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ミクトランテクートリ

みくとらんてくーとり

ミクトランテクートリとはアステカ神話に登場する冥府神である。

概要

その名は「ミクトランの主」を意味し、名の通り地下の冥界ミクトランを統治する。妻ミクトランシワトルと共に窓の無い館に住む。
冥府に送られてきた死者たちを戦争、老衰、出産時の死、といったような死因によって分類する。

フクロウの羽で飾られた髪飾りと人間の眼球を繋いだ首飾りを着用している。
血塗れの頭蓋骨を持つ姿で描かれ、彼自身の頭部がドクロになっているものもある。
発掘された像の中には頭部以外の骨も剥き出しとなり、肋骨の下から内臓を垂れ下げた造型のものも存在する。
彼に捧げられる儀式においては人肉食(カニバリズム)が行われた。

蜘蛛、フクロウ、蝙蝠が彼と関係づけられる生物である。このうち彼は蝙蝠の姿になることもあるという。

神話において、全滅した過去の世界の人類の骨を所有しており、自身が創造した新しい世界に人類を再生させようとしたケツァルコアトルショロトルによって盗み出される。
この時ミクトランテクートリの妨害で地面に落としたせいで骨が折れてしまい、折れた骨から再生された人間達は、それぞれ身長の違う者となった。

16世紀修道士によって書かれ現在バチカン図書館が所蔵するリオス写本(写本ナンバー3738番)では、災厄と破滅をもたらす星神ツィツィミトルと共に「ルシフェル」と呼ばれている。

関連タグ

サンタ・ムエルテ

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