概要
東方ロストワードにおける「汎異記号(はんいきごう)」によって分けられた世界線の分類で、この中には秘封LostWord記号E9「偽りの楽園を求めて」の舞台となった世界線も含まれている。
E世界団は「E系列の世界団」と記されているが、”E”は「Englisce Sprӕc(Englisce Spraec)/古英語」の頭文字から来ている。
「E〇〇」の数字の部分は、通常は逸脱度といって(原作と比べた時の)例外的な要素の多さを表すものである。
*Englisce Sprӕc(古英語)とは、450年ごろから1150年ごろまでイングランドで使われた言語で、現代英語の祖語にあたる。 辞書などでは、しばしばOld Englishを略してOEと記されることも。
記号E9「偽りの楽園を求めて」
秘封LostWordの第2章に当たる。
謎のパンチカードによって汽車に乗り込んだ3人が、不思議な紅い屋敷に迷い込むストーリー。
楽園への移住を目指す令嬢と来襲するハンターとの攻防が描かれる。
キャラクター
「歪曲」した紅魔館組(E1/E9)
秘封LostWordに登場する運命を歪められた紅魔館組。メインストーリー第4章「永遠戦線」にも登場し、埋没都市勢力(S世界団)と戦いを繰り広げた。
記号E9に登場する、運命を歪められたレミリア。
本来のレミリアと入れ替わるように現れた別世界の存在であり、フランドールよりも幼い。
記号E9に登場する、運命を歪められたフランドール。
ハンターから幼き姉を守るため、屋敷の実質的なリーダーとして奮闘する。
レミリアの従者のひとり。メインストーリー第4章「永遠戦線」では埋没都市の霊烏路空と戦いを繰り広げた。
レミリアの親友。かつては天竺(インド)にいたことがある。
パチュリーと契約している使い魔。
吸血鬼退治の道具を纏った咲夜。服装は屋敷の備品を奪ったもの。
時を操る能力によって屋敷の面々を葬ってきた人間。
その正体は細胞1個1個が1人の十六夜咲夜という群体である。
(謎のハンターA)
(謎のハンターB)
(謎のハンターC)
メインストーリー第4章「永遠戦線」では別の運命を辿っており、紅魔館の親衛隊としてレミリア達の仲間になった。埋没都市の火焔猫燐と戦いを繰り広げた。
その他
どこかで聞いたような名前の存在。
なぜか怨霊の姿で登場する。
「妖精郷」(E7)
上記の歪曲紅魔館組と同じ世界団に属するが、明らかに同じ勢力ではない。日本の幻想郷ではなく西洋にある島国の片田舎に身を寄せ合い、「妖精郷」と呼ばれる場所で妖精たちが生活している(恐らくイギリスやアイルランド辺り)。
妖精会議のリーダー。とある理由から騎士の鎧を身に纏う。赤髪。
余談
- フランドール、美鈴、小悪魔、パチュリーの4人は髪色が紫色になっている。フランドールは髪色そのものが薄い紫色になり、美鈴と小悪魔は聖白蓮のような感じで髪色にグラデーションが入っている。パチュリーは色相が変わっている(そのため分かりづらいが、L1のパチュリーとは違う髪色)。
- E7世界群(妖精郷)の元ネタはケルト神話のティル・ナ・ノーグやアーサー王伝説と考えられる。
関連タグ
汎異記号 | 概要 | 分岐点 | 合流点 | 該当するキャラクター |
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E1 | 何らかの要因により運命を歪められた紅魔館のある世界群。 | 不明(「A6分岐点群」より前と考えられている)。 | 不明(情報の著しい不足)。 | 盤石なるデーモンズゲート、高等魔法の集大成、令嬢付きの元素魔法使い、伝説の吸血鬼ハンター、ハンター狩りの吸血鬼 |
E7 | 勇気の装甲妖精 | |||
E9 | 何らかの要因により本来の姿から切り離されたレミリアが元いた世界群。 | 不明(情報の著しい不足)。 | 不明(情報の著しい不足)。 | 小さな悪魔令嬢 |