概要
言葉尻だけを見れば単に「巨大な女性キャラ」という意味にも取れるが、巨大ヒロインといった場合には戦う変身ヒロインの巨大化版(必ずしも変身するとは限らないが)、つまりウルトラマンやミラーマンなどのような巨大ヒーローの女性版を差すことが一般的である。
巨大ヒロインも含めて、単に巨大な女性キャラを差す場合には、巨大娘(英語で巨大娘を意味するgiantess、ジャイアンティスとも。フェチ用語ではGTSと略される。)の語が用いられる。
巨大ヒロインフェティシズム
巨大ヒロインのタグがついたイラストはいわゆるヒロピン物であることが多く、年齢制限のあるR-18、R-18G作品の比率が非常に高い。
変身ヒロイン系のイラストは、敵と戦うというキャラクターの特性上元々ヒロピン物が多く見られるが、巨大ヒロインタグほど著しくはない。
これはそもそも、巨大ヒロイン物というジャンル自体がフェチ的な要素を多く持っているためであろう。
巨大ヒロインキャラには、巨大フェティシズム、リョナ(サディズム、丸呑みフェティシズムなど)、ボディスーツフェティシズム、ラバーフェティシズム、全身タイツフェティシズム、ボディペイントフェティシズム、マスクフェティシズムなどなど、多くのフェチ要素が内在している。
ヒロピンを売りにした特撮ヒロイン作品を多くリリースしているZENピクチャーズやGIGAなどの作品では、「巨大ヒロイン」という単語が好んで使われている。
その一方で、ウルトラシリーズにも、ウルトラの母、ユリアン、ウルトラウーマンベス、愛憎戦士カミーラなど、巨大ヒロイン(ウルトラウーマン)は存在するものの、「巨大ヒロイン」という単語を一般的にするには至っていない。
そのため、巨大ヒロインタグを敢えて使用する場合、フェチ的嗜好の色濃く出た作品が必然的に多くなってしまうものと思われる。
3DCGの巨大ヒロイン作品
巨大ヒロインは元々、ウルトラマンに代表される実写の特撮作品から派生して生まれたジャンルであるため、poserなどの3DCGソフトを使用した作品が多く見られ、ネット界では一つのジャンルを形成している。
巨大ヒロインの登場する作品
(ウルトラマンタロウ、ザ・ウルトラマン、ザ☆ウルトラマン、ウルトラマン80、ウルトラマンUSA、ウルトラマンティガ、ウルトラマンR/B、ウルトラマントリガー、ウルトラマン妹、DARKNESSHEELS-Lili-)
- マイティレディ
- UG☆アルティメットガール
- ミカるんX
- まりかセヴン
- 戦闘女神アヌンガ
- 純情パイン
- ウルトラガールアリス
- 大攻者ナギ
- 超弩級少女4946
- ジャイアントお嬢様→富士動機子
- フェムフォース
- 半熟英雄
- 僕のヒーローアカデミア→Mt.レディ
- ドゥームパトロール→エラスティガール
- GIGANT→パピコ