世間は何と申そうと、鶴は鶴
『仇は倍返し、恩は百倍返し』
それが亡き母の遺言にて
プロフィール
所属 | 対魔忍 |
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忍術 | 機遁の術 |
属性 | 科学🟣 |
イラスト | ZOL |
CV | 葵時緒 |
概要
五車学園の3年生。ユニットは恒常ガチャSR、配布浴衣SR、学園黙示録コラボの制服Rの3体。
本名は「佐郷鶴」であり、対魔忍ライブラリーこと佐郷文庫と木遁及び木霊使い、出雲きぬの一人娘。ふうま一門の反乱が終結しても佐郷が五車に帰順せずに米連へと亡命したため、ふうま方には属さないという決意と佐郷に対する反発で母方の出雲姓を名乗っていた。
血縁上はふうま小太郎の親戚にあたる。
穂稀なおや死々村孤路の親友であったが、二車骸佐が起こした反乱の際に切断された右足が見つかったため、死亡したとされていた。
佐郷にとっては妻を失って以来唯一の肉親であり、彼女の死の情報を聞いたことをきっかけに、佐郷は特務機関"G"を抜けることを決意することになる。
(以下ネタバレ)
しかし、実際は五車町で暗躍していた殺人鬼によって、反乱のどさくさに連れ去られ、斉藤宅の秘密の地下室で拉致監禁されていたことが殺人鬼の捜査の過程で発覚する。
斉藤の手によって四肢を切断され、全身に刺青やピアスを入れられながらも生存しており、紆余曲折あって彼の正体を暴いたふうま一行によって無事救出された。
救出後の容体は快方に向かっており、両四肢のサイボーグ化手術を受け、リハビリを続けていた。
斉藤に監禁されている時も一切命乞いをせずに彼から気に入られていたり、救出後に自ら四肢を失ったことを冗談にしたりと精神的に非常にタフな強者である。
なお、事件解決後にふうまはライブラリーにこの件を伝えたが、自分のことは鶴には話さないようにとふうまに伝えている。
長らくその姿は未公開であり、第三者の口から語られるエピソードで人となりが想像できる程度だったが、メインクエスト33章にてついに立ち絵付きで登場。
復帰後は自分を救ってくれたふうまに恩を返すため、ふうま家専属メイドとして仕えるためにふうま邸へ赴く。最初はふうまも遠慮をしていたが、彼女に根負けして雇うことになった。
ちなみに最初は御庭番を志望であったが、既に席が埋まってることを知ってメイドになる決意をしたとのこと。なお、メイド服以外の服装は却って恥ずかしくなるらしい。
その忠誠心と世話焼きっぷりは尋常ではなく、ふうま天音やふうま時子は問題視しているものの、斎藤の件やライブラリーの娘であることなどが理由で強く言い出せないでいる様子(流石にふうまに対して性的なご奉仕をしようとした際は時子が止めに入っている)。
若さくらに対しては使用人のように優しく接しているが、ふうまの好意がバレバレな水城ゆきかぜに対しては若干敵意剥き出し気味となる。また、時子に妨害された際は口では反省の言葉を述べているものの、わかりやすく舌打ちをしていた。
時子や天音からは、「若い頃の文庫にそっくり」と内面を見られている。
後に峰舟子の謀略によって米連の基地に捕えられたふうまの救出任務では、彼を暗殺しようとした特務機関“G”の工作員を抹殺したあと、押し寄せてくる多勢の兵士たちを相手に獅子奮迅の活躍を見せ、更にその後の五車を急襲した井河長老衆との戦いでは、因縁の相手である斉藤半次郎の弟・斉藤半三と死闘を演じ、苦戦しながらも見事に勝利を納める。
一度ピンチに陥った際にライブラリーに救われるが、この時に彼が父である佐郷文庫であることは以前から気づいていたことを告白し、自分も母も彼を恨んではいなかったことを話して無事に和解する。
担当絵師やその壮絶な経歴、ふうまに対して盲信的な一面があることから心願寺紅と共通する点が多い(あちらは表裏もない純粋な人物ではあるが)。
機遁の術
鶴の固有忍法。「無機物から機巧を自在に作ることができる」能力。
四肢がサイボーグ化した現在は、機遁の術によって両腕両脚をライフルやブレードに変形させて戦うことができるようになった。
また、ライフルの弾丸は暴徒鎮圧用のゴム弾から殺傷用の実弾まで自由に切り替えることができる。鶴曰く、ライフルの機巧の名は『最期巖』らしい。ヒューッ!