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曖昧さ回避編集

  1. 川崎のぼるの漫画『いなかっぺ大将』の登場キャラクター。→ニャンコ先生(いなかっぺ大将)
  2. 緑川ゆきの漫画『夏目友人帳』の登場キャラクター。本記事で解説。


概要編集

CV:井上和彦

主人公・夏目貴志の用心棒。本作のマスコットキャラクター。

夏目とは、用心棒をする代わりに彼の死後に友人帳を譲り受ける約束を交わしている。

夏目の祖母である夏目レイコとも面識があったようで、たびたび話題に出しているが、「友人帳」の勝負はしたことがなく名を奪われていない(代わりに招き猫に封印されており、夏目が解いたのが出会いとなる)。



妖怪像?編集

本名および正体は「(まだら)」という上級妖怪。猫の姿は仮の姿である。

招き猫の依り代とされていた時期が長かった為、その姿に慣れてしまい、普段は「招き猫のような猫」の姿をとっている。一称はどちらも「私」

夏目はどちらも「ニャンコ先生」と呼んでいるが、読者の間では、招き猫型の時は「ニャンコ先生」、本質である妖の時は「斑」と呼び分けられている。

招き猫型時の身長体重はドッジボール2個分。


斑の姿は常人には見えないが、依り代であるニャンコ先生は見えるので夏目の飼い猫として一緒に暮らしている。本人(妖?)はその姿を「ラブリー」と評しているが、周囲からは「ブサネコ」「タヌキ」「白ブタ」「大福」等々、えらい言われようである。

約一名例外がいるものの、彼女の抱き着き癖は苦手の模様。「私は猫ではない」が口癖だが、構われると逃げるあたりは猫そのものである。


基本的に食っては寝ているだけで、日常生活は非常にだらしない。

好きな食べ物は和菓子(七辻屋の饅頭や羊羮)、エビ、イカ(特にスルメとイカ焼き)、酒。スイカを冷蔵庫から引っ張り出し、人肌ほどに温まるまで放置してから食べるという独特の嗜好をしている。

食べることや飲酒以外の趣味は「狩り」。


本人は自身を「高貴で偉大」と称しているが、普段の態度や姿から周囲に否定されることが多い。(ただし「斑」としての姿に関しては読者や一部キャラクターから肯定的に見られている)

面倒くさがりながらも夏目に対しては保護者的な態度を取っており、いざ危機が及べば圧倒的な力で敵を蹴散らしてくれる。ニャンコ先生の時は妖力が制限されるものの、いつでも斑に戻る事は可能。さらに、八ツ原の妖怪たちに大食いだの酒乱だの音痴だの加齢臭だの散々コケにされたときは天より雷雲を呼び、「成敗!」の一言で落雷を起こすなど、神通力も持っている(しかもこのときはニャンコ先生の姿)。

度々豊富な知識や人生観を通して夏目に助言を与える姿は、まさしく『先生』そのもの。


他の妖とは違って人間と関わることに抵抗が少ないため、夏目を中心とした様々な人物と面識があり、一部の者には正体まで知られている(事故でバレてしまうこともあるが、本人はあまり気にしない)。



人間への変身能力編集

その妖力の高さから「変化の術」を使えることと、人間の言葉を理解できる「知能の高さ」を併せ持っているため、作中では幾度か人間に変化して行動をすることがある。

ただし、ニャンコ先生は変化の術があまり得意ではなく、ガン見したことがある人間にしか化けられないらしい。


  • 女子高生

三段変形・猫ティーチャー

初出は原作第2巻の第5話「旧校舎の怪」。アニメでは第1期の第4話「時雨と少女」。

笹田純発案の旧校舎の肝だめしに夏目貴志と共に潜入した際に夏目と同年代の少女に変化した姿。

外見のモデルは貴志の祖母の夏目レイコであり、アニメ版の声優もレイコ役の小林氏が担当している。

詳細は「女子高生ニャンコ先生」の項目を参照。


  • 夏目貴志

にゃんこ先生 其の弐

初出は原作第12巻の第49~51話(アニメでは第4期の第6話)の「硝子のむこう」。

妖によってガラス瓶に閉じ込められた夏目貴志が元の大きさに戻るまでの場繋ぎという経緯でニャンコ先生が夏目に化けた姿。

アニメ版の声優は、本物の夏目役を担当する神谷氏ではなく、そのままニャンコ先生役の井上氏が担当。

詳細は「夏目型ニャンコ先生」の項目を参照。





余談編集

  • 同コンテンツにおける扱い

本作のファンからの人気が非常に高く、人気キャラ投票では主人公の夏目を抜いて1位を獲得した。

また、デザインが秀逸であることから、夏目友人帳のアニメが放送していない期間でもグッズが出続けるコンテンツの稼ぎ頭でもある。

そのため、1番くじや各種コラボレーション等で多数のグッズが商品化されており、店舗によってはニャンコ先生専用のコーナーが設置されることも。


  • バラエティ番組での登場未遂

2013年7月30日にフジテレビで放送された「アニメアカデミー 1億3千万人が選ぶ!後世に残したい不朽の名作」での動物キャラクターランキングで、いなかっぺ大将の方のニャンコ先生が8位にランクインしていた。

だがそちらのアニメは1970-1972年放送であり、年代別の順位でも10代から40代の各世代が一桁の順位、50代60代が20、30位代という奇妙なものであった。中高年で上位にくるのならまだしも、若者は再放送で知っていたとしてもこの結果は不思議である。

どうやら集計で夏目友人帳のキャラとして投票されたのをいなかっぺ大将の方だと間違えて集計してしまったのでは、といわれている。そのため、番組では夏目友人帳の方は取り上げられなかった。


  • 関係者ネタ

偶然だが、夏目貴志役の声優・神谷浩史の飼い猫も「にゃんこ先生」という名前である。

ただし、命名の元ネタは、上記で解説したいなかっぺ大将の方である点には注意。


  • その他

多数の有名なキャラクターたちが登場する小説シリーズ『虚実妖怪百物語』にて、ニャンコ先生も召喚対象として言及されている。



関連イラスト編集

ニャンコ先生が組み体操白黒ニャンコ先生


名前繋がり

こちらニャンコ先生とのコラボイラストも少なからず存在する。

Wニャンコ先生センシティブな作品



関連タグ編集

夏目友人帳 妖怪 LaLa

夏目友人帳の登場人物一覧

夏目貴志 

女子高生ニャンコ先生 夏目型ニャンコ先生

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