ドローパンは、『遊戯王デュエルモンスターズGX』に登場するパンである。
概要
デュエルアカデミアの購買で売られている袋入りパンの総称で、中身は開けるまでわからないというギャンブルな代物。
不透明の袋にデュエルアカデミアの校章である「DA」の文字が書いてあるだけで、外側から中身を判別することはできない。
ドローの訓練の一環として、このような形がとられている。
具材は様々に取り揃えられているが、人気の理由は黄金のタマゴパンの存在である。
アカデミアで飼われている黄金の鶏が1日に1個しか産まない、貴重な黄金の卵が具材に使われており、
このパンを当てようと生徒たちが日々躍起になっている。
アニメでの扱い
初登場は第17話。それ以降何度か描かれている。
遊城十代は天性の引きの強さを発揮し、黄金のタマゴパンを連続20回当てている実績があるが、第17話の最初の時点ではその後10連続で外している。
実は1週間前から販売する前に黄金のタマゴパンだけが大山平に抜き取られていたため、当てることが出来なかった。
その話の最後には、天上院明日香が黄金のタマゴパンを自力で当てて非常に喜んでいる。
男前ぶりを発揮する前の、女の子らしい明日香が見られる貴重なシーンである。
第73話ではエド・フェニックス、第164話では丸藤翔が黄金のタマゴパンを当てている。
ただし、エドの場合は遊城十代が大量に買い込んだドローパン入りの紙袋の中から1つを選んでおり、翔の場合は十代が1つ渡したパンがそれだった。
タッグフォース
『タッグフォース』シリーズでは渡した相手の好感度を上下させるアイテムとして登場。
好物を贈ると上昇し、嫌いなものだと下がってしまう。
具材は驚きの50種類。購入額は50DP。
購入の際、具材が描かれたスロットを止めて当てる形式となっている。
目押しも可能だが、『タッグフォース1』では50種類すべてがスロットの出目に使われ、一巡するのに約18秒かかる。
黄金のタマゴパンを狙うのは難しいが、最初の1回だけはタイミングが固定されている。
黄金のタマゴパンは誰にあげても好感度のハートが1つ分上昇する最高のパンである。
『タッグフォース2』では好感度がストーリー進行に直結するようになったため、10倍の500DPに引き上げられた。
出目が絞られ、すぐに一巡するようになった代わりに、黄金のタマゴパンが出目にあるかどうかはランダムになった。
具材一覧
惣菜系
肉類
甘い系
辛い系
野菜類
果物類
魚類
匂い系
変わり種
高級食材
特殊
- ディスティニー:好感度の上昇値がランダム
- 具なし:カードが入っている
- 黄金のタマゴ:大当たり