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リング(鈴木光司)
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リング(鈴木光司)

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りんぐ

『リング』とは、鈴木光司による小説。および、それを原作とした諸作品。ここではシリーズ全てを対象にしている。トップイラストは新装版の角川ホラー文庫版。

概要

"見た者は一週間後に死ぬ"という呪いのビデオをめぐる物語。

ジャパニーズホラーカルチャーの火付け役にして原点。

都市伝説の「不幸の手紙」を題に取った本書は、その作中の通り、口コミで評判が広がり、ベストセラーとなった。

映画化ドラマ化など多くのメディアミックスがされたが、それもまた作中の描写とリンクする仕掛けがなされている。

映画版の印象からホラージャンルとして見られることが多いが、シリーズ全体を俯瞰するとSF色が濃い。

また、著者の鈴木光司はホラー専門の書き手ではなく、シリーズの一部ではヒューマンドラマを成立させようと試みている。

本作の中心的な存在である山村貞子は、そのキャラクター性と映画版で見せたインパクトから、一躍話題の種となり、さまざまなパロディがなされた。

近年はインターネット上の二次創作においては、萌えの対象(貞子たん)にもなっている。

「リング」タグで見られるイラストの大半は、もはや『リング』ではなく貞子のイラストだが、「貞子」タグだけでは同名の人物と被るため、「リング」タグが併用されることもある。

pixivで「リング」 「貞子」をタグ検索

ルート分岐

原作

レモンハート※→リング→らせん→空に浮かぶ棺※(らせんの途中)→

ループ┬→ハッピー・バースデー※

   └→エス→タイド(ただし時系列はエスよりこちらが先)

※いずれも『バースデー』収録。

映画

リング0→リング┬→らせん→貞子3D→貞子3D2

        └→リング2→貞子(2019)

原作では一度、貞子は消滅しているがルート分岐では完全消滅に到ってない。

映画版は、貞子の呪いの正体が明かされず、消滅の危機にもあっておらず、呪いのメディアが異なる。

『貞子VS伽椰子』、『貞子DX』は繋がりが不明瞭であるが、映画リングをベースにしておると思われる。

ドラマ

リング最終章→らせん

※ドラマ版らせんは、小説の内容以降の描写も有り、一部ループの内容も含まれている。

シリーズ一覧

原作小説

いずれも角川書店刊。

『リング』1991年

『らせん』1995年

『ループ』1998年(唯一映像化無し)

『バースデイ』1999年

『エス』2012年

『タイド』2013年

『ユピキタス』2016年~2017年連載。続きは単行本(未発売)

ラジオドラマ・ドラマCD

『リング』1996年 - 角川書店発売

映画

日本映画。東宝配給

  • 『リング』『らせん』1998年 - 同時上映

同名の小説が原作。浅川が女性で高山と元夫婦で子供の性別が異なるなど設定に変更がみられる。

あくまで、上記映画リングのらせんとは別なパラレルワールドを描いた作品。

  • リング0 バースデイ』2000年 - 同時上映は『ISOLA 多重人格少女』

短編小説集バースデイの一説「レモンハート」を映像化。こちらも設定が異なる。

小説「エス」を映像化。文字通り3Dでシリーズ初の3D立体映画(3D/2D同時公開)となる。「らせん」の登場人物が主人公の原作を主人公の恋人役に。ニコニコ動画が協力しており、ニコニコ動画を介して呪いが拡散される。

  • 『貞子3D2』2013年

映画貞子3Dの続編。

直接的な原作は存在しない。

「タイド」が原作であるが、ほぼ別物と考えていい。「リング2」の登場人物も登場し、1998年のリングのリメイク要素もある。

直接的な原作は存在せず、原作者が世界観監修を務める。「デラックス」ではなく「ディーエックス」と読む。一応ホラー映画として公開されているが、ホラーコメディと呼ぶのが適切と思われる程ギャグシーンや素っ頓狂なキャラクターが多く、緊張感が皆無だが、ラストシーンの演出は秀逸だった。

韓国映画

『リング』1999年

アメリカ映画の場合はアメリカンホラーアレンジとなる。

ザ・リング』2002年 - ドリーム・ワークス配給(アメリカ)。アスミック・エース配給(日本)

『ザ・リング2』2005年 - アスミック・エース配給

ドラマ

いずれもフジテレビ放送。

『リング ~ 事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念』1995年 - 二時間ドラマ。『リング 完全版』としてビデオ化

『リング~最終章~』1999年 - 連続ドラマ

『らせん』1999年 - 連続ドラマ

漫画

『リング』1995年 - 永井幸二郎作画。講談社刊

『リング』1999年 - 上下巻。稲垣みさお作画。以下、角川書店刊

『らせん』1999年 - 桜水樹作画

『リング2』1999年 - MEIMU作画

『バースデイ』1999年 - MEIMU作画

『リング0 バースデイ』2000年 - MEIMU作画

『貞子』2012年 - MEIMU作画

『貞子さんとさだこちゃん』2019年 - 津々巳あや作画。ComicWalkerでのWeb配信。後述の映画のスピンオフギャグ漫画。

終末の貞子さん』2019年 - 夏見こま作画。鈴木光司監修。

貞子シリーズノベライズ

『貞子3D ー復活』2012年 - 藤ダリオ。 脚本:藤岡美暢・映勉 原作:鈴木光司

『貞子3D2 ー再誕』2013年 - 後藤リウ。脚本:保坂大輔・杉原憲明 原作:鈴木光司

『貞子VS伽椰子』2016年 - 黒史郎。 監督・原案:白石晃士。映画とは別ストーリー。

『貞子』2019年 - 牧野修。 脚本:杉原憲明 原作:鈴木光司

『貞子DX』2022年 - 牧野修。 脚本:高橋悠也 世界観監修:鈴木光司

ジュブナイル

※全て角川つばさ文庫。

『リトルリングⅠ 死者からの手紙』2010年 - 鈴木光司原案。みずのあき作。

『貞子怪談』2013年 - 作:グループSNE 監修:鈴木光司 絵:阿部洋一

『貞子 角川つばさ文庫版』2019年 - 文:山室有紀子 絵:あきづきりょう 原作:鈴木光司 映画脚本:杉原憲明

ゲーム

『リング』2000年 - ドリームキャスト専用。角川書店発売(開発はアスミックエース)

『リング∞』2000年 - ワンダースワン専用。インフィニティ発売

Dead by Daylight 貞子ライジング』2022年。

貞子M 未解決事件探偵事務所』2021年~2022年2月28日。ソシャゲ

パチンコ

藤商事

『CRリング』2007年 - パチンコ

『CRリング~呪いの7日間~』2011年。

『CRリング 運命の日』2014年。

『CRリング 呪い再び』2015年。

『ちょいパチリング 運命の日29』2016年。

『CRリング 終焉の刻』2017年。

『CRリング 呪縛RUSH』2019年。

『Pリング バースディ 呪いの始まり』2019年。

『Pリング 呪いの7日間2』2020年。

パチスロ リング 運命の秒刻』2021年。

関連タグ

鈴木光司

小説 映画 ホラー漫画

ホラー(ジャパニーズホラー) ミステリー SF ファンタジー

山村貞子 高山竜司 きっと来る 呪いのビデオ 呪怨

最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学:かつてテレビ朝日系列で放送されていた医療系バラエティ番組。番組内でリングで使われていたBGMが流れた。

関連リンク

映画『貞子』公式Twitter

Wikipedia

山村貞子 - Wikipedia

概要

"見た者は一週間後に死ぬ"という呪いのビデオをめぐる物語。

ジャパニーズホラーカルチャーの火付け役にして原点。

都市伝説の「不幸の手紙」を題に取った本書は、その作中の通り、口コミで評判が広がり、ベストセラーとなった。

映画化ドラマ化など多くのメディアミックスがされたが、それもまた作中の描写とリンクする仕掛けがなされている。

映画版の印象からホラージャンルとして見られることが多いが、シリーズ全体を俯瞰するとSF色が濃い。

また、著者の鈴木光司はホラー専門の書き手ではなく、シリーズの一部ではヒューマンドラマを成立させようと試みている。

本作の中心的な存在である山村貞子は、そのキャラクター性と映画版で見せたインパクトから、一躍話題の種となり、さまざまなパロディがなされた。

近年はインターネット上の二次創作においては、萌えの対象(貞子たん)にもなっている。

「リング」タグで見られるイラストの大半は、もはや『リング』ではなく貞子のイラストだが、「貞子」タグだけでは同名の人物と被るため、「リング」タグが併用されることもある。

pixivで「リング」 「貞子」をタグ検索

ルート分岐

原作

レモンハート※→リング→らせん→空に浮かぶ棺※(らせんの途中)→

ループ┬→ハッピー・バースデー※

   └→エス→タイド(ただし時系列はエスよりこちらが先)

※いずれも『バースデー』収録。

映画

リング0→リング┬→らせん→貞子3D→貞子3D2

        └→リング2→貞子(2019)

原作では一度、貞子は消滅しているがルート分岐では完全消滅に到ってない。

映画版は、貞子の呪いの正体が明かされず、消滅の危機にもあっておらず、呪いのメディアが異なる。

『貞子VS伽椰子』、『貞子DX』は繋がりが不明瞭であるが、映画リングをベースにしておると思われる。

ドラマ

リング最終章→らせん

※ドラマ版らせんは、小説の内容以降の描写も有り、一部ループの内容も含まれている。

シリーズ一覧

原作小説

いずれも角川書店刊。

『リング』1991年

『らせん』1995年

『ループ』1998年(唯一映像化無し)

『バースデイ』1999年

『エス』2012年

『タイド』2013年

『ユピキタス』2016年~2017年連載。続きは単行本(未発売)

ラジオドラマ・ドラマCD

『リング』1996年 - 角川書店発売

映画

日本映画。東宝配給

  • 『リング』『らせん』1998年 - 同時上映

同名の小説が原作。浅川が女性で高山と元夫婦で子供の性別が異なるなど設定に変更がみられる。

あくまで、上記映画リングのらせんとは別なパラレルワールドを描いた作品。

  • リング0 バースデイ』2000年 - 同時上映は『ISOLA 多重人格少女』

短編小説集バースデイの一説「レモンハート」を映像化。こちらも設定が異なる。

小説「エス」を映像化。文字通り3Dでシリーズ初の3D立体映画(3D/2D同時公開)となる。「らせん」の登場人物が主人公の原作を主人公の恋人役に。ニコニコ動画が協力しており、ニコニコ動画を介して呪いが拡散される。

  • 『貞子3D2』2013年

映画貞子3Dの続編。

直接的な原作は存在しない。

「タイド」が原作であるが、ほぼ別物と考えていい。「リング2」の登場人物も登場し、1998年のリングのリメイク要素もある。

直接的な原作は存在せず、原作者が世界観監修を務める。「デラックス」ではなく「ディーエックス」と読む。一応ホラー映画として公開されているが、ホラーコメディと呼ぶのが適切と思われる程ギャグシーンや素っ頓狂なキャラクターが多く、緊張感が皆無だが、ラストシーンの演出は秀逸だった。

韓国映画

『リング』1999年

アメリカ映画の場合はアメリカンホラーアレンジとなる。

ザ・リング』2002年 - ドリーム・ワークス配給(アメリカ)。アスミック・エース配給(日本)

『ザ・リング2』2005年 - アスミック・エース配給

ドラマ

いずれもフジテレビ放送。

『リング ~ 事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念』1995年 - 二時間ドラマ。『リング 完全版』としてビデオ化

『リング~最終章~』1999年 - 連続ドラマ

『らせん』1999年 - 連続ドラマ

漫画

『リング』1995年 - 永井幸二郎作画。講談社刊

『リング』1999年 - 上下巻。稲垣みさお作画。以下、角川書店刊

『らせん』1999年 - 桜水樹作画

『リング2』1999年 - MEIMU作画

『バースデイ』1999年 - MEIMU作画

『リング0 バースデイ』2000年 - MEIMU作画

『貞子』2012年 - MEIMU作画

『貞子さんとさだこちゃん』2019年 - 津々巳あや作画。ComicWalkerでのWeb配信。後述の映画のスピンオフギャグ漫画。

終末の貞子さん』2019年 - 夏見こま作画。鈴木光司監修。

貞子シリーズノベライズ

『貞子3D ー復活』2012年 - 藤ダリオ。 脚本:藤岡美暢・映勉 原作:鈴木光司

『貞子3D2 ー再誕』2013年 - 後藤リウ。脚本:保坂大輔・杉原憲明 原作:鈴木光司

『貞子VS伽椰子』2016年 - 黒史郎。 監督・原案:白石晃士。映画とは別ストーリー。

『貞子』2019年 - 牧野修。 脚本:杉原憲明 原作:鈴木光司

『貞子DX』2022年 - 牧野修。 脚本:高橋悠也 世界観監修:鈴木光司

ジュブナイル

※全て角川つばさ文庫。

『リトルリングⅠ 死者からの手紙』2010年 - 鈴木光司原案。みずのあき作。

『貞子怪談』2013年 - 作:グループSNE 監修:鈴木光司 絵:阿部洋一

『貞子 角川つばさ文庫版』2019年 - 文:山室有紀子 絵:あきづきりょう 原作:鈴木光司 映画脚本:杉原憲明

ゲーム

『リング』2000年 - ドリームキャスト専用。角川書店発売(開発はアスミックエース)

『リング∞』2000年 - ワンダースワン専用。インフィニティ発売

Dead by Daylight 貞子ライジング』2022年。

貞子M 未解決事件探偵事務所』2021年~2022年2月28日。ソシャゲ

パチンコ

藤商事

『CRリング』2007年 - パチンコ

『CRリング~呪いの7日間~』2011年。

『CRリング 運命の日』2014年。

『CRリング 呪い再び』2015年。

『ちょいパチリング 運命の日29』2016年。

『CRリング 終焉の刻』2017年。

『CRリング 呪縛RUSH』2019年。

『Pリング バースディ 呪いの始まり』2019年。

『Pリング 呪いの7日間2』2020年。

パチスロ リング 運命の秒刻』2021年。

関連タグ

鈴木光司

小説 映画 ホラー漫画

ホラー(ジャパニーズホラー) ミステリー SF ファンタジー

山村貞子 高山竜司 きっと来る 呪いのビデオ 呪怨

最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学:かつてテレビ朝日系列で放送されていた医療系バラエティ番組。番組内でリングで使われていたBGMが流れた。

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