11世紀初めの1001年から20世紀末の2000年までの1000年間。
主な出来事
- ローマ教皇とコンスタンディヌーポリ総主教が相互に破門した東西教会の分裂。
- キリスト教圏とイスラム教圏の衝突
- 東南アジアのイスラーム化
- 宋における経済・文化の発展、大衆文化の興隆
- ペストの大流行
- モンゴル帝国のユーラシア征服
- ガーナ王国、マリ王国、ソンガイ王国の繁栄
- 東ローマ帝国の滅亡
- 欧州におけるルネサンス、宗教改革、宗教戦争
- 大航海時代以降、ヨーロッパによる植民地化と世界の一体化(グローバル化)が始まる
- コロンブスの「新世界」到達後のコロンブス交換、アメリカ大陸の文明の崩壊
- 砂糖、茶、コーヒー、タバコなどの嗜好品が世界各地に広まる
- 欧州における科学革命による宇宙観の変化と古典力学、科学的手法の始まり
- 市民革命、産業革命。
- 法の支配の確立
- 自然科学の確立
- アジアの帝国(清・ムガル帝国・オスマン帝国など)の滅亡と国民国家の形成
- 世界規模の人口爆発(漢民族の大膨張など)、都市化の進展、メガロポリスの形成
- 二度にわたる世界大戦と核兵器の開発・量産・核実験
- 植民地化と脱植民地化、資本主義と共産主義による世界を二分する冷戦構造の成立と崩壊
発明・発見
- 羅針盤
- 火薬・銃・砲
- 写真、映画、活版印刷
- 人権、法人、憲法、株式会社、知的財産権(著作権、商標権など)
- 化学、分子、原子、素粒子、イオン、ハーバー・ボッシュ法による窒素固定
- 物理学、油圧、熱力学、万有引力、電磁力、原子力、量子力学、相対性理論
- 生物学、進化論、遺伝学、生態学、生化学、分子生物学、DNA
- 全身麻酔、ワクチン、消毒、抗生物質
- 高炉、プラスチック、合成繊維、鉄筋コンクリート
- 熱機関(蒸気機関、蒸気タービン、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスタービンエンジンなど)
- 数学記号、微積分、統計学、非ユークリッド幾何学
- 鉄道、自動車、気球、飛行機、ロケット(ミサイル)、宇宙開発
- 電気機器(電池、電気モーター、発電機、電球、蛍光灯など)
- エレクトロニクス、電子部品、コンピュータ、有線通信、無線通信、ラジオ、テレビ、電話、インターネット
など、現在では必要不可欠なもの、あるいは世界史を大きく動かしたものが発明されている。