概要
ある日差出人不明の形であなたの所に手紙が届きました。
「これは不幸の手紙です。○日以内に○人に同じ内容の手紙を送らないとあなたに不幸が訪れます。実際に送らなかった○○さんには不幸が訪れて悲惨な事になりました。」
・・・と、こんな感じの内容で、ネズミ講的に増殖していく手紙である。これは歴史が古い迷惑行為の一つとされ、手紙や郵便が生まれた頃からあると言われている。当然ながら、手紙の効力を裏付ける証拠は一切なく、実際に不幸になったという事例も非常に少ない。それらの不幸に関してもたまたま何か不運な事が起きて手紙の内容を信じ込む心理性によるものであると推察される。
昔から指摘されている本質的な矛盾だが、「同じ内容の手紙を」が忠実に守られているならば、「送らなかった○○さん」以下の文言が紛れ込む余地は無い。