概要
「きっと来る」とは映画「リング(1998)」の主題歌の一部分で曲の正式名称は
feels like "HEAVEN"
であり、山村貞子の象徴的なフレーズで知られる。
アーティストはHIIH。アーティストの読み方は、長い事「エイチツーエイチ」と思われていたが、「水曜日のダウンタウン」に取り上げられた事により、ボーカルの女性Rieが出演し、「ヘヴントゥヘル」というのが正式な読み方であると話した。
1998年発売のシングルCDでカップリング曲は「ゆがんだ時計」。同時上映のらせんの主題歌である。
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映画で使用された曲は映画用に編曲され、ダークなテクノサウンドの途中で「夢見る心は」と何度か歌ったあと、最後にサビ部分が流れて終了である。(X TRA Soundscape mix)
らせんの主題歌も映画用に編曲され、サビ部分が何度かテクノサウンドの中に流れる。
(2・4トラック収録)
2019年に「貞子」の主題歌を歌った女王蜂がカバーしている。
尚、女王蜂バージョンは映画用PRに収録したものなのでサビ部分しか無いが、カラオケで歌える。(JOYSOUND収録)
よくある勘違い
「来る~きっと来る~」と勘違いされているが、正式には
「うーぅ(Oooh)きっと来る」が正しい。これはルパン三世のテーマの「ルパーンルパーン」並に広く勘違いされていると思われる。(ルパン三世のテーマの出だしは「ルパンザサード」が正しい。)
尚、女王蜂バージョンは結構はっきり「ウーゥ」と聞こえる。
曲解説
この曲は原曲と映画バージョンがかなり違う。原曲は明るくポップなスノーソングというイメージである。歌詞は明るくも怖く深読みもしたくなる曲。
しかしながらfeels like "HEAVEN"は更なる原曲が存在し、Yo-C + Tomo featuring Rie名義でリリースされた英語歌詞の「Heaven」という曲が原曲にあたる。
日本語で歌詞を書き直し、タイトルを「feels like 'HEAVEN'」名前で映画とタイアップでリリースした。
そのためシングルのCDジャケットも映画リングを意識したものになっている。
また「リング/らせん」の劇中曲も担当し主題歌二曲が映画サウンドトラックに収録されている。
映画リング以降も、「本当は怖い家庭の医学」等で使用され、世代を超えて貞子を知ってる人なら誰でも知ってる曲であるが、カバーする人がほぼいないのはただ単に曲名が知られて無いだけではなく、この曲はカラオケでも高難易度曲に含まれ、高低差が激しい。
特にサビのラスト「天使が見える」はかなりの高音キーである。
歴代映画リングでも一番難しい。
きっと来るというフレーズ
映画リングのラストで貞子がテレビから出てくるシーンと耳に残りやすい「きっと来る」というフレーズが合わさり、世代を超えて深い印象を付けた。
現にパチンコCRリングでは「キットクル」と表示されてから歌が流れるという演出がなされている。
動画
原曲
X TRA Soundscape mix(リングの主題歌)
関連タグ
リング(鈴木光司) 山村貞子 貞子 高山竜司 浅川陽一 女王蜂
最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学:かつてテレビ朝日系列で放送されていた医療系バラエティ番組。番組内でリングで使われていたBGMが流れた。