概要
善なる目的のために使われ、被害者の生まれないものをいう。
『魔術士オーフェン』の白魔術
ライトノベル『魔術士オーフェン』シリーズにおける白魔術は、人間種族の魔術士のごく少数(白魔術士)が使う、世界を一時的に錯覚させ、精神(情報)に作用する「超能力」である。
精神とは、文字通り人間や生物の心や魂、更には世界に存在するあらゆるものの「それがそれであることを示す情報」を指す。
例えば、目の前にある大岩が邪魔だからどうにかしたいとして、それを世界から消してしまったり、水や綿といった全く違う物質に変えることもできる。(対して黒魔術は、エネルギー波で破壊したり、浮かばせて移動させるという、間接的な手段でしか排除できない)。
人の心に対しては、人格を消して廃人にしたり、自分の意志を直接伝えたり、心を操って自分の思い通りに動かすということもできる。
ただし、ウィールド・ドラゴン=ノルニルという亜人との混血でなければ発現しない、遺伝的な能力でもある。