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書籍情報

著者河添太一
掲載雑誌月刊少年ガンガン
掲載アプリマンガUP!
出版社スクウェア・エニックス
単行本13巻(2024年3月現在)

概要

月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて2017年7月号より連載されている作品。


『ガード』を生業とする主人公と美少女ヒロインらによる魔物討伐を題材としたコメディタッチのファンタジー漫画。

しかし作中に登場する女性キャラの殆どが魔物に拘束され、ひん剥かれた挙句辱めを受ける植物に絡めとられ恥ずかしいポーズを取らされる本編で魔物と対峙しない為に書き下ろし漫画やおまけで脱がされるといった、少年誌におけるエロコメディのイメージを凌駕する際どい描写を連発しており、掲載誌の表現の限界を攻めている過激な作風となっている。


雑誌版では例によってお色気シーンに対する規制(いわゆる海苔)が入るが、規制の外れた単行本では独立したキャラクター「マモノリ」として番外編で活躍するといった風に、メタ要素すら逆手に取って、お色気をとことんコメディに昇華させようとする傾向があるため、単純にギャグコメディとしても楽しみやすい。

キクルを中心としたキャラクター同士のキレのある応酬や、コメディの裏で緻密に練られた設定とさりげない伏線の張り方も見どころであり、当初エロ要素目当てに作品を追いかけていたら、いつの間にか作品そのものの虜になっていた、という声も挙がるほど。


ギャグコメディが基調だが、ガードや魔物を取り巻く環境はかなりシビアな世界観である。直接的な描写こそほとんどないが、定期的に少なくない数のガードが命を落としていることが明言されており、魔物についても一言で片づけるには難しい、様々な側面を抱えた存在として描かれている。

ひとたびシリアスに舵を切ると、強敵との手に汗握る戦闘シーンや、漫画の本来のジャンルを置き去りにするほどの濃密なドラマも展開されることから、ただのエロコメディに留まらない独自の魅力を発揮している。


ファンタジー作品ではあるが、文明/文化レベルは現代レベルに近く、テレビなどの家電やパソコンや携帯といった情報端末や電車などの交通機関が存在する他、学校制度は日本とほぼ同等であり、ヤリサーの概念まである。

一方で銃器類を始めとした兵器の類は存在しておらず、戦闘がもっぱら中世期の武器や魔法、スキルによる点などファンタジー作品のお約束が忘れられたわけではない。

(兵器が存在しない理由については用語解説欄の「自戒の日」の項目も参照)


ティー・エヌ・ケーの手によりテレビアニメ化がなされている。後述。


あらすじ

弱冠20歳ながらも有能な狩人であるキクルであったが、女性と一度も交際せずに過ごしてしまった自身の灰色な10代を振り返り、仕事に対するモチベーションがダダ下がりしていた!

そんなある日、ギルド職員の提案がきっかけで新入りの武道家の少女・ヒタムと共にクエストに臨むことに。

けれど、ヒタムはなぜか次々と魔物にどエロい目に遭わされて!?


狩猟エロコメ堂々解禁!!


登場人物

キクルのパーティ

キクル・マダン

きっくん

声:福原かつみ

本作の主人公。20歳。

ジョブは狩人


ヒタム・キャン

ひたむき

声:礒部花凜

武道家を志す獣人の女子。18歳。

愛称は『ひたむき』。名前の如くひたむきな性格だが、おっちょこちょいなドジっ子。


メイデナ・アンジェ

今季の癒し

声:渋谷彩乃

白魔術師の少女。本来18歳未満には認められないガード職に、特例としてわずか15歳で就いたエリート。お転婆で背伸びをしたがるが、怖がりで戦闘ではほぼ置物。


トキシッコ・ダナー

トキシッコさん

声:大地葉

常に気怠げでマイペースな黒魔術師の少女。18歳。体力が皆無で運動センスもない生粋のインドア。


ハナバタ・ノーキンス

センシティブな作品

声:鎌倉有那

装備品大手メーカー「ノーキンスポーツ」の令嬢。

幼なじみのトキシッコとは対照的に生真面目な性格の戦士。18歳。「狂花」と呼ばれる独自の力で戦うが、マナ酔いで別のトラブルを生み出す。


ノマ・ルーン

不徳のギルド・エンドカード企画イラスト

声:白砂沙帆

妖精族出身の可憐な容姿をした赤魔術師男の娘。穏やかで慎重な性格。器用貧乏が悩みでサポートは必須。


コイン・ロンリバス

コインちゃん

コダマからメブキに移り、とあるパーティでオタパーの姫をしていた少女。

あざとい性格だが本性は打算的で腹黒。

ジョブは「盗賊」の18歳。


メブキの街

エノメ

センシティブな作品

声:大久保瑠美

メブキの街のギルド職員で受付嬢。31歳。物腰柔らかで包容力のある女性だが、早合点する一面も。


エシュネ

エシュネちゃん

声:小路裕夕

エノメの一人娘。11歳。キクルに懐いており、しばしば母親とくっつけるために仕向けるなど年齢に似合わずしたたか。


レスミス・ケアー

レスミス・ケアー

声:結木梢

小鬼族の医務職員。身長は110cmの22歳。

無能な働き者」という言葉をそのまま体現したかのようなド天然かつおっちょこちょいな性格。その上うっかり癖が酷く日常的に(自他共に)致命的なポカをよくやらかす。


トゥルー・ノーキンス

ハナバタの父にして現ノーキンスポーツの社長。社長業を継ぐ前は会社員兼ガードとして活動しており、バイマシラのネームドをして敵わないと思わせる程の実力を持っていた。

非常に強面かつ無自覚に周囲に威圧感を与える体質であるが、本人もそれを気にしており場を和ませるためのジョークや紙芝居をあらかじめ用意するなど内面は意外とお茶目。

キクルのガードとしての優秀さを早期から見抜いており、その素質を高く買っている。

妻や嫡男も度々話題に挙げるぐらいにキクルのファンであるらしく、曰くノーキンス家ではキクルに対する好感度のバロメーターと思われる「キクルポイント」を貯めることにより「キクルフィーバー」が起こっているとの事。


ノーキンス家の使用人たち

カイゼル髭の初老の男性ハウンズ・スチュワート(声:家中宏)、目の周りに傷を負った黒髪の青年ラニ・ウッドマン(声:大野智敬)、金髪ロングのメイドリアン・ヴィクトル(声:天野聡美)、ボブカットの黒髪メイドのクララ・シック(声:いなせあおい)の4人が作中に登場。

プライベートのハナバタを見守り、彼女の恋路を応援するほどに敬愛しているが、割と身勝手な理由で「狂花」の秘密をハナバタ自身に口外しないように働きかけるなど、基本の行動方針が自分達とノーキンス家以外の都合を度外視しているため、キクルからは苦手人物扱いされている。


ウィル・テール

声:手塚ヒロミチ

メブキの街のベテランガードで、キクルの弓術の師であった。

リンゴ農園を営む実家を継ぐため、ガードを引退するも、まだ新人が育っていない最悪のタイミングで自分以外の実力者が居なくなったこともあり、キクルを歯噛みさせることとなった。


ヨウ・スミスセンリク・テツタイト

声:大野智敬(ヨウ)、中島卓也(センリク)

メブキの街の先輩ガードで、ノマの元パーティーメンバー。

二人共熱血漢で根は悪くないが、キクルの実力を侮って平気で言葉のナイフを投げつけたり、先のネームド戦での顛末を知るや街を出て修行の旅に出てしまったりと、良くも悪くも一方通行。

どういう訳かキクルに先んじて話題となっているネームドと接近する事が多く、ネームドの能力を説明する解説役を担いつつキクルに突っかかるのがお約束となっている。

名前はそれぞれ「様子見」「戦略的撤退」から。


イズ・ミーン・ミル

声:飛田展男

キクルの師の一人であるガードで、ジョブは「学者」。

普段は「知ノ泉」という古書店を営んでいる小鬼族の40代の男性で既婚者。

一見物腰の柔らかい知的な男性で、キクルが知見を得る際に真っ先に協力を仰ぐ程の頼れる大人だが、本人曰く「自分の中で結論が出た情報を口にするのが億劫」な性分のせいで、意味深な結論のみを述べ聞き手にとって重要な情報を勿体ぶるくせに、ジョークやセクハラを交えた脱線話を好むといった面倒な性格をしており、しばしばキクルにツッコまれている。

名の由来は「ミーミルの泉」からと思われる。


ホチョウ・ハツドリ

幼少期のキクルの師の一人。

主に彼の身体能力を鍛え上げた人物だが、その教育は過酷と呼ぶのも生ぬるいレベルだった模様。

既にガードを引退して老境に差し掛かった身だが、苛烈かつ理不尽な性格は今なお健在。

名の由来は「服部保長」からか。


ザンゾー・ハツドリ

ホチョウの孫娘で、キクルの幼馴染の眼鏡っ子。

ジョブは「忍者」。18歳。

キクルを兄様(あにさま)と呼んで慕っている。

趣味はネットサーフィン。

18になったばかりで正式にガードに配属されたのもつい最近なので実戦経験もほとんどない新参者だが、幼少から訓練を積んでいただけあって実力は高く常に冷静沈着。幼い頃に祖父から捻じ曲がった精神修行をさせられ怖いものは無いと豪語するが、コンタクトだけは怖い。

名前の由来は「服部半蔵」と思われる。


タネの村

ミシェリー・ヒット

メブキの街の隣にあるタネの村を警護している唯一のガードの女性。

ジョブは「騎士」の21歳。

村唯一のガードということもあり討伐成績もそれなりに挙げているが、常にお面や兜で顔を隠しているほどの、超が着く引っ込み思案かつ人見知りな性格。

いざ人と接する時も非常に卑屈な態度になり、話し声もすごく小さい。

人や物、魔物問わず小さくて可愛いものを好む。酒も好物で、酒を飲むと感情が豊かになり開放的になるが、記憶は残るタイプで、翌日元の性格に戻るとその様子を思い出して自己嫌悪に陥る。

武器は大盾「キルバリア」。

名前の由来は「人見知り」からか。


フウロウ海浜

テース・ノース

エノメの母で、ブル県で温泉旅館「オオシオ」の女将をしている。

エシュネからは「グランマ」と呼ばれている。

物腰柔らかで包容力があり、早合点するきらいがあると、エノメにそのまま受け継がれているかと思えるほどそっくりな性格。


コダマの街

ビー兄妹

近隣にあるコダマの街所属のガードで、「完全防備」の呪名持ちでその力と持ち前の正義感でエースの座に上り詰めた「騎士」の兄カンゼボウと、冷静沈着で兄想いだが他人には不愛想な「屍術師」の妹オックリの2人組からなる獣人兄妹。

2人共ガードとしての実力も高く、グッズ展開やテレビメディアでしばしば取り上げられるほどに仲間や市民層からの人気も高い。

湿原に現れたとあるネームドの討伐任務に向かい、キクル達も応援に駆け付けるのだが……?

名前の由来はそれぞれ「完全防備」と「送り火」からか。


サン・ホシ

レスミスと同じ小鬼族の女性ガードで、「女帝」の異名を持つコダマの街のエース候補の一人。

必要以上の馴れ合いを好まず、敵や舐めた態度で絡んでくる相手には容赦しないクールな性格で、先述の異名は小柄な体格の自身を見下す他のガードを、片っ端からシメている内に付いたもの。

一方で家族ぐるみの付き合いであるハナバタに対しては、本当の妹のように大切に思っている。

ジョブは「魔物使い」。

その名の通り魔物を操って戦うスタイルが主体だが、彼女の場合は高い身体能力に加えて攻撃的に強化されたスキルの存在も相まって、自身の戦闘能力も高い。

実は過去にとあるネームドに命を救われた事があるらしく……?

名前の由来は星三つを表す「星三」からか。


トリュー・ニシキ

コダマの街を拠点としていたが、後ほどイバラの街のエースとして転属となった凄腕のガード。

ジョブは「竜騎士」。20歳。常に相棒のショウキと行動を共にする。

基本的にフランクでフレンドリーな性格だが、その実は他人に遠慮のないサンやショウキを始め、常にあらゆる方面から振り回される苦労人。

サンと共にコダマでは名の知れた実力者であり、作中では呪名の力で強化されたヒュダイの一撃を平然と顔面で受け止め、その流れで彼を素手で制圧している。

名前の由来はおそらく「竜騎士」と陸軍戦闘機の「屠龍(二式)」から。


イバラの街

サラン・ブレイド

イバラの街のエースガード。エース経験のある黒魔術師と戦士を両親に持ち、その両方の才能を完璧に受け継いだ「魔法戦士」。

同じイバラ所属の戦士ラコブ・ウデプシン、呪術師ズソー・コクマリとパーティを組んでいる。

「精良」の二つ名に違わず容姿や実力、使えるスキルの豊富さからまさに天が何物も与えたと言っても過言ではない程に恵まれた優秀な好青年であるが、その本性は「生存者が限られるならより多くを救える者(つまりエースである自分)が生き残るべき」と考え、自分が生き残るためなら平気で仲間を見捨てる事も厭わない冷徹非情なリアリスト。

コダマ山に現れたネームドから逃げ延びるためにパーティーメンバーと結託して自分達の加勢に入ったハナバタをなんの躊躇もなく罠にはめて囮にし、さらに他のガード達に歩み寄ろうとした無害な魔物を点数稼ぎの為だけに殺そうとした挙句にそれを止めようとしたメイデナとノマにまで手を上げた事、エースとして自論を語った際にコダマのエースの死をお涙頂戴と中傷するなど、数々の振る舞いがキクルの逆鱗に触れてしまい……。

名の由来は「サラブレッド」からと思われる。


ヒュダイ・キンズ

イバラのナンバー2である筋肉質の巨漢。ジョブは「重戦士」。23歳。

自身の筋肉量を操作できる「筋肥大」の呪名の持ち主。

呪術師である妹のメガス・キンズにはやたら甘いが、サランが抜け不安定になっていたギルドを取りまとめるため、自分の身を挺することが出来るなど、見かけに反して冷静で知的な人物。


その他

ゼニス

エノメの旦那兼エシュネの実父にして全てのスキルの生みの親とされる正真正銘の神。

女癖が悪く、妻子がいるにもかかわらず25股も浮気した結果、裁判所から「十年間女性との接触禁止令」が言い渡されていた。


プンプク・チャノマ

近隣にある「カボク」という界樹教徒の村出身のガードで、中学生とも見紛うほど小柄な狸獣人の少女。

ジョブは「曲芸師」。最近ガードになったばかり。

一人称は「プク」で語尾に「ポン」とつけたりと常に愛嬌を振りまく一方、店の人の足元を見るや否や堂々と食い逃げしようとするほど図太い精神の持ち主。

元々は孤児院育ちで最近死に別れたという同じ孤児院出身の緑魔術師フォーネ・ペールを姉のように慕っていた。

かつての土地神とされていた魔物にカボクの村が狙われている事を知り、他所の土地神で対抗すべく助けを求めてタネの村を訪れる。


ウルス・フェートホアンカ・ゴヨウ

とある女性ガードの転落死事故について独自に調査するためにヨウミャク古道にやってきた、キョボクの街の警察機関に所属する2人組。

長髪の女性が「時魔術師」ウルスで、ショートカットの少女が「警察官」ホアンカ。

ホアンカ立ち合いのもとウルスの時魔術によって過去を映像化することで捜査を行っていたが、その最中でくだんの女性ガードについて知っているネームドと遭遇してしまい……。


用語解説

  • ガード

地域を管轄する『ギルド』に所属し、魔物から街や住民を守るための仕事全般を請け負う者。

一言でまとめれば「街公認のヒーロー」といった役職。中でも担当地域で最も優秀な成績を挙げたガードは『エース』と呼ばれ、メディアやスポンサーの厚待遇を受けられるほどの憧れの存在であるが、その栄光の裏で魔物との戦いで命を落とすガードも少なからず存在することから、その世界は決して華やかなものばかりではないことが窺える。

なお高い戦闘力と権限を有する分、ガードの犯罪に対しては一般人よりも重い処分が下される。

基本的にガードになれるのは18歳からだが、現在作中で唯一の例外がメイデナである。


  • サイシキ国

物語の主な舞台となる国。

キクル達の活動拠点となるギルドは、この国にあるグリン県・メブキの街に位置する。

グリン県内にはメブキ以外にもたくさんの地区があり「コダマの街」「イバラの街」のギルドはメディアでも有名な実力者のガードを擁することで知られる。

グリン県から電車で2時間の位置には、フウロウ海浜を望む「ブル県」が存在する。


  • イデン連邦

「自戒の日」の中心地となった国。キクルの出身国でもある。


ひたむき等が該当する種族。

字のごとく動物の耳と尻尾が生えている事と個体によって成長速度が異なる点を除けば、構造上は普通の人間と何ら変わりない。


ノマが該当する種族。

「妖精」と銘打ってはいるが、耳の尖った外見や種族の風習、生態的にはどちらといえばエルフのそれに近い。

エルフのイメージに違わず人間と比べて長命で、長いあいだ若々しい容姿を保っている。


レスミス等が該当する種族。字のごとく小柄で角が生えているのが特徴。

イズのような壮年男性でも人間の少年ぐらいに見えるほど、妖精族同様に見た目が老けにくい。

そのために種族の特徴柄、見た目で侮られることも多いらしい。


  • 魔力(マナ)

ヒトや生物、植物から金属に至るまで、あらゆるものが保有するエネルギー。

後述のスキルの使用に不可欠なものであり、ヒトの場合は主に大気中に存在する魔素を肌から取り込むことでマナの補給を図る。

個々によって魔素との親和性に差異があり、ヒトのマナの保有量はこの親和性に大きく依存する。

蓄えたマナは体外に放出して物理的な現象に干渉することも可能なようで、作中では狂花を発動させたハナバタの身体からあふれたマナが花びらを模ったり、不味い料理を食べたキャラが、反射的に身体中のマナを噴出させたことで衣服を弾き飛ばした事例があった。


  • 呪名

人名そのものが呪文の役割を果たし、言霊の加護によって特殊な体質を得られる仕組み。

キクル曰く「名は体を表す」の完成系であるが、実際に加護を得られる例は極めて少ない。


  • ジョブ

『戦士』『狩人』といった職種の呼称。

ガードになる者はいずれかの戦闘用のジョブに就き、ジョブの『技典』を受け取ることになる。

ジョブの習熟に応じて技典を通じ、マナを消費して発動する強力な特殊能力『スキル』を習得出来るが、個人が過ぎた力を持たないよう、複数のジョブに渡るスキルの同時習得は禁じられており、ジョブ変更やガード引退の際には元のジョブとスキルを返納することが義務付けられている。

一方でスキルには技典由来のもの以外に、一般人でも習得可能な「著作権フリー」のスキルが別枠で存在しており、こちらは返納の義務はない。

また、ガードと同等の権限を持ちながらも非常事態を除いて魔物退治を行わず、犯罪捜査などの専門分野に携わる特殊な例として「警察」などのジョブが確認されている。


  • 自戒の日

作中世界の転機となった大事件。

かつての世界は科学兵器の技術進歩がめざましく、魔物退治に銃器が用いられていたほどだったが、それは同じ人間や自然を安易に害することのできる凶器ともなった。そんな中、本編から20年前の7月6日にイデン連邦が「果実」と呼ばれる大量破壊兵器を完成させてしまう。

その存在を見かねた魔素の源流である界樹は、「審判」を用いて世界中のありとあらゆる兵器を悉く破壊。そしてこの未曽有の大厄災は、巻き込まれた当時の世界人口の3%、およそ6000万人の人間が命を落とす悲劇へとつながった。

この審判によって人間は二度と兵器を製造することが出来なくなり、現在ではかつての記録でその面影を確認できる程度に留まっている。

以来「自戒の日」と名付けられた7月6日は、二度と同じ過ちを繰り返さないという自戒の意味を込めて、界樹へ日頃の感謝の祈りを捧げる世界共通の祝日となっている。


マナを主食とする生物の総称。

詳細は該当記事にて。


アニメ

2022年3月11日にアニメ化されることが明かされた。

2022年10月から12月までAT-Xなどにて放送された。また、dアニメストアなどをはじめとする動画配信サイトでも行われる。


なお、複数のバージョンが存在し本編の長さや映像・音声に規制等々が入ったもの、逆にそういったものが少ないものが存在する。

TV放送 ver.テレビ放送・各種配信サイトテレビ放送尺映像規制 強音声 修正有り
ちょっと不徳な 配信 ver.dアニメストア他、一部の配信サイトテレビ放送尺映像規制 弱音声 修正有り
すごく不徳な AT-X ver.AT-Xテレビ放送尺映像規制  無修正音声 修正有り
完全に不徳な ディレクターズカット ver.Blu-ray&DVDディレクターズカット尺(テレビ放送尺+α)映像規制 無修正音声修正 無修正

主題歌

オープニングテーマ

佐咲紗花Never the Fever!!

作編曲:ヒゲドライバー


エンディングテーマ

栗林みな実シュガー・シュガー・スパイス

作詞:Mafuyu / 作編曲:三好啓太


スタッフ

監督朝岡卓矢
シリーズ構成筆安一幸
キャラクターデザイン金子ひらく
音楽白澤亮
アニメーション制作ティー・エヌ・ケー

各話リスト

話数AパートBパート
1ひたむきに頑張ります!少女の知らない世界
2晴天の霹靂瀕死の狩人
3みんなで遊ぼうあなたが初めてです
4ドクター・マーダー白と黒
5キョウカのヒミツ肉の宴
6メーデー新しい家族
7ムリゲーミントアイス
8完全燃焼ありがとう
9金のタマゴやわらかいもの
10揺れる思い偉大な父
11しわ寄せは走ってくるニューワールド
12今日は帰りたくない謎解きリトル

関連タグ

月刊少年ガンガン マンガUP! 2022年秋アニメ

ハイファンタジー ハーレムお色気


作中ネタ

  • 海苔:雑誌掲載&番組放送時に大活躍である。
  • さげまん:作中の女性キャラの殆どがこれに該当する。

関連作品


外部リンク

ガンガンONLINE

ニコニコ漫画 少年ガンガンちゃんねる

アニメ公式サイト

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