概要
プロフィール
人物
元は戦いや魔とは無縁の一般人だったが、魔の武器に殺されそうになった事件がきっかけで対魔忍の血に目覚め、五車学園に編入された少女。
ふうま小太郎とは同い年の同学年だが「ふうま先輩」と呼び慕っている。
警察官である父を尊敬し、目覚めた力で対魔忍を目指し日々努力している。
性格は天真爛漫で真っすぐ、向こう見ずで好奇心旺盛。また甘え上手な後輩でもある。
ふうま先輩に憧れと尊敬を抱き、それはいつしか恋心に変わっていった。
彼女の忍法「心物合神」は武器をその存在や概念ごと自分の中に取り込み操る。
極めて特異で難易度が高く、最近まで一般人だった彼女は訓練を続けるが制御できず苦心する。
実は忍法に目覚めた折、自分を殺そうとした魔の武器と一体化してしまい、意識せずその身に魔を取り込んでしまっていた。
もし制御できるようにならねば、いずれ魔に取り込まれ堕ちてしまう瀬戸際に追い込まれていた。
彼女が魔に取り込まれることを危惧した上層部に消される所だったが、アサギ校長が五車学園に引き取り、彼女に事実を伝えぬまま制御する訓練を続けさせていた。
ある時、自分と同じ忍法を使った数百年前の対魔忍の伝承を知り、ふうま達と共に魔界を冒険し、やがて己に課せられた宿命と本当の自分を知る事になる。
経歴
イべント「異世界遠足からの冒険譚」で初登場。
つい最近まで一般人だった彼女は目覚めた忍法「心物合神」の制御に悩み、数百年前の心物合神使いの対魔忍ナツが古代龍クエイブレを退治した伝承を図書館で知り、ふうま、上原鹿之助、相州蛇子、騎士ラティクールらと共に魔界に赴く。
魔界で見習い魔界騎士ローラと出会い、未熟な見習い同士意気投合。
ローラに案内された古代龍の遺跡で盗賊に人質にされる恐怖から魔の力が暴走し飲まれる危機に陥ったところ、数百年前に対魔忍ナツと共に古代龍を封印した魔術師カーラに救われる。
正気に戻ったはつみは、ふうまから忍法の性質と、もし制御できねばやがて魔に取り込まれてしまう宿命を聞かされる。
ふうまの言葉に支えられ立ち向かう決意をするはつみ。
邪龍クエイブレとの戦闘でふうま達が苦戦し危機に陥る傍ら、無力を痛感するはつみは、カーラから魔力と助言を与えられ覚醒。
忍法で手刀を魔剣に変え邪龍を切り裂きふうまを救った。
「ほしいものは奪い取る」
清々しい気持ちで邪龍を切り裂いた手刀は、ふうまには禍々しく映るのだった。
…その後と思われる回想シーン(R18)にて、五車での訓練に励んでいた矢先、ふうまに真っすぐな恋心を伝えた数週間後、監視を破り里から姿を消してしまう。
意識が魔に取り憑かれたまま、数週間彷徨い、その間に襲ってきた不良共を返り討ちにしていた。
しかし欲望が抑えられず、不良どもに嬲られる日々が続く。
朦朧とする意識のまま、恋するふうまを想いながら体は欲望に従いモブに蹂躙されてしまう。
絶望は怒りに変わり苦悶し続け、肉体は嬲られ壊される寸前、ふうまに救われる。
再び魔に覚醒したはつみはふうまに幼少期の話をする。
ぬいぐるみがほしくて友達から奪った事。
それじゃいけないと両親の愛情が正しく導いてくれた事。
しかし魔に取り込まれた彼女は気付いてしまった。
ほしいものは奪い取る。それが一番気持ちいい。
「私、ふうま先輩がほしいです…ほしい、ほしい……先輩がほしい」
「だから私先輩のこと殺したいんです」
回想後と思われるメインストーリー第2部チャプター1「再始動」にて再登場。
ふうま達遊撃隊の模擬戦がミナサキとリリムの差し金で乱戦状態に陥った際、ふうまに一発入れれば豪華景品との煽りを受けた神村舞華に誘われ、「じゃあ、ふうま先輩、失礼します!」と屈託なく参戦する。
R18回想後の経緯は不明だが、どうやら立ち直れた模様。
しかし欲しいものは奪い取る魔の本質を感じさせる。