プロフィール
概要
対魔忍アサギシリーズの登場人物の一人で、初登場したのはシリーズ第2作『対魔忍アサギ2 ~淫謀の東京キングダム~』から。
対魔忍たちが所属している組織である内務省公共安全庁の“調査第三部(セクションスリー)”の部長であり、政府と対魔忍を繋ぐ事務方のトップで井河アサギの上司。
元軍人であり、シリーズ世界においてアサギたちの物語が始まる以前の歴史では、台湾を巡るアメリカと中国の軍事的緊張から数度に渡り引き起こった軍事衝突事件である“台湾危機”が発生し戦火は日本や東南アジアまで拡大、それにより沖縄に中国軍が侵攻してきたことから、防衛のために日本の自衛隊は正式に国防軍となって“自衛軍”と改められ交戦、事実上“米中戦争”が開戦となった。このとき山本は海軍(海上自衛軍)の少佐として作戦参謀を務めており、優れた指揮官として尖閣諸島の奪還作戦などで活躍していた切れ者である。
戦後は軍を除隊して官僚となり、防衛庁を経て公共安全庁(初期は公安調査庁)に移動し部長となる。
人魔結託した悪に対抗し正義を実行するため、軍人時代の経験からの知略と政治力を駆使し、常に対魔忍をサポートしており、どんな苦難があろうと必ず任務を成し遂げるアサギを信頼している。
シリーズを通して対魔忍をサポートする位置のためか、「対魔忍アサギZERO」では珍しく立ち絵が一新され、ZEROでは五車学園校長も務めていた。
元祖シリーズでは白髪をした恰幅の良い初老の男性であったが、ZEROでは前より若々しく黒髪のスマートな体格で、以前より鋭い目つきをした壮年の男性に変更されており、対魔忍RPG及びアクション対魔忍は『対魔忍アサギ3』の設定に準ずる作品のハズだが、デザインはZEROのものが使用されている。
名前の元ネタはおそらく山本勘助と真田信繁を組み合わせと思われる。