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CV:浅野まゆみ(ブギーポップファントム)

(コピー後)竹達彩奈/(コピー前)鷄冠井美智子(2作目)

酒井彩名(実写映画版)


概要編集

統和機構がエコーズを捕えて製造した合成人間。

組織から失敗作とみなされ、処分されそうになったところを逃走、深陽学園で本物の百合原美奈子を殺害し、居合わせた早乙女正美も殺害しようとするも、早乙女からの提案で百合原の姿をコピーし、結託する。

本物の百合原美奈子については作中あまり語られないが優等生だった半面交友関係は皆無で、早乙女曰く少しくらい変わっても誰にも気づかれないような存在だったという。


統和機構に復讐すべく、体内で薬物を生成する事ができる能力を利用して、深陽学園でも素行の悪い生徒や人間関係が少ない生徒に薬物を投与、自我が薄れて意のままに操れるスレイヴにしようとした。

百合原本人の姿をコピーするだけでなく、若干容姿を変えられることもでき、姿を変えて早乙女と街に繰り出してもいた。(半ばデートでもある)


人を捕食する事からブギーポップは彼女を「マンティコア(人喰い)」と呼んでいたが、実はブギーポップが認定した「世界の敵」は彼女ではなく、彼女に入れ知恵をしている早乙女の方であり、マンティコアは早乙女無しでは実質的に生きていけない様になっている。


エコーズを匿っていた紙木城直子を誤って殺害、霧間凪の行動を強固なものにしてしまったため、早乙女と共にエコーズや凪、新刻敬田中志郎を殺害しようとするも、ブギーポップの妨害に会い、エコーズが自らを光に変えて道連れにしようとした際に早乙女がかばって消滅。

自身も半身を焼失し自暴自棄になって敬達を殺害しようとしたところを田中にとどめを刺された。


この時残った片腕は数年後学園を訪れた紙木城の友人だった木村明雄が発見するも、彼が出来事の全貌を知ることはなかった…。



実写版では百合原自身、存在を乗っ取られる前から早乙女に好意を抱いており、マンティコアが成りすましてからは早乙女と肉体関係に及んでいるが、早乙女からは「乗っ取られたのは(百合原かマンティコアか)どちらなのだろう?」と自問している。


アニメ1期「ブギーポップファントム」に登場するブギーポップファントムは百合原自身のトラウマから、マンティコアファントムは死ぬ間際の早乙女に関する記憶がエコーズの光から実体化したものである。

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