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平山夢明

ひらやまゆめあき

平山夢明とは、日本の小説家にして映画評論家にして狂気の蒐集家である。
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概要編集

日本のホラー小説家。神奈川県川崎市生まれ。左利きだが、小説を書く際は右手を用いる。

実話怪談、都市伝説、フィクションといった様々なジャンルを手掛けるのみならず、映画評論家、映画監督、ラジオパーソナリティーなど、幅広く活動している。映画評論の際には「デルモンテ平山」名義で活動。


学生時代はホラー映画の自主制作に熱中し、tv番組でも賞を獲得する傍ら、雑誌「週刊プレイボーイ」でZ級ホラー映画のビデオ評論を作品を見ないで大量に手がけた後、「異常快楽殺人」で作家デビューし、1996年に著した『SINKER-沈むもの』で本格活動を開始。デビュー前は自動販売機の営業やコンビニオーナーといった職に就いており、作品にもその経験がネタに使われている。


光文社刊『異形コレクションシリーズ 魔地図』に寄稿した、意志をもつ地図とその持ち主を描いた怪作「独白するユニバーサル横メルカトル」により、日本推理作家協会賞短編部門賞を受賞。同タイトルの作品集にて、2007年度の『このミステリーがすごい!』国内部門一位に選出され、同時に日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞をW受賞。現在も、様々なジャンルのホラー小説や作品を世に輩出している。


「異常な世界や人間たちのなかに放り込まれた真人間が、いかに戦慄し、壊れていくか」に重きを置いた作風が特徴。時に緻密なロジックの罠で、時に理不尽な暴力で苦しめられる人間の様、或いはそこから這い上がる人間の泥臭い根性と幸運は、読む者に戦慄と勇気を与えることだろう。


2009年、自身がメインパーソナリティーを務めるラジオ番組「バッカみたい、聴いてランナイ!」が、京極夏彦をレギュラーゲストに迎えてFM東京にてスタート。2010年、番組名を「東京ガベージコレクション」へ改題、JFN全国33局ネット放送となったが、半年後にローカル放送へ戻る。2013年3月31日放送分をもって「ガベコレ」は終了した。


ちなみに、「夢明」というこの素敵な名前はPNではなく本名である。


京極夏彦による『虚実妖怪百物語』には、他の多数の作家や有名キャラクターたちと共にカメオ出演している。


主な作品編集

  • 「SINKER-沈むもの」
  • 「メルキオールの惨劇」
  • 「独白するユニバーサル横メルカトル」収録作「無垢の祈り」が映画化された。
  • 「ミサイルマン」
  • ダイナー」 映画化・漫画化された。
  • 「テラフォーマーズ LOST MISSION II 悲母への帰還」
  • 「「超」怖い話シリーズ」
  • 「東京伝説シリーズ」漫画化された。

他多数。

外部リンク編集

Wikipedia

DINERⅡ

あんたは醜いけれどあたしには綺麗

現在web連載中の作品。

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