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転生したら剣でした

てんせいしたらけんでした

「転生したら剣でした」とは棚架ユウによる小説である。
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概要

2015年より小説家になろうで連載されているファンタジー小説。原作は棚架ユウ。
2016年にマイクロマガジン社のGCノベルズで書籍化された。イラスト担当はるろお
幻冬舎の無料Web漫画雑誌『デンシバーズ』にて2016年より丸山朝ヲによる作画で漫画版も連載し、単行本も出ている。
2017年12月時点で小説版は4巻、漫画版は2巻。

※本項では、書籍版の内容を基本とします。

主人公が謎の魔剣転生した「異世界転生」の一種である「無機物転生」を題材とし、相棒の少女と共に旅をし、旅先で様々なトラブルに巻き込まれたりしながらお互いに強くなっていくというロードムービーの要素もある。そのため、レギュラーキャラクターは主人公一行3名のみと極めて少ない(準レギュラー的キャラクターはそれなりにいる)。
また、主人公たちは周囲から見れば十分すぎるほど規格外の強さを持っているのだが、世界でも屈指というほどではなく、自分たち以上の強敵と戦うことも多いため(書籍版で言えば各巻のボス戦など)、苦戦する場面も多いのが特徴。

あらすじ

現代日本の社会人だった主人公は、交通事故で死に、気が付くと異世界に転生していた。しかも平原にある台座に突き刺さった正体不明の剣として‥‥。

自力で浮遊して動けたため、能力を把握するためにも周囲の魔物を狩っていき、自分が倒した敵の「魔石」を吸収して成長することが判明する。しばらくは成長するために狩り三昧の日々を送っていたが、ふとしたことから地面に刺さったまま動けなくなってしまう。

途方に暮れていたところを魔物に襲われている奴隷商人の一団が通りかかる。商人の盾にされて次々と奴隷は殺されていくが、最後に残った黒猫族の奴隷の少女が「剣」を抜き、「剣」は少女に自分のスキルを貸し与えて魔物を倒す。
生き残った奴隷商人が「剣」を無理矢理取り上げようとするが、怒った「剣」は商人を殺し、奴隷契約書を破壊し少女を奴隷から解放する。

商人から取り上げられていた名前「フラン」を取り戻した少女。彼女は黒猫族の悲願である「進化」を果たすために強くなりたいと願っていた。フランを気に入った「剣」は彼女の力になることを誓う。こうして、フランと彼女に「師匠」と名付けられた「剣」は、冒険者となって互いに強くなるための旅を始めるのだった。

主な登場人物

主人公一行

師匠

物語の主人公。元々は現代日本のオタクの社会人。享年30歳。男性。死後、何故か剣に転生した。生前の記憶はあるが名前だけが思い出せず、魔剣の銘も不明なため、フランから「自分を鍛えてくれる人」という意味で師匠と名付けられた。
魔剣としての彼は、
伝説の存在である「インテリジェンス・ウェポン」と呼ばれる知性を持つ武器である』、
魔物の体内の「魔石」を吸収することで自己進化したり、倒した敵のスキルを習得することができ、取得、成長したスキルを装備者と共有することもできる
ということ以外、詳細は不明。ただし、書籍版第3巻終盤で、何らかの強大な力を持つ存在が封印されていることが明らかになっている。
戦闘だけでなく、生活面(主に料理)などでも多彩なスキルでフランを助ける。
保護者としてフランのことは大事にしており、男性が近寄ってきたりすると「フランはやらん」とすぐに警戒する親バカ
フランのために現代日本の料理をふるまうことが多く、それにより実はこの世界にカレーをもたらした張本人でもある。
なお、正体が下手にバレると、その希少価値から自分やフランが狙われる危険があるため、表向きはただの魔剣としてふるまっている。


フラン

もう一人の主人公獣人の一種である「黒猫族」出身の猫耳少女。12歳。
黒猫族は獣人族の中で長年「進化(強くなった獣人が習得する強化術のようなもの)」ができるものが現れず劣等種扱いされている。彼女の両親も進化を目指すものの志半ばで死亡し、彼女自身も奴隷にされて名前も取り上げられ、「名無しの奴隷」として4年間もつらい日々を送ってきた。それでも両親の遺志を継いで進化したいという思いを失わない心の強さを持つ。
普段は無口、無表情だが、これまでの経験から黒猫族をバカにされたり、敵対するものが奴隷商人がらみだったりすると怒りを露わにしたり、一方で師匠の作る料理を嬉しそうに食べたりと喜怒哀楽を見せるときもある。
基本は師匠のサポートを受けて戦うが、「借り物の力に頼るのではなく、自分自身も強くなって師匠を振るうのにふさわしくなりたい」と考えており、そのためなら自身が傷つくこと等の無茶も惜しまない。師匠曰く「弱い子猫ではない。牙を研ぐ猛獣の子供」。
冒険者になってすぐに100匹以上のゴブリンの大軍を倒したりと様々な活躍をし、「魔剣少女」等と呼ばれる。
小柄な外見に反して超の付く食いしん坊で、好物は師匠の作るカレー。

ウルシ

あるダンジョンのトラップでフランとはぐれてしまった師匠が、彼女の探索のために所持していた召喚スキルを使って呼び出したの魔獣。性別はオス。
召喚当初は「オニキスウルフ」という牛サイズの黒い狼だったが、慌てた師匠が魔力をこめすぎて召喚したため暴走しかかってしまい、暴走を鎮めるために「名付け」という契約を施すことでさらに二回りほど大きい「ダークネスウルフ」というレア魔獣に進化した。名前の由来は
フラン救出後、正式にフラン(と師匠)の従魔(冒険者が使役する魔獣)となる。
大型犬サイズまで体を小さくすることができ、普段はこの姿か、スキルの力でフランの影の中に入っている。
戦闘能力はもちろん、影に潜んでの偵察や奇襲、フランを背にのせて空中を歩行したりと、様々な場面で師匠とフランをサポートする。また、言葉こそ喋れないが非常に頭がよく感情表現も豊か。
師匠のカレーが好物だが、フランと違い激辛を特に好む。

アレッサの町

クルムト

アレッサの町の冒険者ギルドのギルドマスター。ウッドエルフで職業は大精霊使い。
年端もいかないフランが冒険者として登録してすぐに常識はずれな活躍をするうえ、自分の力の秘密(正確には師匠の正体)を内緒にしているため、疑念を抱きつつも功績には冒険者のランクを特例で上げたりと評価している。ただし、それにより他の冒険者にロリコン疑惑を囁かれて頭を抱えたりする苦労人。

ガルス

ドワーフの鍛冶師。「神眼」という特殊なスキルを持っており、その力で師匠がインテリジェンス・ウェポンであることを見抜いた。師匠とフランに興味を持ち、フランの防具や師匠の鞘を作ったり、相談に乗ったりと、まだ駆け出し冒険者だった彼らに協力した。
フランがアレッサを旅立つのに合わせて再会を約束して別ルートで旅立っている。

『鬼子母神』アマンダ

アレッサの町最強の冒険者で、国内にも数人しかいないランクA冒険者(フランはこの時点でランクD。ちなみに一番下はランクG)。ハーフエルフで見た目は若いが58歳。孤児院を経営して多くの子供に慕われており、「子供の守護者」という称号まで得ている。大の子供好きでフランともすぐに打ち解けている。
師匠が上記のウルシを召喚した時に近くにいたことから、師匠の正体を知る数少ない一人となった(アマンダは「言いたくないなら構わない」と言ったが、アマンダに秘密を作りたくないフランの意向で正体を明かした)。
フランがさらなる修行の場を求めてアレッサを離れることになった際、ついていこうとしたが、隣国への抑止力としてアレッサから長期間離れられないため、仕方なく断念した。


関連タグ

小説家になろう
異世界転生

外部リンク

『転生したら剣でした』 |小説家になろう
『転生したら剣でした』 |デンシバーズ

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