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リド・ウォルフ

りどうぉるふ

リド・ウォルフとは「機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑」に記載されている人物。
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CV:山寺宏一

概要編集

機動戦士ガンダムの書籍『戦略戦術大図鑑』に初登場したキャラクター。

地球連邦軍のエースパイロットの一人。階級は少佐。元は戦闘機乗りで人手不足から急遽MSパイロットに転向した。黒をパーソナルカラーにして黒い機体を駆って戦場を乱舞するように敵を撃墜する様子から踊る黒い死神とあだ名されている。

容姿に関しては『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』では金色の蓬髪の白人だったが『機動戦士ガンダムギレンの野望 ジオン独立戦争記』にてメインイラストのような浅黒い肌に水色の長髪の青年になった。


経歴編集

宇宙世紀0052年生まれで出身はパリの下町。アルメニア系とアラブ系の混血である父と、北アフリカ系の血を引く母の間に生まれたとされる。

日ごろから酒浸りで家族に暴力を振るう父に反発して軍人になることを決意し、士官学校に入学。そしてパイロット資格を得てシャイアン基地に配属され、セイバーフィッシュに搭乗する。当時は控え目でおとなしい性格だったらしい。


一年戦争開戦時には2年前に異動した、ケチケメート空軍基地所属の第868飛行隊の小隊長となっており、乗機のセイバーフィッシュも黒を基調に塗装されている。

3月のジオン軍の地球降下作戦の迎撃では共同撃墜ながら5機のMSを仕留め、「踊る黒い死神」の異名を持つようになった。


その後中尉に昇進して同隊の中隊長となるが、隊の損耗率が8割を超え、オデッサ作戦前の戦力再編に伴い解隊。ジャブローでMSの操縦訓練を受け、12月に第3機械化混成大隊MS第2中隊に配属、黒を基調に塗装したジム・キャノンに搭乗し、アフリカ戦線に勤務する。

だが、当初は戦闘機とは規格が大きく異なるMSにまだ慣れておらず、機体を傷つけるばかりでろくに敵も撃墜出来ずにいた。長く戦績不振が続き、周囲から白眼視される様になった結果、その異名も廃れそうになったが、自身の理解者であった上官のビンスが目の前で戦死してしまう事態となり、遺品のヘルメットを抱いて泣き崩れる彼の恋人・ネスリーンの姿を目の当たりにした結果、自分のせいで死んだと責任を感じた彼は、乗機の量産型ガンキャノンを黒く塗装。ビンスが用意していたライトライナーで出撃し、迷いを完全に吹っ切る形で敵MS部隊を単機で壊滅させた。

それからアフリカ掃討作戦において、わずか一週間で21機も撃墜。エースの仲間入りを果たし「踊る黒い死神」の異名も復活した。


踊る黒い死神


その後、宇宙へ上がりジム・スナイパーⅡを受領。ソーラ・システムの輸送任務に同行し、ソロモン攻略戦では第2連合艦隊に編入される形で参加する。

そして、一年戦争の最終決戦であるア・バオア・クー攻略戦に参加するも、終戦を迎える前に戦死してしまう形で生涯を終えた。

彼の戦績はMS撃墜数68機・艦船撃沈数4隻という連邦軍でも第3位の記録である。


搭乗機編集

踊る黒い死神


関連タグ編集

機動戦士ガンダム

戦略戦術大図鑑


デュオ・マックスウェル:ガンダムシリーズで黒い死神と言えばこいつ。

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