⇒ 漫画:夏目友人帳
⇒ アニメ:夏目友人帳(アニメ)
概要
作中の「友人帳」は、妖怪の名前が書かれた紙を綴じた深緑の古い冊子。
一見すると落書き帳に見え、普通の人間には書かれた字も読めない。
レイコが妖怪達に勝負を挑み勝った証に冊子に名前を書かせることで名を縛った。
名を縛られた妖怪は所有者に従わねばならず、名が書かれた紙に何かあれば影響を受ける。
その途方もない支配力から業界の間では『禁術』として扱われる。
覇権を狙う妖や祓い屋からは垂涎の的としてつけ狙われる危険性から、夏目も長い間この所持を黙秘していたが……。
名を返すに必要なのは、レイコの血に連なる者の息と唾液。
相手を強くイメージすると友人帳が反応し該当の名が弾き立つ。
「我を護りしものよ、その名を示せ」
名が書かれた紙を咥え息を吹きかける。
「君へ返そう。受けてくれ」
返す時に妖の過去が夏目に流れてくる。
そこには会ったことのない祖母の姿がある。