槇島あやめ。紅様の命によりあなたに協力するわ。
“風読み”の力、役立ててくださいね
プロフィール
ふうま一族に属する対魔忍であり、心願寺紅に長年付き従っている忠実なる従者。
主に銃火器全般を得意としている。
一見柔和なお姉さんと言った雰囲気だが、主である紅を守るためならどのような手段も厭わない苛烈な一面を持つ。 実務よりも情報収集などの支援活動を得意としており、 任務では主に紅のサポート役として活躍する。
ここまで書けば普通だが、任務や立場を越えて紅の強さと美しさに惚れ込む真性のレズである。
平時は理知的な大人を装うが、 紅絡みのことに関しては変態的な行動をとる事も。
これには理由があり、彼女がまだ駆け出しの忍であった頃は生まれ持った才能から、紅どころか周囲の人間すらも見下す、エリート意識の強い人物であった。
それが原因で周囲の評判も悪く孤立していたこともあって任務の失敗の責任をなすり付けられ、下忍達から制裁という名の集団レイプをされてしまう。
身体も酷く痛めつけられ、重傷を負ってしまうが、そこへ駆けつけた紅により救出された。
この件により一種のトラウマとして男嫌いとなったが、自分を救ってくれた紅に光明を見出して紅を主と仰ぎ、以後は彼女に対して忠誠を誓っている。
以上のことからどちらかと言えばレズ要素よりも崇拝的面が強いと思われる。
外見
ロングウェーブの美人であるが、本編では「モブキャラ丸出しの脇役」と罵倒されたりしていた。
ちなみに罵倒に反して当初は紅よりもグッズ化に恵まれたりもしている。
風遁の術
風を操る遁術。
あやめは術を使い、周囲の風の流れを察知する事で驚異的な精度での狙撃を可能としている。
忍法・風読
自身を視覚を数万倍にも拡張する強力な『眼』の異能系忍術。
高度な空間把握・状況認識を持つ事で、 未来予知に近いレベルでの「先読み」が可能になる。 この技術を使うことで接近戦においても縦横無尽に銃撃を振るう事ができる。
本編
元ふうま一族の下忍で調査第三部の政府職員である苫利礼一郎と闇商人・天堂数馬の罠に嵌り、紅共々悲惨な人体改造を受ける事になる。
あやめの身柄は苫利に引き渡され、彼の歪んだ執着を以て数々の虐待と性暴力が加えられ、挙句の果てには大陸系犯罪組織「龍門」を通じ東京へと流入していた麻薬を大量投与され薬物中毒の廃人に変えられてしまう。
紅が奴隷としてオークションにかけられることとなった当日、天堂から招待された苫利はあやめと共に会場に現れる。フェリシアの導きによりあやめは呪印の束縛から逃れる事に成功したが、当然あやめと紅は敵に囲まれてしまう。
そこで彼女は自分が招いたミスの責任を取る為に死を覚悟して舌を噛み切り、紅に血へ捧げ、ボロボロとなった彼女を魔人へと覚醒させ活路を開いた。
紅がフェリシアを打ち破り、その一部始終を見届けた頃には、あやめは既に力尽きようとしていたが、紅に血を吸われ眷族となる事で無事生還を果たす。
その後、紅と同じ吸血鬼となったあやめはその事を一切気にせず、主と共にふうま一族から離脱して地下都市ヨミハラに潜伏、独自に「魔」との果てなき戦いへと身を投じていく事となった。
なお、調教を受けた際に全身の性感帯が数千倍の感度に改造されているが、吸血鬼となってからは魔力で性感を抑えているらしい。
決戦アリーナでは
時代的には「対魔忍紅」より数年後の設定で登場。
こちらでも相変わらず、眷属として紅に付き従っている。
ストーリーにはそこまで絡んで来ないが、泡落ちさせらた際の記憶を再現させられたり、ふうま小太郎に捕らえられて洗脳の実験台にされたりとやりたい放題となっていた。
ちなみに紅とのレズプレイも存在する。
対魔忍RPG
ユニットはSRと配布SRと晴れ着配布SRの3種類が存在する。
チャプター11章から登場。
ストーリー内では井河アサギの依頼から佐郷文庫を匿うために狙撃して彼の死を偽装している。
RPGでも忠実な従者で紅に心酔している事には変わりはないが、紅が自分を差別せずに遊んでくれたふうまに対して好感度MAX状態の為にレズ要素が殆ど残っていない(代わりに微妙そんな感じを漂わせる篝というキャラが登場している)
ユニット解説でも紅とふうまの二人の行く末をはらはらしながら見守っているとも解説されている。
紅が孤立せずにいる事に関しては嬉しく思ってはいるものの、主のドが過ぎた惚気話に対して日々、頭を悩ませるオカンと化している(ハロウィンイベントでは特にそれが浮き彫りとなっていた)。
自分が主役のイベントで行動を共にした仮面の対魔忍にもその件を若干愚痴っている。
紅と同じく設定が変更されて心願寺一門の忍となっており、ふうまや若干年上の紅に対しても一回り年上のお姉さんで、内紛によってふうま一族が没落する以前に幼き頃の彼とは面識を得ている。
父の仁右衛門は紅の母である楓の従者で、楓やその夫のエドウィン・ブラック、従兄の心願寺左京と言った面々に娘への甘やかし振りを話題にされている。
紅に忠誠を誓った大まかな流れは同じであるが、ふうまは当時の事を「俺や紅はまだ子供で、年上のあやめに色々と世話をかけた」と追想している事から、こちらでは紅とは幼い頃からの付き合いだったと思われる。いわゆる心願寺のふうま時子ポジションといった所か。
ちなみに本編と同じ流れで紅と共に改造と調教を受けながらも窮地を脱した様子だが、本編と違って吸血鬼化しておらず、紅は過去の思い出を糧に自力で魔人の力へ覚醒したと思われる。(その為、自制はしているが性感がそのままになっており、回想内でふうまに非常に感じやすい身体と推測されていた)
尤も、本作では紅の父であるブラックが子煩悩化している、フェリシアがノマドではなく死霊卿一派に属している、何よりフェリシア受精時点まではブラックと心願寺一党、そしてふうま一門が良好な関係を築けていた事が明かされており、『対魔忍紅』本編では黒幕だったノマドはこの事件には関与しておらず、逆にブラックが溺愛している紅を嬲り者にする事でノマドを暴発させようとした敵対組織(G機関や死霊卿一派、当時の対魔忍主流派だった井河長老衆)の主導だったと考えられる。
此れまで出て来た設定を纏めると、父親に甘やかされて育てられた上に、なまじ才能に恵まれた為に悪い意味でエリート意識に塗れた傲慢な性格になって一党の男達から恨みを買ってしまい、リンチにかけられたところを紅に庇われた事を機に心根を入れ替えた、と言う経緯になっている。
私刑の記憶も有り、こちらでも酷く男を嫌うようになっているが、今でもふうまの事は主の想い人で手のかかる弟分として見ているような節があり、嫌ってはいない様子。
SRの回想で彼の協力を得るために挑んだセックス勝負にて褒められた際には照れていたり、晴れ着SRの回想では薬で眠らせて身動きできない彼に自分から誘惑して迫ったりなど、満更でもない様子を見せているので紅とは違った意味で特別視しているようだ(ちなみにどちらも最終的にイチャラブ)。
そのためか、20年の新学期イベントでは生き別れになっていた同僚の篝が「アサギ達が心願寺一党の弁護に回っていた」という事実を伝えられた事に逆上して、かつて共に可愛がっていたふうまに襲い掛かった際には激怒して彼女をボロボロになるまで痛めつけており、なんだかんだ言っても自分の目の前でふうまに暴力を振るう相手は許せない模様。