「若様、ふうま災禍参りました。これまで通りお仕えさせていただきます」
プロフィール
概要
代々ふうまに仕えている家系の出で、ふうまの血も若干入っている。
両作品の主人公の父親となっているふうま弾正に秘書として仕えており、彼に忠誠を誓っていた。
正確な年齢は不明だが、見た目と弾正の秘書として仕えていたという経歴からアサギと同年代か年上と推測される。
対魔忍としても活動していたが、魔族との戦闘中に両足の機能を失う。そこで危機に陥ったところを弾正に救出され、弾正とともに逃げ延びた先の米連のサイボーグ技術で戦闘用の義足を得ている。
邪眼が強力な代わりに使いどころが難しいこともあって、現在は義足を用いた蹴り中心の戦闘スタイルで戦う。
弾正が対魔忍に対し反乱を起こした際の対応が決戦アリーナと対魔忍RPGで違っており、それが設定と立ち位置の違いとなって表れている。
決戦アリーナから今にかけてグッズ化にも恵まれており、人気キャラの1人でもある。
決戦アリーナでは
弾正の反乱に際し、そのまま彼についていくことを選んでいる。そのためその後も弾正の秘書である。
弾正の側近として、敵対する主人公の前に何度も立ちふさがる。
弾正が主人公に敗れ死亡した後も復讐のため主人公を狙うが、最終的には主人公の軍門に下る。
軍門に下った後はこれまでの弾正への忠誠心と偏執的な主人公への復讐心を一切消し去り、主人公に近づきその秘書に収まっている。
ただ自分が信用されていないことは知っており、服従の証である「呪印」を自ら望んで刻まれている。
「呪印」は災禍の右臀部に刻まれた花の形をしており、相手に服従心と苦痛を植え付けられることで成長するというもの。最初は蕾の状態だったが、シーン内のラストで完成・開花している。
最初はIF設定と思われていたが、次のシナリオでは本当に心を入れ替え仕えている設定になっており、どうやら災禍は自分と小太郎との子にどこかで見つけ出した弾正の遺伝子を組み込み、真のふうまの後継者を生み出そうと画策したのが始まりだが、別のシナリオにて小太郎へ対する想いは本物である素振りを見せていた。
対魔忍RPGでは
弾正の反乱に対し一族のためにならないと弾正から離反。そのせいかこちらでは弾正はアサギらによる反乱鎮圧の際に死亡している。
弾正の反乱後は秘書を辞して主人公のふうま小太郎のことは時子に任せ、弾正の残した書物の管理を行っていた。
弾正の残党して活動したふうま天音や佐郷文庫はのちに小太郎の元へ帰順しており、自身もあるイベントストーリーにて改めて小太郎の配下として忠誠を誓っている。
一応小太郎達とは別の家で暮らしてはいるものの、幼少時から小太郎の世話をしていたようで小太郎が時子と同じくらいに気を許す仲。
時子と比べ小太郎への対応が甘く、小太郎が晩御飯抜きの罰を与えられた際にお菓子の差し入れをしたりしていた模様。
ムチの時子に対してアメの災禍といった感じで、小太郎は時子からの避難先にちょくちょく災禍のいる蔵書庫を選択していたようである。
秘書としての立場がある時子、思い込んだら一途なタイプの天音と比べると、年長者である分二人よりも余裕があり、ふうま三忍の力関係は『時子=天音<災禍』という感じ。
小太郎のことを「お館様」と呼ぶと小太郎が嫌がるため「若様」と呼んでいるのだが、嫌がる理由が「災禍がお館様というと、父である弾正のことが頭によぎるから」なあたり、小太郎はエディプスコンプレックスに似た感情を抱いているのかもしれない。
小太郎に対する感情は本物で楽尚之助の勧誘も迷う事なく断っている。
ライターの一人であるそのだまさきはブログにて公開した七瀬舞との交流を描いた小説でも小太郎に対してどのような感情を持っているか描かれている。
レアリティRとして初期から実装されており、ぶっちぎりの高攻撃力と低HP・低防御力のピーキーな性能。単体攻撃に特化したスキル構成も相まって、きっちり装備を整えればボス戦で高レアキャラに負けない活躍ができるいわゆるレアリティ詐欺キャラ。
また2019年のバレンタインイベントでイベント報酬SRキャラとして実装。高攻撃力低HP低防御力はそのままに、実装当時において全キャラ2位のスピードを得た。
後に、私服版も実装。小遣いの少ない小太郎にせがまれて一緒に色々なところへ買い物デートという設定。
2020年には花嫁衣装も実装され、2021年にはバニー姿が実装と人気の高さが窺える。
ちなみに回想ではここでも小太郎が父親に対抗意識やコンプレックスも抱く場面がある。
秘書であった事、弾正の性格を考えればなくも無い事ではあるが、性格に関しては両者とも前作と大幅に違うので怪しい所ではある。
ふうま家関係をがっつりとやったバレンタインイベントではメインを張ったことも相まって、時子や蛇子に負けないくらいのヒロイン人気を誇っている。
アクション対魔忍では
対魔忍RPG外伝作品としてRPG設定で参戦。担当声優は和田結衣菜。
Google Playの紹介ページにおけるサンプル画像内で登場キャラの一人として紹介されており、立ち絵も一新されている。回想ではこちらでも小太郎に世話を焼く姿が描かれていた。
邪眼
名称不明だが、髪で隠れた左目はふうま一族特有の「邪眼」で、その効果は目を合わせた相手の視界と意識を乗っ取る(相手は自分の意志で行動していると錯覚してしまう)という非常に強力なもの。(要は時間・回数制限のない代わり単独限定の彼の邪眼である)
ただし邪眼の使用中は災禍も全神経を集中させなければならず、身動きが取れなくなる。