プロフィール
※:声優と一人称以外は単行本2巻で判明
概要
銀色の長髪に赤色の目が特徴の白魔術師の少女で15歳。
通常は規定によってガードになれるのは18歳からだが、特例で特別にガード職に就いたエリート。
白魔術師ゆえ怪我を治す魔法、他にも多数の回復魔法や自身の身を守る魔法を使える。
なお医療業界と共存する都合上、回復魔法の行使は有償となっており、メイデナ自身もそのあたりはきっちり請求する。
ただし戦闘能力は皆無であり、いざ魔物やトラブルを前にすると怖気ついてしまい、年相応の子供のように泣きじゃくってしまい戦えなくなってしまう。
敬虔なフェニザスク教徒ゆえ破廉恥な言動を嫌っており、初対面に「出会い目的」で活動していると誤解してキクルへの印象は悪くなり、ひたむきを頼っていたが、直後のクエストでピンチの際に助けてもらった事に関して、素直に感謝して信頼し名前を呼ぶ様になる(逆にそのピンチの原因であるひたむきに対して一時的に警戒する様になってしまった)。
周囲の女性らの巨乳率が高いのに対し自身の胸の小ささにコンプレックスを抱いており、共通の悩みを待っていると勝手に思い込んでいたノマが本当は男だと知った際には尋常じゃない驚き方をし、慰安旅行の海水浴では自身の体型が原因で魔物の襲撃を免れたことに逆切れし、怒りに任せた勢いで魔物の初討伐を挙げたほど。
なお、最年少であるため主要キャラの中では唯一の学生で、平時は全寮制の学校に通っている。
ただし、その小柄ゆえに同級生、さらには下級生からも可愛がられているのを気にしていた。
また、料理においては寸胴に調味料を丸ごと入れるという分量から間違えているあたりから上手とは呼べず、料理においても自分が天才だと思い込んでいる始末。肉の部位知識にも乏しく熊肉料理対決終了後にひたむきが教えてくれた使った肉の部位の正体を知ると気絶している。
実は教徒の中で最も「フェニザスク神に寵愛されている」とされる「天使」と呼ばれる存在であり、素人が下手に危害を加えると世界レベルで大変な事が起こる危険性を孕んでいたりする。
ジョブ「白魔術師」
再生を司る神鳥フェニザスクの力を借りて治癒魔法を使うジョブ。
白魔法の使い手はその証として身体に蝶の羽根のような形の聖紋を授かるが、フェニザスクの寵愛を強く受けたメイデナの身体には、それらとは全く違う4枚羽の鳥を想起させる聖紋が確認できる(そしてキクルは看護師のミスで彼女らが健康診断を受けられなかった事を誤魔化す為に医者に変装させられた際にそれを直に見てしまう)。
回復魔法の効果は術者によって左右されるが、彼女のそれは効果量・治療スピード共に並の白魔術師とは別格であり、過去に他の白魔術師とパーティを組んでいたキクルが舌を巻くほどである。
主な使用魔法・スキル
キュアル
キュアルラ
怪我を治す回復魔法。キュアルラは上位版にあたる。
彼女の扱うキュアルラは、内臓に届くほどの大きな傷を一瞬で元通りにする効果を、周囲の味方に振りまく強力なものであるが、傷を負った事で失った体力までは流石に瞬時には戻らない。
ピュリフル
ピュリフガ
浄化魔法。毒等々を浄化する。ノマも同様の魔法を使えるがそれよりも強力らしい。
上位版のピュリフガは海を浄化し、塩分を除去して真水にすることで、海水で生きる魔物を討伐するという使い方で活躍をした。
イルミナ
周囲を照らす光魔法。
周囲を暗闇で包み視界を封じるスキルを使うネームドとの戦いで使用するも、範囲内の光源全てを封じるスキルであった為、不発に終わる。
シルドマ
自身の周りに魔法の盾を発生させる防御魔法。
メイデナ自身、優秀な回復魔法と違い防御魔法は練度が低いのと、戦闘では怖気ついてしまって咄嗟に使用できないことから、今の所実戦で活躍できたためしがない。
余談
単行本では、思春期真っ盛りな彼女が性の目覚めを体験する「未読のギルド」がおまけ漫画の定番となっている。
その見た目や年齢(その点に関しては単行本の裏側でメイデナも文句を言っている)、キクルが最優先で助ける事や本人が防御の魔法を習得している事からか漫画では他のヒロインと比べると酷い目にあう事が少ないのだがアニメの第一話では。
- 開幕から二体のトドグマに辱められる(アニメオリジナル)。
- 原作どうりデカイムに捕まり、キクルに助けられるのだが、場面のアングルが大幅に変わり、その結果白い物が見えてしまい(原作では隠しきれてる)。更にラインがはっきり見える。
そしてアニメの第五話では。
- 諸事情で裸になってしまった際。メイデナだけあの部分が描写される(原作ではメイデナと他のメンバーを含めて描写されていない)。
更にアニメの第六話では。
- 原作と同じくモノトリーによって辱められるのだが原作とは異なり衣服を剥がれる過程が描かれた結果、胸揺れが描写される。
- キクルによって助けられた後の治療の為(メイデナ本人は沈黙状態で喋る事が出来ずに治療魔法は使用不能)にひたむきのみっちゃくらを受ける事になるのだが、その際、ひたむきによって胸部の部分を脱がされて胸とあの部分を再び露出する事になる(原作でも同様のシーンはあるのだが、脱ぐ描写があるのはひたむき側だけであり、メイデナ側は脱がされる場面はひっそりとしか描かれていない)。そしてみっちゃくらのシーンでも継続してメイデナ側も見える状態であり(原作ではメイデナ側は一切見えない)。詰まる所……原作では即座に終わった筈の胸部の露出シーンが追加されている。
等、そっち方面のオリジナルシーンや補完するシーンが追加されるという優遇なのか不遇なのか分からない事態となっている。
名前の由来はファーストネームは『乙女』を意味する「meiden」、ラストネームはフランス語で『天使』を意味する「ange」と推測される。