概要
日本における対・喰種機関「喰種対策局」(英名:Commission of Counter Ghoul,)の略称。喰種対策局総議長は和修常吉、本局局長は総議長の息子和修吉時。設立時から、和修家が代々世襲で組織を統治しており、前記の二人の他にも多数の捜査官を輩出している。
1区に 喰種対策局本部(グールたいさくきょくほんぶ)各地にある喰種対策局の本部があり、内部では通称「本局」と呼ばれている。
CCGには研究所があり、地行甲乙や柴などの研究者がクインケの開発など、世間には公開できない秘密実験を行っている。
関連機関
ドイツにGFGという喰種研究機関が存在しており、嘉納教授、地行甲乙が以前所属していた。中国にも捜査機関があり、過去に法寺項介准特等が所属、対「赤舌連」に参加していた。
“喰種”対策法
人命を脅かし反社会的な行動をとる喰種に対処するために作られた法律。
12条1項「赫眼および赫子の発生が確認された対象者を第I種特別警戒対象別称“喰種”と判別する」
12条2項「“喰種”と判別された対象者に関してあらゆる法はその個人を保護しない」
13条1項「喰種捜査官は住民の安全を最優先に任にあたる」
13条2項「“喰種”に対し必要以上の痛みを与える事を禁ずる」
その他:喰種を蔵匿・隠避したものは死刑又は無期懲役に処する。
ただし、拘束された喰種への取調官による残虐な拷問が横行するなど、CCG内ではあまり遵守されていない節がある。
裏切り者の存在
CCGは内部情報を機密として厳重に扱っているが、掘ちえや高槻泉のように何らかの形で手に入れるケースもあり、決して完璧ではない(このうち、掘はサーバーへ不正アクセスしていた)。また、梟討伐戦の日時を金木研が知ったきっかけは捜査官の立ち話だったことなど、機密保持の点ではかなりザルだと言わざるを得ない。
しかも梟討伐戦、オークション掃討戦を含め全てピエロに漏れており、内部の捜査官が情報を横流ししている可能性がある。
安久夫妻殺人事件
貿易会社スフィンクス社長の安久七生とその妻が喰種によって惨殺された事件。
被害者の娘安久黒奈と奈白は惨劇を目の当たりにし、捜査官になるべくCCGに引き取られた。
実はスフィンクスはCCGにRc含有液を多額の値で取引をしたことが判明。
しかも安久邸の地下に存在した研究所は後に嘉納教授が半喰種化の実験をした場所でもあるのだが、実はCCGの所有物である。
あまりにも巨大な施設で整備も整いすぎている環境から、元からCCGが人間を喰種にする研究がされていたと考えられる。
安久家はCCGの保護下にあったはずであるが、亜門は人間を喰種化する実験を安久社長が外部に漏らそうとし、消されたと推測している。
事実、夫妻を殺した犯人はマークされていた凶暴な喰種であり、目を離した隙に屋敷に現れて事件が起こったという都合が良すぎるもの。
原作では高槻泉が亜門に伝えているが、√Aでは篠原幸紀と鈴屋什造。
関連イラスト
ネタバレ注意(:re83話より)
「この本がいう『和修家が喰種の協力者』だって主張…コイツぁー"間違ってる"」
「和修家は『喰種の協力者』じゃねえ…『喰種そのもの』だ」
:re83話(第8巻収録)にてCCGの総本山、和修家の衝撃の事実が明らかになる。