「いつもご贔屓ありがとうね。稲毛夏だよ。
何だい、その顔は。この姿を見るのは初めてだったかい?」
解説
五車学園の近く、五車町のほぼ中心部に位置する甘味処、「稲毛屋」の店主。通称「稲毛婆」。
存在自体は初期からいたが、名前と姿が判明したのはチャプター51から。
たびたびチョイ役として登場しているが、イベント「渚の魔女と小さな騎士」で磯咲伊紀に効果抜群の媚薬を渡したり、2022年のエイプリルフールイベントでは内調を軽くあしらったりと、只者ではないことが示唆されていた。
プロフィール
人物
普段は白髪をお団子にし、キセルを持つ老婆。
素早い動きで高度なセキュリティを突破できる運動能力を持ち、木の焼け跡から周囲に雷を扱うサイボーグアームの使い手がいることを察する高い洞察力を見せている。
他にも、お菓子作りが得意だったり、犬語を喋れたりと、かなりのハイスペックばあちゃん。
五車町が出来る前から対魔忍であり、佐郷文庫や葉取星舟とも同期らしい。
特に昔は凄腕の房術(性に関する忍術)使いだったとのこと(後述のエロ回想を見ると健在であった)。
ふうま弾正のことも「いい男だった」と評しているが、愛した男は今は亡き夫のみで、それ以外はオマケとのこと。
「おばあちゃん」と呼ばれても気にしないが、後述のメインイラストの姿になった際は「夏」と名前で呼ぶことを強調している。
活躍
前述通り、チャプター51にて本格的に登場。
三人のケンカ(といっても一方的に怒っていたのは鶴だが)を又聞きしており、「友達は大事にするべき」と鶴に忠告するが、彼女は「(主人のふうま小太郎への)恩返しこそが生きがい」と返答。
それに対して「くだらない、暇と力を持て余した人間はロクでもない考えをするもんさ」と一喝し、鶴の逆鱗に触れてしまい、戦闘になる。
だが、キセルだけで、軽く鶴の攻撃をいなし、彼女を吹き飛ばす。
そして、鶴が本気の攻撃をしたとたん、若返り、爆乳の美女になった。
無論、夏は無傷であり、手に持っていたカップのロールアイスも形が全然崩れていなかった。
続くイベント「稲毛屋の夏」においても登場。
冒頭で相州蛇子から房術の指導を懇願されていたが、あっさりと断った。
蛇子、竜宮ハイリ、望月卯奈の獣遁使い3人に、天然氷のかき氷を振る舞う。
だが、卯奈から「いつもと違う味がする」との指摘があり、天然氷の産地に異常が発生したことを察する。
稲毛屋を店仕舞いし、3人と共に天然氷の産地である山の湖へ赴く。
その近くに製薬会社を発見し、その建物の正体が米連の特務機関Gの研究施設であることを綴木みことから聞いたたため、潜入捜査に目的を切り替える。
その後、戦闘していたドナ・バロウズ、レーベ・サフリーに加勢。
二人の仲間であるロッカの捜索に加わった。
一行の前にロッカを保護していたフェンリルが登場し誘導したため、ロッカを救出。
彼女を魂遁の術で治療した。
そして、ロッカの両親の仇である牙の折れたインビジブルビーストが一行を襲う。
ロッカの復讐のため、サポート役に回った。
その後、特務機関Gの研究施設に一人で突入し、ガーディアンや量産されたインビジブルビーストを蹴散らす。
若返って本気を出し、インビジブルビースト達のエネルギーを奪い、干からびさせた。
同族の仇でもあるフェンリルの加勢もあり、あっという間に研究施設は崩壊した。
公式により、ユニット化されることが報告されて、「老婆姿のエロ回想もあるのか?」と、早くも話題になっていた。
なお、実装された回想は若返った姿で、蛇子の先輩を房術で誘惑し実技を見せ、後日、蛇子を処女のまま房術で淫乱に調教といったものだった。
さすがにそっちの需要はなかったようである…。
アクション対魔忍での活躍
2024年8月6日にサポートキャラとして参加、そして翌々月の10月1日にプレイアブルキャラとしての参戦。
CVは何と『RPGX』と同じく鶴巻ちとせが担当。大半のキャラが別の声優に変更されたり、名義が変えられたりしている中、『RPGX』とまったく同じ声優が引き続き演じているケースは現時点で夏のみである。
使用武器は大型のキセル。
この作品においても長らく本人は登場していなかったが、越膳沙夜の親愛度ストーリーに声のみで先行登場。沙夜が任務でいない代わりに彼女の弟妹の面倒をみているらしい。
その後はイベント「五車の一番長い真夏日」にて立ち絵有りでさらに最初から若返った容姿で初登場。
五車へ魔界フルーツの捜査協力で訪れた米連出身のリディア・バレッタが持ち込んだ果物をおなじみのとある二人のせいで先のフルーツが含まれた飲み物で感染が五車町の住人に拡大。
その頃、夏はいつものように店を開くが外がゾンビパニック状態となっていて困り果てていたところリディアに出合い、一緒に事態の解決へと動くことに。
最終的に例の二人は捕らえられるが、果物の効果を知らなかったため(盗まれたリディア自身も自戒しており)軽いお仕置きで済まされた。
稲毛屋
夏が経営している駄菓子屋。
五車町は娯楽が少ないため、学生の溜まり場にもなっているらしい。
名物は持ち帰りできるソフトアイスクリームと白玉あんみつ。
アイスは対魔忍だけでなく、リリムやミナサキ、ナーサラなどの魔族からも好評である。
アイスはアイテムにもなっており、ユニットの信頼度を上げることが出来る。
信頼度を上げると、エロ回想が見れるため、多くのプレイヤーがお世話になっていることだろう。
『アクション対魔忍』の世界にも存在しており、稲毛茶やかき氷も名物。
また、ソーダアイスのほかソフトクリームもアイテムとなっており、こちらでもプレイアブルキャラクターの好感度を上げることが出来る。
好感度を上げると各キャラのエロ回想………ではなく特務中隊へと参加する経緯が語られる回想ストーリーが読める。
『対魔忍アサギZERO』にも登場しており、「駄菓子屋的なお店」とのこと。
また、『対魔忍GOGO!』の世界にも存在しているようで、メインキャラの1人であるエスメラルダはこの店の常連のようである。
ただ、どちらの稲毛屋も、『RPG』/『アクション』世界と同じく夏が経営しているかどうかは不明。
元ネタは言うまでもなく某大手スーパーだと思われる。
能力
魂遁の術
森羅万象に宿る魂、すなわち意志に介入し、その夢に潜り込んで自由に行動できる。
夢を介して相手の生命エネルギーを吸収したり、逆に分け与えることも可能。
エネルギーを消費し、肉体的に若返ることも可能。作中はダイナマイトボディの成人女性とペタンコボディの子供の姿が登場している為、割と自由に姿を変えれる模様。
キセルから発生する不思議な煙を使い、攻撃する。
房術
性に関する忍術。
あらゆる生物のツボをつくことで、淫乱にすることが出来る。
エロ以外のツボもつけるらしく、某暗殺拳と似たようなことも出来る。
ちなみに、これは新堂エル氏が追加した設定らしい。