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プロフィール編集

身長不明
スリーサイズ不明
性別
出身不明
所属レイス
イラストケー・スワベ

概要編集

アプリゲーム『対魔忍RPG』の登場キャラクターであり、死者を操る力を持つ高位魔族であるレイスの男性で、一族を束ねる長。

幹部である死霊騎士(レヴァナント)から崇拝されており「屍の王(レイスロード)」の異名を持つ。

レイス族は魔界に一大勢力を築き上げ、魔界を支配している大領主『9貴族』の一角として名を馳せており、彼は「死霊卿」とも呼ばれている。


名前だけは本編チャプター32で、吸血鬼エドウィン・ブラックが化けた少年・黒斗に「自分と敵対している魔族の大物」として話題に出されていたが、此方は過去の回想である2022年のバレンタインイベントで初登場する。

メインストーリー開始の9年前に、自身と同じ9貴族の一角であり「賢明卿」の異名を持つブレインフレーヤーの女王マルジャーナから、彼女の一族の秘宝である「テセラック」を対魔忍の名家の一つである甲河一族が掠め取ったという情報を得て、テセラックを奪い取るべく、甲河一族の里を襲撃する。
























※以下、ネタバレ注意


























テウタテス2nd

普段はフルフェイスの兜を被った全身鎧にマントの姿をしているが、後述する甲河朧との戦いで彼女を抹殺するべく鎧を脱ぎ去って真の姿を現す。


なんと鎧の中に入っていた本体は、上述した吸血鬼エドウィン・ブラックと同じ姿をしており、しかもその容姿は対魔忍RPGにおけるブラックとは違い、本家シリーズに近いものとなっている。

しかし肉体が半分原型を留めておらず、黒いモヤのようになっており、不完全のような状態である。


彼は心願寺紅フェリシアの父である「この世界のブラック」とは別に「真のブラック」を名乗っており、本編で断片的に語られた要素を総合すると、この世界のブラックとふうま小太郎の両者どちらにも引き継がれなかった「前世のブラックの残滓」とでも言うべき人物の模様。

テウタテスとはこの「ブラックの残滓」に体を乗っ取られてしまった魔族の名前である。


初登場したイベントにおいては、配下の死霊騎士らを率いて対魔忍の一大勢力であった甲河一門に夜襲をかけ、当時対魔忍では最強クラスの実力者だった甲河朧に完勝、甲河一門と事態を察して加勢に駆け付けたふうま宗家の援軍をほぼ全滅させた。

結果、ただ一人撤退に成功したふうま時子に連れられて離脱したアスカ、そして最終手段として肉体を捨てて魂のみで逃走した朧、負傷昏倒していた10人程の生き残りを残して甲河一門は壊滅することとなった。

以降、RPGのメインストーリーにおける大ボス格の一人として動いている。


紅の母である心願寺楓の死因も彼に追い詰められた末の自害に変更されているので、アスカのみならず、紅にとっても母親の仇、この世界のブラックにとっても愛妻の仇と言える存在である事が明らかになった。

また、楓の忘れ形見であるフェリシアこと心願寺文香の心を壊して手駒にしているので、フェリシアも被害者の一面が強くなった。


性格的には『優れた人物や物への感動や敬意こそが最も人を自由にする』と言うゲーテの格言の真逆を行く人物

この世界のエドウィン・ブラックに深いコンプレックスを抱いており、彼と彼の愛娘であるの全てを奪う事に執着し、自分の優秀性を誇示する事に余念が無い。

実際、ブラックが心願寺楓とお互いの美点を理解し合って相思相愛になったのに対して、テウタテスは薬と数か月に及ぶ監禁・強姦・暴行で楓を従わせようとしており、楓本人に「(暴力と薬に頼る時点で)ブラックに負けを認めた様なもの」と評され、結局は脱走→自害と言う形で最高の母体と強大な力を秘めた我が子を失う結果を招いている。

そんな彼をブラックの姉であるカーラ・クロムウェル『小物』と評している。

事実この世界のブラックにもかつての世界のブラックにも人間性で劣っている小物である。



















関連タグ編集

対魔忍シリーズ 対魔忍RPG

エドウィン・ブラック


テウタテス:元ネタ。ケルト人の部族の一つアルウェルニ族に伝えられる神。













此処からネタバレを含みます!!



























第一部最終章であるチャプター72ではラスボスとして参戦。

ノマドと対魔忍が和解して、ヨミハラでエドウィンが管理している魔界の門が落とせそうになくなったので、東京キングダムに新たな魔界の門を開く計画を実行。

二車骸佐を扇動して東京キングダムの住民を大虐殺し、自身が殺した相手の怨念を力とする彼を門のロック解除の生贄にする作戦を実行した。

最大の障害となるエドウィンも『妻子に甘い』と言う人格的な弱点を突いて、エドウィンの次女・文香本来の魂を魔力で封印して地獄の苦しみを味わわせ、解除したら自身に吸収される引き金となる罠を仕掛けて、吸収し、小太郎の魔力も奪って前世での完全体に比肩する<天聖>形態へと進化する。

『一度殺された攻撃ではもう殺されない様に世界を再構築する』と言う特殊能力で、真っ先に突貫して来た水城ゆきかぜの攻撃を無効化出来るようになり、圧倒的優位に立った心算になったが・・・

自分の能力をペラペラ喋ったせいで、「致命傷を与えなければ攻撃の無効化はできないんじゃね?」と小太郎に気付かれ、本来の力を解放して魔族としても化け物級の魔力と戦闘力を発動した心願寺紅鬼崎きららに<死なない程度に加減された攻撃>でタコ殴りにされてしまう。

テウタテスは「存在そのものを滅ぼす」紅の神眼剣を無効化させる為に、一度は紅の神眼剣のパーフェクトヒットを紙一重で避けつつ世界再構築しないといけないので、大技を実質的に使えない事も見抜かれてしまう。

更に、『雷遁を無力化して戦力外』と侮っていたゆきかぜもエドウィンが対テウタテス用に用意した剣を使って参戦し、「死なない程度のタコ殴り」が更に酷くなってしまう。

自身の前世をある程度知っていて能力への対処を思い浮かべやすい小太郎と紫水、視界に入れている限り自身の打とうとしている行動が筒抜けになる紅と鹿之助と言う天敵の前で自分の能力を自慢してしまう、と言う愚策にも程があるものの、「前世の残滓」と言う深い劣等感を抱えたテウタテスが陥りやすい特大の落とし穴に見事に落ちてしまったのだ。

攻撃力は大幅にアップしていたが、自身の動きを上原鹿之助に読まれている上に、母方譲りの<神眼>の高精度未来予知に加えて伯母譲りの赤い稲妻を翼にしてスピードと機動性を爆増させた紅にはとても有効打を当てる事が出来ず、きららやゆきかぜを狙おうとしても紅に邪魔をされ、小太郎や鹿之助を狙っても実体化した天宮紫水の波遁でガード、回復されてしまう。

やっと、きららの必殺技で死亡し、きららの攻撃に耐性が着いた、と油断したタイミングで、伏兵として潜んでいたベオウルフに寄生していたテウタテス本人の魂を成仏させられてしまい、大幅に弱体化して不死性も失ってしまう。

最期は骸佐が変化した剣を使った小太郎と紫水のダブル波遁攻撃で滅ぼされてしまった。尚、小太郎がこの攻撃で止めを刺した理由は『テウタテスに吸収されたエドウィンが助かる可能性が一番高い』からである。


結局、東京キングダムの魔界の門はロックが開く前にテウタテスが消滅し、ヨミハラの門はテウタテスが滅んだ煽りを喰らってエドウィンが封印状態のまま行方不明になった事で崩壊。

魔界と人間界の行き来は難しくなってしまった。


総じて、パワーアップまでの段取りや策謀は上手くこなしたものの、パワーアップ後の慢心と無策が仇となって小物感溢れる形で身を亡ぼす結果となってしまった。

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