概要
貞子とは、鈴木光司氏の小説『リング』に登場するキャラクターである。テレビ画面から這い出てくるインパクトから「貞子」の名はホラーの代名詞となった。
ただし、生前の山村貞子は女優を志しており、原作でも美人であると明記され、違和感を覚える美しさといったニュアンスも含まれていた。そのため、「貞子美人説」や「貞子美少女説」は以前から存在している。
おまけに、黒髪ロングで白ワンピースという、夏の陽光が似合いそうな清楚なシュチュエーションも持ち合わせている。
なお、原作では半陰陽者(いわゆるふたなり)であることも明かされているが、これについて描かれたイラストは少ない。
pixivにおいても萌えキャラ化された貞子が数多く描かれているが、その第一人者とも言えるのがあずまわり氏である。しかも、単純に貞子を可愛らしく描くのではなく、理不尽かつシュールなネタをぶち込んでくることが多く(イジり倒すとも言う)、とにかく見る者を飽きさせない。
余談
ホラー作品のキャラクターが二次創作で可愛く書かれる様式は昔からあり、番町皿屋敷をベースにした古典落語「お菊の皿」では、お菊さんがほぼアイドルのような扱いを受けている。この貞子の貞子たん化も日本の伝統なのだろうか・・・。