カーラ・クロムウェル
かーらくろむうぇる
吸血鬼の女王(本編)
代々吸血鬼の頂点に君臨してきた一族に生まれた吸血鬼の女王。「ブラッド・ロード」の異名を持つ。最強の吸血鬼でありながら、人類との融和を提唱している。
作中では過激派の叔父であるグラムと対立関係にあるが実力差は圧倒的。その為グラム(プレイヤー)は頭脳を用いてカーラを追い詰めていくことになる。
対魔忍RPGでのカーラ
カーラは対魔忍シリーズなどともある程度世界観を共有しているが、対魔忍RPGにおいて、エドウィン・ブラックとの関係は姉弟であり、弟である彼の本名も「エドウィン・クロムウェル」であることが発覚した。
因みにエドウィンに嫡出として認知されている心願寺紅は姪に当たる。
魔界の都の少し北寄りの地域を統治する大勢力で、魔界九大貴族の一角<紅血卿>の異名を持つ吸血鬼真祖の家長にして、吸血鬼の女王。
吸血鬼と言う人間を餌にする種族ながら、魔族のトップ陣の中では弟共々対人間穏健派に属しており、弟と文通をしている、無闇な人間への加害を避ける、人間を仲間に引き入れて長年友情を抱き続ける、人間界への観光を楽しみにする等の描写がある。
自分のテリトリーに侵入して来た同類の気配を察知して主人公であるふうま小太郎を監視するも、カーラ同様に同胞の気配に敏感な小太郎に自らも気配を察知されてしまう。
その後、古代龍を封じた遺跡を根城とする盗賊に襲われて能力を暴走させかけた対魔忍見習処条はつみの危機を救う形で小太郎の前に出現。
古代龍の封印を小太郎達と協力して成功させるが、終始一行、特に同類である小太郎と旧友と同じ能力を持つはつみには頼れる年長者として好意的な態度を一貫しており、小太郎の方も人間社会に興味を抱く彼女に実家に来た際の歓迎を約束している。
そして遂に小太郎達がビーチリゾートに誘われたタイミングで小太郎の家を訪問。
一緒にビーチリゾートを愉しんだが・・・帰宅後に小太郎は「魔族の女王を家に誘うな!!」と時子の大目玉を喰らってしまった。
ユニット実装時点では文香の生存を小太郎達は無論本人ですら知らず、ノマドやクロムウェル一族寄りの魔族仲間の中でも公になっていないが、ユニット会話のカーラは小太郎を姪の婿にする気満々で、「いずれは親類になるのだからオイルを塗れ」「弟の娘達の何方を選ぶか」「まさか姪以外の女を正妻にする心算か?」と圧を掛けて来る。高貴な吸血鬼の女王とは思えない位の親戚のオバちゃんムーブである。
ただし、前世のエドウィンの残滓と言うべき死霊卿テウタテスの事は「いけ好かない小物」として嫌っている。