「なーに?また懲りずに来たの?」
プロフィール
誕生日 | 5月5日 |
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星座 | 牡牛座 |
身長 | 159cm |
血液型 | A型 |
イメージカラー | 黒※ |
好きな食べ物 | パンケーキ |
好きな飲み物 | 常温の水、タピオカ |
嫌いな食べ物 | 漬物 |
好きな動物 | ウサギ |
よく見るテレビ | バラエティ |
好きな映画 | 若手俳優が出てくる系 |
好きな本 | ファッション誌 |
日課 | 美容パック、ヨガ |
お気に入りスポット | バイト先 |
得意科目(5教科) | 英語 |
一人称 | 私、アタシ(原作)、あたし(アニメ・ゲーム) |
CV | 竹達彩奈、佐倉綾音(2017年CM)、ジル・ハリス(海外版) |
演 | 石塚瑶季、清水理央(舞台版) |
※グッズ媒体ではほとんど紫。表紙を飾った単行本第8巻、およびキャラクターブックはピンクが基調であった。
概要
『五等分の花嫁』のメインヒロインで、五つ子の次女。コミックの単独表紙は3巻と8巻。
風太郎とは、彼が五月を追って彼女達の住むタワマン「pentagon」の入り口まで来た際、ストーカーと思った彼女が声をかけたのが始まり。
容姿
ぱっつんの前髪とロングヘアーの髪型で、五つ子の中で一番の長髪。髪の色はショッキングピンク(アニメ1期)またはマゼンタ(アニメ2期以降)。
アオスジアゲハ(もしくはカラスアゲハ)を彷彿とする蝶の髪飾りを左右に着けたツーサイドアップが特徴。
制服を着ているときは黒い上着(アニメ1期や一部のグッズでは紫に近い配色になっている)を羽織っており、制服の衣替えという概念を失っているので冬でもブレザーを着用することがない。スカートは四葉と並んでかなり短めで、白いニーソックスを常用するため絶対領域が発生している。
私服はおしゃれに気を使っていて女子力が高く、日焼けを気にしているのか夏でも長袖を着用する事も。
視力が悪くコンタクトレンズを使用しているが、片目に5分かかっている。(『ごとなつ』ではその際のスチルもある)
人物
やや緩くおっとり気味な一花に続く彼女は攻撃的かつ毒舌気味なツンデレ乙女。
女性語を常用する話し方な一方、歯に衣着せぬを地で行くストレートな物言いが多く、物語序盤はときどき荒っぽくなる描写(例「お前やっぱここの住人じゃねーだろ」「騙されねーぞ」など)があった(アニメ版では最初から多少マイルドな言葉遣いに統一されている)。
いざという時にしかリーダーシップを取らない一花に代わって、日常生活では彼女が五つ子の事を取り仕切っており、家事スキルは五つ子の中でもぶっちぎりのトップ。特に料理が得意で、物語終盤で三玖が加入するまでキッチンはほぼ彼女の独壇場と化していた。
おしゃれや美容に気を使っており、美顔ローラーや顔のパックを使っているシーンがある他、ピアスを開けようとした事もあったが、痛いのが苦手なようで自力では開けられず風太郎に手伝わせようとした。ちなみに他の姉妹からは冗談交じりに入れ墨を入れていると思われた事もある(当然即否定はしたものの興味自体はあるよう)。
後述する風太郎への接し方故に誤解しがちだが、実は異性に対するスタンスはむしろ五つ子の中でもかなり積極的な方。五月が風太郎と昼食をした事を話した際には目を輝かせて話に食いついていた。
三玖によると面食いの気があるらしく、癖である腕組みや私服のコーディネートで、女子高生としては立派すぎる胸を強調する事で好みのタイプを釣ろうと考えている模様。その好みのタイプはワイルド系らしく、そう言った男性を支えたいと言うのが彼女の言。ただ、高校生になった今でも白馬の王子様が迎えに来ると夢見がちな発言が飛び出すあたり、物語中盤までの彼女は恋に恋すると言った面が強かった。ダメンズ捕まえないかが心配である……
なお、少年期の風太郎の写真を見た時に「めっちゃタイプかも!」と目をキラキラさせながら言っていた(この件から、ファンからは度々「ショタコン」呼ばわりされる事もある)ので風太郎の顔立ちは彼女的にはクリア済みだったりする。後に風太郎の父・勇也に対しても「ステキ」と言っている。
価値観の違いから三玖としょっちゅう喧嘩するが、根は姉妹が大好きである。特に京都の修学旅行で、一花が三玖のフリをして風太郎を奪おうとした際には三玖の気持ちを利用とした事を誰よりも怒っていた。その事から塞ぎ込んでしまった三玖の身を案じつつ、味方でもなく、敵でもない恋のライバルとして叱咤激励の言葉を送った。
四葉がトラブルを起こす関係でその尻拭いをする機会も多い。姉妹大好きの部分がここでも発揮されている。
典型的なツンデレかつファザコン気質であり、姉妹に依存するのも育ての父親が若干ネグレクト気味なのも関係していそうではあるが…。
五つ子の中で唯一、風太郎の妹・らいはを「妹ちゃん」としか呼んでいない。原作では風太郎の好みの女性を発表した際に「それあんたの妹ちゃん!」と言ったくらいで、後述の変化後は呼ぶ機会そのものが存在していない。ゲーム版ではしっかり「らいはちゃん」呼びしている。
作中の動向
先述の通り、エンカウント時の認識がストーカーだった事に加え、持ち前の姉妹愛の強さから五つ子の中でもっとも反発が強く、家庭教師初日の風太郎に睡眠薬を盛って「pentagon」から強制排除と言う凶行を行った。
以降、五つ子屈指の問題児として家庭教師の仕事を妨害。自身が勉強しないだけならまだしも、他の4人の勉強の妨害をしたり、風太郎が辞めさせられかけている状況に笑みを浮かべたりと徹底的に非協力の立場を貫いた(ちなみにこの辞職危機の話を風太郎から聞いた場所は風呂場で、必要でも無いのにわざわざ赤面しながら風呂場に入ってきており、後述する変化後の片鱗がこの時からすでに見え隠れしていた)。
一方で、花火大会ではぐれた姉妹探しに奮闘した際には不本意さ剥き出しながら労いの言葉を掛けたり、中間テストで全員赤点を取って家庭教師をクビになりそうになった際には嘘の点数を報告して続けさせたりと微々たるレベルながら態度を軟化させていく。
それでも風太郎への認識は「異分子」のままであり、林間学校の肝試し中、姉妹とはぐれたところで金髪のカツラを被った風太郎(キンタロー)を見て一目惚れと言う事態も起きたが、彼への態度は変わらなかった(この時にフォークダンスに誘ったものの、風太郎の風邪の悪化と「外せない用事ができた」との説明を受けた事もあり、振られたと認識した)。続く二学期の期末試験を前にしてもその態度を頑なに変えなかったが、ここでついに林間学校中に好意を明確にした三玖やようやく態度を軟化させた五月と対立。風太郎手製のプリントを破いた事で怒った五月からビンタされた事で喧嘩になり衝動的に家出してしまう(この時に本作屈指の迷言であるドメスティックバイオレンス肉まんおばけが炸裂。五月も同じく家出し、上杉家に駆け込む事となった)。
しばらくの間ホテル生活を続けていたが、ある時自分を連れ戻しに来た風太郎の落ち込んだ表情を見て放っておけなくなり、渋々ながら部屋へと招き入れる。
風太郎から、かつて京都で出会った少女(零奈)との再会から決別までの顛末を聞いた二乃は、その場で号泣。「あんたみたいなノーデリカシー男でも、好きになってくれる人が地球上に一人くらいいるはず」と風太郎を励ます。
さらに、風太郎の「人は変わっていくのは避けられない。過去を忘れて受け入れて行かなくちゃな」という言葉に感じ入り、自身が五月に強く反発した本音を語った。
自分も過去を忘れて前を向かなきゃならないという二乃は、もう一つの心残りとしてちゃんとキンタローに別れを告げられなかったことを挙げると、風太郎は二乃のためにキンタローに扮して彼女の前に再び現れ、彼女の未練を断ち切らせてやろうとする。
だが、「キンタロー君がいれば姉妹はいらない」という二乃に「5人でいて欲しいんだ」と本音を言ってしまったことで正体を途中で見破られ、二乃は姿を消してしまう。
翌々日、ホテルを変えた二乃の前に今度は三玖が現れる。
家に戻らないのかという三玖に、二乃は今のバラバラな五つ子が一緒にいる理由はないと返す。
そんな二乃に三玖は「全員同じは平穏で諍いもないけど、それじゃ20点の5分の1人前のまま。
一人一人違う経験をして、足りないところを補い合って、私たちは1人前になろう」と説得。
その言葉に二乃も心を動かされ、変わりゆく今を受け入れると決心。
覚悟の証として髪を切り、五月に謝罪し和解する。
その後は風太郎への反発をやめ、キンタローへの想いも断ち切るが、川に飛び込んだ際に風太郎に助けられたことがきっかけで彼を気にし始める。ただし二乃本人は、これは風太郎への恋心ではなく、キンタローへの未練が残っているためだと自分に言い聞かせる。
そして合格点を学年末試験でとり、風太郎とはもう会わないという決意を固めていた。しかし、姉妹達とともに親元を離れて暮らすことを父・マルオと議論している最中、バイクで現れた風太郎に突如連れ出され、姉妹たちが待つ風太郎のバイト先へ向かう。
その道中、普段のように軽口を叩き合っている中で、勢いに任せて彼に告白してしまう。
風太郎に対する反発は「姉妹の間に入ってくる異物・家庭教師」という役割に対してで、彼個人に対しては惹かれていたことを自覚しての言葉だった。
しかしその言葉は風にかき消され、風太郎の耳には届いていなかった。
店に着いてからそのことを知った二乃は一度は告白を無かったことにし、その場を立ち去ろうとしたが、すぐに引き返し「あんたを好きって言ったのよ」と、まさかの二回目の告白。
困惑する風太郎に対して「(恋愛)対象外なら、無理にでも意識させてやるわ」と宣言すると共に、前述の「(風太郎を)好きになってくれる人が地球上に一人くらいいる」という言葉を引き合いに出し、「それが私よ。残念だったわね」と決意表明。かくして五つ子屈指の問題児は五つ子随一の攻撃型恋する乙女へと変貌を遂げる事となった。
ここまでの経緯を元に春休みの旅行時に一花に恋愛相談(と称する事実上の宣戦布告)をしたときの惚気っぷりに一花は「愛の暴走機関車だ!」という感想を漏らしている。
ちなみに、その頃から呼び方が「フータロー」となり、さらには「フー君」というあだ名を使うようになる(命名は前記の旅行時に三玖が提案したもの)。
毒舌は相変わらずだが、自分がちょろい自覚が出来たり、言い過ぎて後で反省するようになった。
将来の夢は「自分の店を持つこと」。本人曰く「本気にしないで」とのことだが、ケーキ屋のバイトで一歩近づき、卒業後の進路には料理学校に進学する。
この辺はキャラクターブックやゲーム版でも言及されている。
その後は専門学校を卒業し、三玖と2人で「なかの」をオープンした。
音楽
アイツとキミ~二度とない運命~
アニメ1期の時期に作られた二乃のキャラソン。
風太郎への第一印象は嫌悪感いっぱいだったが、好きなところばかり見つかっていく一曲。
好きよ~Two Hearts~
アニメ2期の時期に作られた二乃のキャラソン。
風太郎を気付けば大好きになっていて、自分も恋をして変わっていった一曲。蛹や蝶に例えている。
学園祭のオープニングアクト(四葉の助っ人の尻拭いで参加)で歌った曲。
原作では1ページ程度で済まされているが映画で歌が追加されている。
詳細は当該項目にて。
Theme for NINO
ゲーム作品で二乃のイベントで使われるBGM。初出は『夏の思い出も五等分』。
明るめの曲調。
『君と過ごした五つの思い出』『彼女と交わす五つの約束』でも引き続き使われており、アレンジバージョンも新たに作られている。
JR東海コラボのボイスドラマでも使用されている。
なに君、ストーカー?
ごとぱずの二乃のイベントで使われるBGM。
風太郎を毛嫌いしている時期の台詞を引用したため、このような題名になっている。
どこか落ち着いた曲調。
余談
アイコンはうさぎ、蝶が使われる。
属性のある作品での出演時では闇属性があてがわれる。
二乃役の担当声優が竹達彩奈になったのは、作者の春場ねぎ曰く「満場一致」であったという。本作品以前から竹達はツンデレ役を得意としていたが、特にこの二乃役は「はまり役」と評価される傾向が強い。
第1回人気投票では集計時期的に変化前の段階だったこともあり5位。
変化後は人気が上昇したことがキャラクターブックで言及されている。
以降の講談社が関与しない五等分の人気投票(ねとらぼ等)でも2位、低くても3位程度の位置にいる場合が多い。
英語力について
得意教科が英語とされていた二乃。
ゲーム版では主にリスニングで覚えているとされ、風太郎には安定感があるがケアレスミスが目立つと評されている。
『英語とクイズのココロセカイ』とのコラボでは「得意教科?英語よ英語。この私にピッタリじゃない!」とも書かれていた。
ごとぱずでも当然英語担当。
にもかかわらず『五等分の花嫁*』では英語が苦手という設定になっている(英語全般ではなく、あくまで「ネイティブスピーカーとの実践的な英会話」が苦手という意味)。
舞台挨拶で竹達が語ったエピソードによると、収録時には「もう少し(英語を)喋れない感じにして下さい」と演技指導が入り、何度もリテイクされたとのこと。
関連イラスト
ロングヘアー
ショートヘアー
成人後
ウェディングドレス
関連動画
関連タグ
上杉風太郎・・・家庭教師
五つ子の姉妹
彼女の主な特徴
公式コラボで共演したキャラクター
- クロミ:サンリオのキャラクター。二乃同様黒をイメージカラーとしてコラボしている。春場も解釈一致と認められている。
- 七海麻美:『かのぱず』における組み合わせ。
- 大鳴門むに 青柳椿:いずれもD4DJのキャラクター。
- ピンクキーパー:作者の次回作に登場する五人組のピンク担当(上記の通り、二乃は単行本表紙などでピンクが使用されることがある)
- S13シルビア:頭文字Dのゲームである頭文字D THE ARCADEの車種(原作では池谷浩一郎が搭乗)だが同ゲームとのコラボのキービジュアル・PVにて二乃のラッピングが施された(ちなみにコラボが開始した2024年7月18日の時点で実装されている車種であればどの車種にも装着可能)。