ミンウ
みんう
フィン王国に仕える白魔導士。白ターバンを巻いた褐色肌のアラビア風の男。原作の顔グラフィックでは口が見えていたが、リメイク版では口元を布で隠しておりなかなかのイケメン。
ストーリーの序盤でパーティーに加わり、フリオニール達の手助けをしてくれる。序盤に仲間になるキャラとは思えない高レベルの魔法や圧倒的ステータスにお世話になったプレイヤーも多いのでは。
最後は究極魔法アルテマの封印を解く為に全ての力を使い果たし、フリオニール達に全てを託して息絶える。……しかし命を捨ててまで手にした魔法・アルテマが正直あまり強くないことからやや不憫な人。ミンウの死後にヒルダにアルテマの本で尋ねても「?」が返ってくる始末。あんまりだ。
リメイク版に追加されたシナリオ「Soul of Re·birth」では主人公を務める。
このシナリオでは彼を筆頭に本編で死亡したスコット、ヨーゼフ、リチャードが仲間になり、死後の世界と思しき世界で善の皇帝と対峙する事になる。
FF2の武器装備のシステムによるステータス差もあるが、純粋な白魔導士タイプのキャラクターが主人公格となったのは恐らく彼が初めて。
なお、この追加シナリオは死亡離脱組が本編離脱時のステータス・装備のままでのパーティとなるので生前に育成ができる時に入念に育成やしかるべき武器や装備品を装備させておかないと追加シナリオ序盤で確実に苦戦・最悪は詰む。特にミンウが主役であるので注意が必要である。間違っても離脱するからといって装備品を事前に剥いだりするのはやってはいけない。
本編の加入時点では破格のステータスの持ち主。白魔導士ながらも序盤では高いHPとMPを持ち、特に精神・魔力は40以上と、初期の時点で最後に仲間であるレオンハルトを上回る(もっともレオンハルトは戦士系だが)。
何より加入時点で16種類の白魔法を習得しているのが特徴。
それも序盤でまず勝てない悪名高き「キャプテン」に勝利するのに必須レベルの回避魔法「ブリンク」、パーティアタックでMPを鍛えるために便利な「アンチ」「チェンジ」、戦闘時は即死魔法である「テレポ」と非常にありがたいラインナップとなっている。
どれもFF2の特殊なステータス上げの補助にうってつけの魔法なので、ミンウが離脱する前にメインメンバー3人をある程度鍛えると今後の冒険がグッと楽になるだろう。
一方で攻撃系魔法は即死以外何も覚えていない。取り敢えずブリザド等を新たに習得するのもよいが、テレポを鍛えつつ連発するのもいいだろう(特に稼ぎに便利な強敵「キャプテン」にも有効なのがポイント)。
装備はFF2の例によって魔法干渉があるため(リメイク版ではピクセルリマスター版を除いてこの要素が廃止されている)、素手or両手盾で軽装で良い。
専用武器は「ひかりのつえ」と「ほしくずのロッド」の2種類が存在し、いずれも非常に強力な性能となっている。
前者はミンウ初加入時点だと難易度が非常に高い秘紋の迷宮をクリアする必要があるので、ミンウに持たせたいなら最低でもミシディアまで進められる程度の実力を持っておく事が推奨される。また、ミンウが永久離脱してしまってから入手しても意味がなくなってしまうので、追加シナリオに持って行かせたければ同ダンジョンへの挑戦を忘れないようにしておきたい。
後者は追加シナリオにおけるダンジョンの宝箱から入手できるので、探索をしっかり行えば取りこぼす事はない。
このように加入時点で非常に役に立ち、途中で離脱するのが非常に惜しまれる。
リメイク版では前述したように追加シナリオにて主人公を務めるため、離脱前にある程度鍛える必要がある。特にブリンク、テレポは鍛えているのといないのとでは雲泥の差が出るため重点的に鍛えると楽になる(というよりブリンクなしではまず殺される)。
DFFシリーズでは参戦こそ叶わなかったものの、ゲームシステムの解説役の一人として登場する。
そしてついに、DFFOOの第3部第10章より、160人目の仲間キャラとして参戦する。オリジナル版発売から30年以上の時を経て初めてCVも付いた。
ちなみに、上記の装備の件を意識してか、専用防具に『ミンウの盾』というものがあり、公式イラストでも盾を持っている。
レインボーマン - リメイク版の容姿が彼と似ている。
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