秘封ロストワード
ひふうろすとわーど
“Reverse prayer in the Genesis.”
東方Projectの公認二次創作『東方ロストワード』に登場するゲームモードの一つ。正式名称は「秘封LostWord」。
厳密には東方シリーズには分類されない「ZUN's Music Collection(秘封倶楽部)」を原作としている。
メインシナリオとは別の物語となっており、「夢」のような世界に巻き込まれる主人公と秘封倶楽部が描かれる。
メインシナリオの登場人物はこちらをご覧ください。
- 主人公
謎の廃墟に住み込んで研究している少女。
メインシナリオ主人公と同じ名前(プレイヤー設定名)だが、少女のあちらとは違い、蓮子・メリーから「年上」と判断されるほど大人びている様子。しかし幼い頃の記憶が無く、自分が存在した痕跡も残って無いようで…?
異世界に入り込む力があるらしく、秘封倶楽部と共に様々な世界を視ていくことに。
秘封倶楽部より
廃墟に入り込んで主人公と出会う。その後意気投合し、よく主人公の元を訪れるようになる。
シナリオ中では彼女の「星を見ただけで今の時間が分かり、月を見ただけで今居る場所が分かる能力」が予期せぬ形で発揮されることとなる。
廃墟に入り込んで主人公と出会う。その後意気投合し、よく主人公の元を訪れるようになる。
夢の世界で繰り広げられる異変に、主人公・蓮子と共に巻き込まれる。
眠りに付いた3人が謎の基地へ迷い込み脱出を目指すストーリーと、その後日談であるお泊まり会で就寝した3人が謎の都市に迷い込むEXストーリーの二つが存在する。
詳しくはB世界団を参照。
秘封ロストワードはメインストーリーとは分けられたモードであり、主人公たちが訪れる異世界(B世界団、E世界団)もメインストーリーとは別物であった。これらの異世界に属するキャラクターたち(秘封ロストワードで初登場したキャラクターたち)は特に独自要素が強く、原作のデザインに大胆なアレンジが加えられてるとともに、オリジナルの設定も盛られている。
使用可能キャラとしてこれらのキャラクターたちが追加された際は、オリジナル要素が強い、レアリティがことごとく高い、性能も(当時の水準では)強いということで、プレイヤーたちに大きな印象を与えた(これまでも紅夢の魔女などメインストーリーで別世界の住人が多少登場してはいたが)。
別世界の住人たちはイベントストーリーには登場しないため、エピソードの供給源が秘封ロストワードしかないこれらのキャラクターに関しては、さらなる掘り下げを望む声もあった。
その後メインストーリー4章が実装されると、秘封ロストワードで登場した世界がメインストーリーにも絡むことが明らかになり、秘封ロストワードの登場人物たちも一部は本編への登場を果たしている。
ちなみに、当初秘封ロストワードのオリジナル要素として登場した世界がメインストーリーでも言及されるというのは、「当初は別作品として創作されていたが後に東方Projectと繋がった」という秘封倶楽部の成り行きと共通するところがあり、ある種の原作(?)再現と言える。このことを示唆するように、メインストーリー閑章・4章では宇佐見菫子がメインキャラクターの1人として扱われている。