概要
概要
正式タイトルは『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THEDEAD(ハイスクール・オブ・ザ・デッド)』
『月刊ドラゴンエイジ』(富士見書房)で2006年9月号から2013年5月号まで連載された(完結ではなく絶筆である。詳細は後述)看板作品
アニメ化されたり、派生のギャグ漫画が連載されたり、フルカラー版が出版されていた。
佐藤大輔にとっては初の漫画用に原作を書き下ろした作品でもある(佐藤の小説の漫画化作品なら本作以前にも存在する)
あらすじ
あらすじ
宮本麗との複雑な関係に頭を悩ませながらも主人公・小室孝は平凡な学園生活を送っていた。
…しかし、そんな生活は学園内への“奴ら”の進入と共に崩壊した。
逃げ惑う生徒、教師…その中には平野コータ、高城沙耶の姿もあった。
平野、高城は“奴ら”に侵食されていく学園の中で技術工作室に逃げ込み、そこで釘打機を武器として手に入れ、“奴ら”に立ち向かうのだった。
一方、小室孝、宮本麗は学園内の混乱の直前に事態に気づき、宮本麗の彼氏である井豪永と共に屋上に逃れる…がその途中“奴ら”と化した教師に井豪永は噛まれ、屋上に着きしばらくした後、“奴ら”になってしまう。
その事もあってか屋上での篭城を諦めた二人は“奴ら”と戦う事を決心し、戦場と化した校舎に戻る。
そして、小室孝、宮本麗、平野コータ、高城沙耶は校舎内で運よく合流し、さらに保健医である鞠川静香、先輩であり、刀の扱いに長けた毒島冴子とも合流して、“奴ら”と戦い、生き残るためのチームを結成するのだった。
奴らとは…
奴らとは…
“奴ら”?ともかく“奴ら”さ。
“奴ら”は、人を喰う。
そして喰われた奴が死ぬと
“奴ら”になって蘇る!
理由は分からないが、頭を潰す以外
倒す方法は無い!!
----※コミックス一巻本編にて永のセリフより引用
アニメ
アニメ
2010年7月から9月まで、UHF局系列にて12話放送。
番外編も製作された。第2話で原作者の佐藤大輔、第8話で作画担当の佐藤ショウジが“奴ら”役で出演している。
スタッフ
監督 - 荒木哲郎
シリーズ構成 - 黒田洋介
キャラクターデザイン - 田中将賀
サブキャラクターデザイン - 落合瞳
プロップデザイン - 新妻大輔
美術監督 - 川本亜夕
色彩設計 - 橋本賢
撮影監督 - 山田和弘
編集 - 肥田文
音響監督 - たなかかずや
音楽 - 和田貴史
プロデューサー - 小倉充俊
アニメーション制作 - マッドハウス
製作 - H.O.T.D.製作委員会(ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント/ショウゲート/エー・ティー・エックス)
小ネタ
小ネタ
- タイトルはジョージ・A・ロメロの作品をオマージュしているものと思われる。
- テレビアニメ『あの夏で待ってる』第4話の作中で主人公が観る映画に今作のワンシーンが…。
- 本編のワンシーンで『ショーン・オブ・ザ・デッド』の主人公・ショーンとよく似たコンビニ店員の才門(名前の元ネタもショーンを演じたサイモン・ペグと思われる)が登場している。
休載
休載
人気の反面、佐藤大輔の飽き及び怠け癖が響き、当初から休載が多く単行本第5巻の発売後、2009年1月号より本格的に連載を再開する予定であったが大幅な遅筆から休載。以前から1作品を除く小説及び漫画でこのような癖の影響で無期限で作品が遅筆することが頻繁にあった。当時はこれも無期限で休載するのではと噂された。
また、同年4月、2010年3月号、同年4・5月号に2号連続で本編が掲載されたが、続く6月号より遅筆から再び休載。後に同年8月号で再開され、次回掲載の同年10月号以降は隔月連載となる予定だったが、同年12月号以降はまたも遅筆から休載となった。
2011年4月号、一時休載していた『トリアージX』の連載再開に伴って本作も同時掲載されたが、それ以降は例に漏れず遅筆から休載となる。
打ち切り
2013年5月を最後に原作担当者の作品が東日本大震災と重なって震災ショックに心臓病を患っていたために遅筆と休載が続いていたが容体が急変。2017年3月22日に虚血性心疾患で死去。同じ担当である皇国の守護者も同様に打ち切りが決定。小室孝を演じた声優の諏訪部順一氏もTwitterで「続編を演じたかった」と心痛のツイートを残している。
連載はどうなるのかについて作画担当の佐藤ショウジと初代担当編集の川中島は2018年のインタビューで以下のように発言。
佐藤ショウジ「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEADの続きは簡単にはできない」
川中島「海外では復活を望んでいるが第三者がそう簡単に続きは書けないので理解して欲しい」
ここから続編を提供するのは不可能と判断し、未完結として単行本も含めて連載終了と正式に表明した。
一部媒体では別の担当によって生前に資料原稿が残されているか、リメイク版として引き継いで連載を続ける作品も存在するが佐藤大輔氏はこの作品を拘っていて川中島は「ワン・アンド・オンリーな存在だった」と評して続きを書けるのは彼しかいないと回答。一応「『俺が佐藤大輔の遺志を継いで描くぞ』という意志を持ち、それをショウジさんが納得する人がいたら再開予定はあったかもしれない」ことをコメントしていたが結果は何も現われず聞かれずに終わり、佐藤ショウジは「他者の介入をあまり許さないような方。僕が勝手に描いたら枕元に立たれるでしょう」でのコメントから佐藤ショウジは自分含む第三者が描いても「佐藤大輔の遺志に反する」「物語設定が破綻する」と判断した発言が残されている。
しかし連載終了以降、パチンコスロットやクイーンズブレイドで唐突にコラボが行われているようでメディア展開は不定期ながら続いている。
コメント
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