戦アリーナ時の回想が「前世の記憶」として順次石で解放できるようになっていっているが、メタ的な話としても実際の設定としても「前世」であったのである。)
これにより、対魔忍RPGの世界は決戦アリーナの世界が再創生されて生まれた世界であることが判明し、更に彼女が小太郎を「お館くん」と呼び彼を守っているとのことから、小太郎は前作の主人公である「ふうまのお館様」の今世での姿であり、彼と何らかの関わりを持っていると思われる。
そしてチャプター32において、遂にその繋がりの一端が語られた。
チャプター開始時に小太郎は夢の中で前世の記憶を目にする。そこでは彼が紫水と共に魔神化したエドウィン・ブラックと戦っており、細かい部分は異なるが決戦アリーナの最終局面と同様の展開となっていた。
また、そこでの小太郎は決戦アリーナにおける「お館様」と同じく金色の右目と銀色の左目のオッドアイで邪眼“魔門”を持ち、能力の一つである“魔門流儀(マモンモード)”を駆使して戦っている描写があった。
その後、小太郎の前にブラックが過去にも一度出会ったことのある謎の少年・黒斗の姿で現れ、再会した小太郎に上述の前世での出来事により「自分と彼の力の一部が入れ変わった」という旨の話をしている(おそらくフェリの呪縛などを無力化できたのはこのため)。彼曰くもう取り戻すことは不可能なようで捕獲するべく小太郎を襲撃したが、シュヴァリエから貰った御守りから召喚された魔女・エウリュアレーや、紫水を始め小太郎の危機に駆けつけた仲間たちにより事なきを得る。
過去回想においては、以前にも一度黒斗に襲撃された(この時は「処分」が目的)ことがあり、そこで紫水と初めて出会っており、彼女とたまたま居合わせたふうま亜希に助けられ、更に窮地に陥ったことで閉じられていた右目が開き一時的に力が開放された。開かれた右目は赤黒く光り、黒斗が周囲に作り出している闇に似たものが発生させ禍々しさを醸し出していた。
お陰で黒斗を退けることができたが、亜希は小太郎の秘められた力を目の当たりにし、紫水を除けば彼女のみが小太郎の右目の秘密を知っていたが、あまりにも危険なものと判断して彼やふうま家の面々にもこのことを隠していた。
この一件以降、自分の秘められた力とその危険性を認識した小太郎は、少しでも目の力を制御できるようにライブラリーたち御庭番の面々と共に修行を始め、その甲斐もあって少しだが自力で右目を開いて力を使うことができるようになった。
同時に吸血鬼、特に<真祖>と呼ばれる高度な知性を有する生まれながらの吸血鬼族を強烈な同類意識で感知出来るようになっており、気配を消していて鹿之助や蛇子の探知をも誤魔化していたカーラ・クロムウェルの気配に気付いている。
高位の吸血鬼族の方からも小太郎を仲間として感じる事が出来るらしく、魔界の自分のテリトリーに迷い込んだ小太郎の気配を感知してカーラが自ら出馬して小太郎に加勢している。
また、イベント『怪獣と巨大化対魔忍』では忍法<波遁>に覚醒した。
正確には彼個人に起因する忍法と言う訳ではなく、背後霊として憑いている天宮紫水と精神をシンクロしてその能力をコピーして習得した忍法であり、性質や性能は前世の紫水とほぼ同等のものと考えられるが、小太郎は通常の魔力も使えるので紅同様に魔力と忍法を組み合わせた戦法を習得出来る可能性が出て来た。
第一部最終章ではエドウィン・ブラックと死霊卿テウタテスそして骸佐との決着が描かれた。
直前の甲川零との決戦でアスカと朧が病院送りになると同時に、朧を救出したクローンアサギが零のアジトで拷問を受けて瀕死になっていた楽尚之助を発見。
アスカと朧の不在を好機とした骸佐は東京キングダムで大虐殺を開始して、其の怨念で自身の強化を図る。
全ては、テウタテスが
・新たな魔界の門を開き、魔界と人間界を制覇する拠点とする
・小太郎と現世のエドウィンが殆どを持っている前世のエドウィン・ブラックの力を自身に結集する
事を目的に、骸佐を魔界の門のロック解除の生贄にすると同時に小太郎を誘き出す囮にする為に仕組んだ策だった。
小太郎は最愛の長女・紅の助っ人&愛妻・楓及び妻諸共に葬られた次女・文香の仇討の為に現れたエドウィンと共闘して、二車一門を壊滅させたテウタテスを追い詰めるが、文香本来の人格を人質に取られ、エドウィンは胎児時代から無間地獄の苦しみを味わっている文香を救う為、罠と知りつつ文香を解放した代償にテウタテスに吸収され、小太郎も魔性の力の大部分をテウタテスに持っていかれて弱体化してしまう。
しかし、此処で調子に乗ったテウタテスが、前世での対決の知識を持っている小太郎と紫水、視界にとらえている限り自身の次の行動を全読みできる紅と鹿之助と言う天敵の前で自身の『世界改変』の能力を自慢すると言う致命的なミスを犯す。
『世界改変』の力は「直前に殺された攻撃を無効化出来る様に世界を改変する」と言う能力だが、前世での知識がある小太郎は「死なない程度に痛めつけ続ければ攻撃は無効化されない」事に気付き、テウタテスは魔力を全開放した紅ときらら、そして雷撃を無効化して戦力外と侮っていたもののエドウィンが対テウタテス用に用意した剣を使って斬りかかったゆきかぜの<死なない程度に加減した攻撃>でフルボッコにされてしまう。
きららの氷の魔力で止めを刺され、耐性が着いたと安堵したのもつかの間、その安堵した瞬間を狙って潜んでいた伏兵・ベオウルフにこの世界での宿主となっていた魔界騎士の魂を成仏させられてしまい、テウタテスは大幅に弱体化した上に不死性を失ってしまう。
最期は、骸佐の魂が変化した刀に小太郎と紫水のダブル波遁を乗せた攻撃でテウタテスは滅ぼされてしまった。
小太郎がこの攻撃を止めに選んだ理由は「テウタテスに吸収されたエドウィンを助けられる可能性が一番高い」から。
結局、エドウィンは命は助かったものの、封印状態で行方不明となった。
尚、第一部最終章で「小太郎を治療する為に紅が自分の血を小太郎の傷口に塗り込む」と言う場面がある。
紅の血は普通の人間にとっては吸血鬼化の原因になりかねない極めて危険な代物だが、吸血鬼真祖族やその形質が強く出ている子女には回復の特効薬になる。
結局、傷口を蝕む怨念も小太郎への回復力増強と同じぐらい強化してしまい、治療の決定打にはならなかったが、小太郎の体質は紅の血で生命力が活性化するものだったので、「小太郎は自分と同じ吸血鬼真祖族と人間の混血」と言う紅の考察も正しかった証明にもなった。
ふうま弾正と吸血鬼真祖族、若しくはその形質を強く出した女性との間に受精した受精卵に、前世のふうまの御館様の魂と前世のエドウィン・ブラック由来の力が宿った存在、と言うのが現世の小太郎の正体である可能性が高い。
しかし、小太郎の母親の正体が第一部終了時点では全く分からない点と、そもそも吸血鬼真祖族と人間のハーフは女になる受精卵しか無事に出産まで育たない様な描写が有るので、彼の生い立ちにはまだ謎が残っている。
ユニットとして
「独立遊撃隊隊長、ふうま小太郎だ。これからは俺もみんなと一緒に戦うぞ」
2023/05/01にて、決戦ユニットとして実装。主人公なだけあって特別扱いされており、
- 常にロック(保護)状態となり、ユニットの売却や強化素材としての使用が出来ない
- 覚醒の度にスキル・リーダースキルがパワーアップ
- ラック・スキルレベルは専用アイテムで上げれる
といった面を持つ。
リーダースキルは「レイドボスと遭遇しやすくなる(覚醒するとこれに+部隊全体のATKを小アップ+SPをターン終了時に小回復する)」というものであり、これまで重撃の装備以外、レイドボス遭遇率を上げることが出来なかったため、貴重。
奥義は最大まで覚醒させると、必ず会心ダメージ+「闇の刃」という専用の状態異常を相手に与えることが可能になる、
効果は「ダメージ計算を行う際、DEF・属性優劣・ダメージカット・ダメージブースト・被ダメ軽減の計算を行わない」といったもの。