概要
白魔術は文化人類学で定義される聖人の術とほぼ同義とされる。
黒魔術と対比して用いられる。
詳細は白魔術師を参照。
ファイナルファンタジー
ファイナルファンタジーに登場するジョブで下級職。ゲーム中盤で上級職白魔道士にクラスチェンジできる。
ファイナルファンタジー2のミンウは白魔道士。
ファイナルファンタジー3以降は白魔道士の名称が使われ、下級職の白魔術士は登場しなくなった。
ジョブの詳細は白魔道士を参照。
FF1では下級職の白魔術士のグラフィックが以降のシリーズ定番の白魔道士スタイル(フードをかぶる、赤いダンダラ模様つきローブ)で、
上級職の白魔道士は頭身の上がったフードをかぶらないスタイル。
『魔術士オーフェン』の白魔術士
ウィールド・ドラゴン=ノルニル(天人)種族と人間種族の間に生まれた人間、またはその血を引く者たちのうち、白魔術を使う者たち。
『オーフェン』世界の白魔術は、精神、すなわち情報や魂といった物理的に存在しないものを操り、その結果、通常兵器や黒魔術では及ばない結果を生み出す、強力なものである。
そのため、キエサルヒマ大陸の白魔術士はほぼ例外なく、王都の専門機関《霧の滝》に幽閉されるため、市井にはめったに姿を見せない。
とはいえ、《滝》を監視しているのは一般人に過ぎない貴族連盟の職員でしかないため、白魔術士たちは脱出しようと思えばいつでもできる。つまり、彼らは自主的に《滝》にとどまっているとも言える。
更に強大な力を得るため、肉体を捨て去り精神だけの状態の「精神士」になる者もいるが、複雑な自己制御をし続けなければ自我がなくなって消滅する危険性をはらんでいる。精神士の中には、肉体を持ったままの魔術士「肉体士」を見下す者もいる。
主な白魔術士
- アザリー - 黒魔術士でもある、例外中の例外。
- ラモニロック
- ダミアン・ルーウ
- キャリアン・アージカ
- ルシオン
- ヒュキオエラ
- ラチェット・フィンランディ