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概要編集

第一次怪獣ブームに便乗し、日活が製作した特撮怪獣映画。

1967年のゴールデンウィーク映画として公開された。


あらすじ編集

週刊誌『プレイメイト』記者の黒崎浩(演:川地民夫)は、カメラマンの小柳糸子(演:山本陽子)、そして東都大学生物学助教授・殿岡(演:小高雄二)らと共に、テーマパーク建設のためにプレイメイト社長・船津の命を受けて南太平洋の探検を行っていた。

噴火中のキャサリン諸島オベリスク島に謎の石像を発見した一行は島へ上陸。一行は島民達に遭遇するが、戦時中日本の統治下にあったためか彼らの一部は日本語を理解でき、「日本人が帰ってきた」と手厚い歓迎を受ける。そんな中、先の石像が気になった黒崎は少年・サキにその件を尋ねる。サキは黒崎と糸子を連れ、その場所へと案内する。

やがて3人は巨大な石像の元にたどり着くと突如として発生した地震によって石像は倒れ、その跡には洞窟の入り口が出現した。サキの制止も聞かず、黒崎と糸子は中へと入っていく。島の地下には巨大な地底湖があり、巨大な骨、そして2メートルほどの大きな卵があった。さらに、卵が孵化し、島の伝説の怪獣ガッパが誕生する。

思わぬ獲物に喜んだ黒崎はガッパの怒りを恐れる島民の反対を押し切って、日本へ連れ帰ってしまう。子供が連れ去られたことを知った親ガッパは怒りに荒れ狂って島の集落を襲撃する。

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