八津紫
やつむらさき
井河アサギに偏執的な好意を寄せる一面を持ち、アサギの妹である井河さくらから、アサギの使用済みタオルを得ようとするあたり、体よく表現すればレズビアン、悪く言えば女性版のキモオタである。ただ偏愛はアサギ限定で、他の女性には愛情はなく、男性を毛嫌いする事もない為、この手のキャラにしてはごく普通に堕ちる。どちらかと言えばバイセクシャルと言った方が正しいかもしれない。
健全な趣味としているネコ好きだが、ネコに怖がられるのが悩みらしい。
さくらから「むっちゃん」の愛称で呼ばれており、そこからファンの間でも愛称にされている(本人は難色を示しているが)。
初登場作品である対魔忍ムラサキが従来より過激なゲーム性と変化したため、彼女は物語開始時に処女でありながらも肉便器、娼婦となる機会を得る。
対魔忍スーツでは珍しく胸の谷間が強調され、他キャラとは明確な差別化を施されている点で優遇されている。
そして、(同人的な意味合いで)ネタには事欠かないキャラである。
本編中でも学生である事実を活かしてプールで事に及んだ場面があるし、アサギと絡ませて挙動不審に陥らせたり、さくらと喧嘩させるのも容易である。
更に身体の中にいる桐生佐馬斗の存在を使えば「トイレを見られる羞恥心」「オナニーしづらい」、いくらでも発想(妄想)が湧き上がる。
アサギの右腕として活躍している対魔忍の八津九郎は彼女の兄であり、同様の能力を持っている。兄のことはアサギとは別の意味で慕っているようで、彼のことは「兄様」と呼んでいる。
彼女の家系である八津家の血統にしか発現しない特殊な忍法で、心臓と脳を同時に破壊されない限り、身体がどんな深い傷を負っても再生することができる不死性を帯びている。
更にその肉体は超人的な怪力と身体能力を秘めており、それにより彼女は華奢な肢体からは想像できないパワーとスピードを持ち、得物である巨大な大斧を軽々と振るい、それでいて技術も高いため精密に操ることもできる。
忘れてはならないのは対魔忍シリーズ屈指の有能と名高い桐生佐馬斗との関係で、最初は敵対者同士であった。
初対面は紫が桐生の首を切り飛ばしたのが始まりで、それ以降は桐生に妙な愛情を持たれてしまい、捕虜という形にはなるが最終的に桐生はアサギ達の頼れる仲間となっている。
桐生が対魔忍勢力に居る事はシリーズ正規ルートに影響する場合が多く、結果的に紫の功績はわりと大きい。
紫は桐生に対して性格の最低さや過去の件からキツくあたる事が多いが、医者としての腕前自体はちゃんと認めており、桐生から魔界医術を学んだりと、そこまで毛嫌いしていないと思われる面もある。
最近では、桐生が一方的なラブコールをしては紫がボコボコにして自己修復するというギャグめいた光景がテンプレとなっていたりと、シリーズを重ねる毎に(歪んでいる意味で複雑な感じの)バカップル化が進行している節もある。
ただし、別世界である『ZERO』では関係がリセットされている為、今の所深く絡んでいない。
ふたなり化
念願の肉棒を手に入れたため、アサギと肌を重ねる機会を得た。
決戦アリーナでは
さくらと同じく大人紫と若紫が別々に登場している。
大人の紫はストーリー内で暴走状態に陥った際、主人公に助けられている。
桐生が仕組んだ手作りチョコ事件では騒動に巻き込まれ、色んな勢力に追い回されたりと大変な目に遭っていた。
若い方の紫は若さくらと同じく本作のヒロインの様な扱いとなっている。
初登場はブレインフレーヤーによって別次元から拐われ監禁されていた主人公を助けた所で知り合いとなる。
頭部への攻撃で記憶喪失になっていた主人公と共闘する内に、裏切り者のふうま一族ではないかと薄々気付きはしたが惹かれる気持ちが勝り、最終的に元の世界に戻るまでの束の間ながら相思相愛の仲になった。
帰った後はアサギの許可を得て若さくらの目付役を名目上に再び次元を超え、クローンアサギとの初戦で窮地に陥っていた主人公の前に現れ再会を果たす。
主人公と肉体関係になった順番が後だからか、若いさくらは泥棒ネコで、自分は先だったから正妻だと主張してふうまの組織に加わり、さくらと共に「ふうま七衆」の一人に名を連ねる。
以降、若さくらとは主人公を取り合う仲となっている。
ちなみに広江礼威氏作画の妹「八津愛子」が登場した。男勝りな性格だが、根は結局メス豚である。
「お、覚えていろよ糞野郎......か、必ずぶっ殺してやっ......んほおぉぉ!!?気持ちイイですッ!おひぃッ!?や、やめっ......らめッ!?イキますッ!イクぅうう!」
一台詞で露呈するメス豚っぷり。しかも愛子のカード化はこの一枚のみで、後述の対魔忍RPGでは存在自体が無かったことになっている。
対魔忍RPGでは
主人公ふうま小太郎が通う五車学園の教師として登場し戦闘の指導を行い任務の引率も行なっている。
教師だからということかなんと眼鏡をしているが対魔忍スーツ時は外している模様でユニットとして眼鏡をかけているものはない。
指導が厳しいようでよくふうまやゆきかぜといった生徒たちに怒鳴っているが嫌われているなどは無い模様。相変わらずアサギへの愛は強く生徒の前でもアサギ様と呼んでいる他、桐生佐馬斗にいくら断っても執拗に求婚され続けており困惑している。
ストーリー内ではベテラン対魔忍として実力を見せるシーンはあるものの、あまり深く絡まなかったり、若い方も頻繁に登場しているさくらに比べてイマイチ影が薄く、結果的に犯人を取り逃す失態を晒す場面もあった。若紫の方も前作に比べて蚊帳の外状態となっている。
現在、実装されているユニットは、恒常SRとHR、米連版HR、若紫SR、ハロウィンSR、五車若紫の6体。
ハロウィン仕様の『【パープルデビル】八津紫』は際どい衣装に背中にちっちゃな吸血鬼風の羽といった格好で、ふうま曰く紫にこの格好をさせた人は「分かってる」。照れながらも生徒のためなのとアサギ直々の指令なので張り切っている。
五車祭限定の『【未来彷徨】ZERO紫』は、若さくらが元いた世界に存在する『若い八津紫』でさくらと同じ五車学園で生徒会長を務めている。ブレインフレーヤーによりさくらが消えたことを突き止め、ブレインフレーヤーを探しているよう。
性能としてはATK1155のトップクラスの攻撃力とそこそこあるDEFである。
特筆すべきは奥義でのモードチェンジ。
変身前では自身にHP・SPの継続回復を永続でかけつつ、ATK・DEF・SPD・会心率アップ。
ATK1455、DEF517、SPD101、会心率50という破格のステータスになり、継続回復も変身後も続く。
変身後は味方全体のATKを1ターン100%アップをしつうDEF75%無視で700%攻撃。さらにこういったキャラでありがちな変身解除はしない。スキル2でHP・SPの最大値アップ、HP・SPを20%ずつ回復させるのでヒーラーとしての使い方もある。
まさに五車ユニットとして強力な性能を持っているがスキルがモードチェンジを含めてかなり煩雑で、タイミングよく他のユニットのスキルとも組み合わせる必要があるため、スキルシートや部隊編成などの工夫は必須である。
回想でも相変わらず陵辱が多く、ふうまとの回想も実質陵辱となっている。
しかしその一方で、非公式wikiで実施された2019年のキャラクター人気投票では、645票を獲得して第3位の座についている。
アクション対魔忍では
2020年2月23日に、プレイアブルキャラクターとして参戦。
原作同様、大斧を用いた重い一撃を持ち味とするパワーファイター。
他のシリーズと同じくアサギ好きとその脳筋ぶりは健在である。総重量210kgのバーベルを使用するなど規格外な筋トレを行なったり、ハードな授業内容から生徒からも「脳筋ゴリラ先生」と陰口を叩かれているよう。
また、不死の能力も「特定のサポーターを配置することで被ダメージを軽減」「相手から受けるダメージを一度だけ無効化して反撃するスキル“不死ノ陣”」といった形である程度再現されている。
さすがにゲームシステムの都合上、力尽きないというわけにはいかないようであるが…。