プロフィール
性別 | 女 |
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身長 | 172cm(対魔忍アサギZERO) |
スリーサイズ | B81(D)W56H84(対魔忍アサギZERO) |
出身 | 甲河家 |
所属 | DSO(防衛科学研究室)※米連国防総省系 |
属性 | 精神🟢 |
イラスト | カガミ |
CV | 児玉さとみ/氷青(アクション対魔忍<朧役>) |
概要
対魔忍アサギ3から登場した人物で朧の本来の姿で通称「仮面の対魔忍」と名乗っている(詳細は後述)。ファンからは「朧仮面」とも呼ばれてる。
ナイフの二刀流による対魔殺法「鬼斬離」と異能系忍法「空蝉の術」の使い手で、ノマドの幹部である魔界騎士イングリッドと互角に戦う様子も見せるなど、その実力も折り紙つき。
忍びの名門・甲河家の傍系で主人公甲河アスカの親戚にあたる。同社の作品鋼鉄の魔女アンネローゼに登場しているリー・メイフォンは実の妹であり、彼女も姉とともに元対魔忍であるが、決戦アリーナにて姉妹仲は最悪であることが語られている。
一門の実力者でアスカの後見人であったが、当時の対魔忍をまとめていた井河一門の長老と対立し出奔。その後、一門の集落がエドウィン・ブラック率いる一党に襲撃され一門も壊滅し、アスカを人質にブラックに誘き出された朧は、アスカと引き換えにブラックに戦いを挑み敗北する。
その後はフュルストの手によって人体実験のモルモットにされ、対魔忍・朧に改造されて復活する事になるが、朧はブラックに殺される直前に別のものに精神を転移することで脱出に成功。
その後は仮面の対魔忍としてアサギに引き取られたアスカを影から見守りながら、
一門の復讐のために単身渡米し米連国内でブラックを追い続ける。
その中でブラックと敵対するDSO(防衛科学研究室)と協力関係を築き、日本へ戻るとMis.としてDSO日本支部を取り仕切り、朧同様抜け忍となったアスカを救い上げ密かに庇護している。
アサギ3本編ではアスカに後を託してエロシーンもなくブラックに殺され退場してしまうが、世界観が一新された対魔忍アサギZEROでは前世の記憶を継承した甲河朧として再登場している。
仮面をつけていたり、朧がいる関係でアサギ3では本名を隠しているのだが、決戦アリーナでは初登場時のカードの時点でいきなり「【仮面の対魔忍】甲河朧」とバラしていたり、対魔忍RPGでのプロフィールにも「本名甲河朧」とまるで隠す気が0な状態とよくネタにされている。
空蝉の術
異能系忍法の一つ。別名「心転移」とも呼ばれている。
変わり身だけでなく、性別関係なく一定範囲内に別の人間さえいれば自分が死傷を負ったとしても他者の精神(魂)を奪い身体を乗っ取れるうえに約10年経てば容姿も完全に元の自分と同じになるので転生することも可能で、これによって窮地を脱する場合もある。
一見チートに見えるが繰り返し使用すると「魂の寿命」が近づくことで復活も出来なくなり、時間稼ぎでブラックに挑んだのも限界を感じていたからである。それでもアサギZEROを見た感じチートに変わりないが。
もう一人の朧との関係
わかる通り、ノマドの幹部である朧(通称「汚朧」)は邪悪な魂を入れられた全くの別人である。
原作シリーズで単に朧と記された場合は後者の朧のことを指し、1作目で2回殺したアサギも、旧知の間柄であるアスカも、劇中では後者の朧のことを甲河朧本人だと思っていた(あまりにキャラが違うので戸惑ってもいたが)。
決戦アリーナ
カードはNを入れて10枚と非常に多い。
通称「仮面のマダム」と呼ばれた情報屋だったりと結構出番が多く、主に米連関係のシナリオではふうま小太郎と協力関係となることが多いが、互いに利用しようとしている面もあるため、敵対することもあった。
原作でエロシーンが無かった反動か衣装のバリエーションが多く、妙なシチュエーションもあったので硬派な印象の彼女のイメージが壊れるような格好を度々させられていた。まぁ対魔忍だから仕方ない。
ちなみに正月イベント「2017福袋争奪戦!女たちの戦い」でもデパートの初売りの目玉商品である
限定1着の高級振り袖入り福袋の争奪戦にて最後の最後で福袋をかっさらったり、「アサギクローン登場!!~1周年記念レイド~」からは実質的なハーレム要員になったようで、当人もまんざらでもないらしく、今後の情事の分配について女性陣を仕切り役っぽくまとめてたりもしていた。
対魔忍RPG
ユニットはSR2つとRの三種類。
シナリオでの扱いとふうまの関係は前作と殆ど変わり無いが、互いに信頼して積極的に協力し合う関係となっている。原作に比べて余裕があるからか、ふうまに好意を寄せるアスカをからかったりもしている。
過去編ではZEROの立ち絵を流用して若い頃の姿を見せていた。
2022年のバレンタインイベントでは父親を殺され、頼みの綱である心願寺一党とも切り離された時子、小太郎姉弟を援助していた恩人である事も語られた。
ちなみにZEROでの立ち位置を考えると彼女のように前作の記憶を持ち越している可能性が存在する
メインシナリオのチャプター69と70でアスカの母が健在だったころの家庭環境が明かされた。
朧は早くに両親を亡くし、零という弟と2人暮らしだったが、早くに忍法に開眼した朧が一門のエースと持て囃されると同時に、中々忍法に開眼しない零が親戚中から蔑まれると言う時子・小太郎姉弟と良く似た家庭環境だった。
弟が親戚中から虐めを受け、ノーマルな性癖にも拘らず男娼にされて情報収集や暗殺等の穢れ仕事を強いられている事に朧も憤っていたが、当時は本家のアスカの母が健在で朧が一門の当主代行を務めていた2068年時点と比べて発言力も弱かった。
弟に加えられる迫害に耐え兼ねて、朧は対魔忍からの引退と転職を勧めるも、一族から蔑まれ続けた末の離脱を零は拒否。
しかし、当時アスカを妊娠していたアスカの母の身代わりとして囮役を強いられた末に顔を抉られ男性器を失った事で遂に零の理性と忍耐が決壊してしまう。
其れでも最初は「朧を対魔忍社会から足を洗わせる」と自分の二の舞にならないよう姉を思いやる優しさを残していたが、彼の独断窃盗を甲河一門の作戦と勘違いした死霊卿テウタテスによって朧が戦死した(実際には魂を脱出させて数年間力を蓄える羽目に陥った)事で『アスカの子宮を抉り出す』事に執着する狂人に成り果てて、仇である死霊卿の手先に堕ちてしまった。
朧が小太郎に目を掛けているのは、弟の面影を見ていると同時に、自分より酷い迫害を受けている親戚を庇い抜き、自分以上の障害を持つ女友達を支える、等の弟が持ち得なかった心の強靭さに注目している、とも解釈出来る。