桜舞う季節、5つの恋の風が吹き抜ける―。
概要
制作会社のパッショーネにとっては初となるオリジナル作品で、2022年秋アニメとしてひかりTVやABEMAなどにて配信が行われたほか、AT-X、BS11、TOKYOMX、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知でも放送された。なおKBS京都以外は全て製作関与している。
また、石坂リューダイによる漫画版がヤングアニマル(白泉社)にて2022年6月から2023年7月まで連載された。
普通の男子高校生が5人の少女たちとの恋愛模様に巻き込まれる姿を描く。
漫画版では性描写が追加されたり、一部のシーン(例えば、最初の現実世界で目覚めるのも自宅ではなく、研究施設な為、学校に行くシーンもなくなり、友人達も全員漫画では登場しない、終盤の愛に会う為に向かうシーンもほぼ全て削除され、仮想世界に入ってすぐに愛に会うなど)が省かれている。
登場人物 / CV
- 柏樹朝(かしわぎ あさひ) / 逢坂良太
- 和泉沢愛生(いずみさわ あおい) / 伊藤美来
- アメリア・アーヴィング / 竹達彩奈
- イリーナ・イリューヒナ(イリヤ・イリューヒン) / 高橋李依
- 白夢華(バイ モンファ) / 金元寿子
- カリン・イステル / 高野麻里佳
- ラブリン / 井澤詩織
- 伊集院好雄(いじゅういん よしお) / 福山潤
- サンダース大佐 / 玄田哲章
- ソド / 加藤英美里
スタッフ
主題歌
OP「Love? Reason why!!」
ED「Flop Around」
歌:伊藤美来・竹達彩奈・高橋李依・金元寿子・高野麻里佳 作詞・作曲:鈴木裕明
ED「lost in the white」
関連タグ
パッショーネ(アニメ制作会社) オリジナルアニメ 2022年秋アニメ
ときめきメモリアル…BGMを含む「伝説の樹の下」を元ネタとした「桜の木の下」のエピソードや「伊集院好雄」など、リスペクトが見られる。
五等分の花嫁…ヒロインが5人ほどいる恋愛もの繋がり。こちらでは和泉沢の声優が三女、アメリアの声優が次女を演じた。ただし、あちらはヒロインは1人だけ選ばれたが本作は5人ともヒロインのままである。
不徳のギルド…本作の後座枠として放送されたKADOKAWA製作のアニメ作品。この作品でも男の娘キャラが登場されている。
外部リンク
ネタバレタグ
ソードアート・オンライン アリシゼーション:第8話で明かされた、物語の根幹に関わる衝撃の真実が、この作品を彷彿とせざるを得ない事であった為。しかも本作の第10話で、「電脳世界内で死ぬと現実の体の脳も焼き切れる」という旨の発言があった事もあり、猶更この作品…特にデスゲームとなっていた第1部の頃を彷彿とさせる。もしやこれがモチーフやオマージュ元か? 更には最終回のエピローグにて、朝の家に現実世界での体を得たヒロイン達がダンボールで送られて来ての再会と、これまたアリシゼーション編のメインヒロインたる彼女と酷似している。
ロックマンエグゼ:ネットワークを含めた高度なデジタル社会な世界観が共通。更に本編第9話での大規模ネットワークシステム障害時の交通事故を含めた混乱の様子も、まさしくこの作品を彷彿とさせる。しかも今作のヒロイン達もある意味ネットナビに近くもあるし、既に故人となっているある少女はエグゼの原作ゲーム第1作で存在や正体が明かされた少年のようでもある。更に第10話にて、ヒロイン達が朝と直接接触する本編前の時系列での夢華と好乃・ファインマンとのやりとりも、あさだみほ版ロックマンエグゼのプロトとの決戦の時の回想シーンと酷似している。終いには、最終回後半からの『電脳世界で扉をくぐった先でかつて死んだはずの人物』と再会する、崩壊してゆく電脳空間から精神データがサルベージされた者達が生還したり、主人公と再会するなど、ここも原作ゲームシリーズの3作目のラスボス撃破後の流れとかなり似ている。
ロックマンXサイバーミッション:先述のエグゼと同じくロックマンシリーズの1作品であり、エグゼより前に発売された、主に電脳世界を舞台にした戦いの作品。こちらでも本作品と同じくコンピューター障害(しかも何者かによっての不正アクセスによって書き換えられた偽りのデータ)によって世界規模で混乱が起こっている。本編第9話ラストや第10話冒頭で描かれたように(体丸ごとか精神データのみかは不明だが)、主人公はゲストキャラである仲間のサポートでデータ化し、基地のマザーコンピューターの電脳世界にダイブしてはプロテクト(それも過去に倒した強敵達)を突破し、中枢を目指すという展開も共通している。
スーパーロボット大戦(初代):このゲームでゲッターロボが敵を説得する際の「きみ いいからだしてるね。ゲッターチームに はいらないか」セリフのパロディが、最終回のエピローグでの大学の新入生をターゲットにしたマッチョな部員の勧誘セリフにあった為。