概要・特徴
対魔忍ユキカゼは、情報開示から発売以降も話題に事欠かない作品である。
その話題の焦点は、主として下記の三点である。
1.非ナンバリングも含めて7作品目であり、3年ぶりの新作にもかかわらず絵師を変更
2.流行のNTRに特化した内容
3.Hシーンの構図・演出に対する不満(男性キャラが女性に覆い被さる形が多い)
上記の内容は、
『(本来の)絵師の都合が付かないのであれば、販売しなければいい』、
『製作段階で、この構図は駄目だと感じるスタッフは居ないのか』、
『そもそもNTRモノになってない』、
等の一部の旧来ファンや生粋のNTR好きからの不満をもたらした。
もっとも、従来の対魔忍シリーズとは違ったライトな絵柄や、エロ重視の旧作ユーザーやら新規層にとっては3.以外はさして気にもしていなかったようで、全体で見れば概ね好評であった。
本作ならではの評価点
1.モザイクを極力避ける手法の導入
3.初登場の対魔忍は、歴代最多の4人(水城ゆきかぜと、彼女の母である水城不知火、秋山凜子と弟)
特に、『爆乳ばかりでヤリ過ぎ(キモい、受け付けない)』に対する解答として、
ゆきかぜを登場させた意義は大きい。
売り上げも対魔忍の名に恥じない好セールスとなった。
こうしたこともあって、本シリーズは『対魔忍アサギ』シリーズと並ぶ対魔忍シリーズの代表作となり、本シリーズのメインヒロインであるゆきかぜは、以降のスピンオフ作品では、アサギやさくらと並んでシリーズを代表するヒロインとして扱われることが多くなっている。
続編
続編として『対魔忍ユキカゼ2』制作された。
発売は2015年5月29日(当初は2月27日発売予定だった)。
しかしキャラデザこそ同じ葵渚氏が原画を担当されたが、1と2とでキャラの作画が余りにも違ったことから、困惑するファンが多く、一部の人からは「1の時の作画が良かった!」と言われるほどであったという。他には洗脳チップ設定で前作以上にNTR要素が薄かったり、本作シリーズの宿敵となる筈の黒幕のキャラがエドウィン・ブラックに比べて大不評だった。
後述の決戦アリーナでは本来こちらで使う筈だったようなエロ回想があった為、未完成品と揶揄するファンも少なからず居た。
シリーズ一覧
原作
- 対魔忍ユキカゼ
- ANIMATION
- 対魔忍ユキカゼ2
- ANIMATION
小説
- 対魔忍ユキカゼ 対魔忍魔調教に堕つ
漫画
- 対魔忍ユキカゼ 対魔忍は淫獄に沈む
- 対魔忍ユキカゼ 淫辱PV撮影会
アニメ
- 対魔忍ユキカゼ
- #1 ユキカゼ編
- #2 凜子、陥落
- #3 達郎、絶望
- DVD-BOX
実写
- 対魔忍ユキカゼ
- 対魔忍ユキカゼ コスプレイメージビデオのつもりがAVになっちゃいました!!
決戦アリーナ
DMM.comのR-18版で2014年7月1日にオープンした『対魔忍アサギ~決戦アリーナ~』のオープンに先駆け、事前登録したユーザーに、SRカードとしてゆきかぜが入手できた。だが事前登録のみで簡単に入手できたということから、サービス開始当初からSRカードの中では極めて能力が低いと言わざるをえなかった。(同じSRカードでも、秋山凜子とは攻撃力等でどうしても差があった)。ちなみに、建前上は事前登録限定のカードであるが、実際はサービス開始数日以内にアクセスすれば誰でも貰えたという。だが今となっては入手の手段がなく、決戦アリーナの運営も未だに再配布の動きすら見せていないため、今後もこのカードが再び手に入れるかは不明である。
なお、この事前登録のカード以外にも、ゆきかぜのカードは対魔忍版の他に、魔族版や米連版と、複数カードがあるが、いずれも結構ハードな陵辱シーンや調教シーンのため、その辺に耐性が無い人は注意が必要である。
また、秋山凜子や高坂静流、ゆきかぜの母親である水城不知火といった『対魔忍ユキカゼ』が初出のキャラクター達も決戦アリーナにおいてカード化されており、特に凜子が2016年4月現在において、一番多くカード化されている。
なお、ノーマルカード扱いではあるが、ある限定イベントにおいて、魔法少女姿のゆきかぜや凛子がカード化されたことがある。
能力値こそ低いが、レア度はかなり高めである。(ちなみに、甲河アスカも魔法少女姿だったり、学生服姿の井河アサギがいたりと、ノーマルカードとはいえ、レア度の高いカードが出ることが稀にある)
対魔忍RPG
こちらでも期間限定から低レア、高レアと数多くユニット化している。
対魔忍側かつライト内容もあってか、ヒロインのゆきかぜや凜子はメインストーリーでは頼もしい仲間の一人となっている。扱いの悪かった静流もこちらでは諜報面での見せ場多い。
なお、達郎に関しては回想に少し触れられたりと設定があるだけで影も形もなく、ユキカゼシリーズのメインライターにもネタにされていた。
本編では未だ謎が多いからか、不知火の出番は控えめとなっている。
アクション対魔忍
ゆきかぜ、凜子、不知火の3名がプレイアブル化。
ゆきかぜに関しては初期プレイアブルキャラの一人としてゲーム画面にも映り、ストーリー内での出番も多い。
対魔忍GOGO!
ゆきかぜ、凜子の2名がプレイアブル化。
ギャグ寄りの世界線ということもあってか、ゆきかぜが強面になっていたり、凜子が口に薔薇を銜えたキザな雰囲気になっていたりとキャラクターデザインが若干変化している。