音楽CD『蓬莱人形 ~ Dolls in Pseudo Paradise』に登場する人物。
概要
正直村の8人のうちの1人。
生き残りが4人になった頃、自分が運んだ珈琲によって最も大人びた僕が死亡するのを目撃するが、この事は他の2人(最も臆病な僕、最も早起きな僕)には伝えない事にした。
珈琲は適当に選んだものだった。
最も警戒心の強い僕は、自分で用意した食事以外は口に入れず、他の2人が寝静まるまでは目を覚ますようにしていた。
他の2人のうちの、ある1人が犯人だと疑っていたためだった。
生き残っている3人は別々の部屋に入り、扉に鍵を掛けた。
しかし、最も警戒心の強い僕は気が付くと五寸釘で手足を木に打ち付けられており、額にも釘を打ち付けられて死亡した。
最期に見た犯人の顔は予想通りの人物だった。
8人の中で姿を消したのは6人目。
考察
- 犯人の顔が予想通りだったということは、この殺人の犯人は最も臆病な僕(この時点では「生まれ変わった僕」)か、最も早起きな僕のどちらかという事になる。
- 鍵を掛けた個室に閉じこもり、他の2人が寝静まるまで起きていた筈が、気付けば屋外で絶望的状況に追い込まれている。犯人は音を立てず寝たふりをした上で、最も警戒心の強い僕が眠ってから何らかの手段で忍び込んだのだろうか。
- 五寸釘で藁人形のように木に打ち付けられて殺されるという、際立って残酷な殺し方をされている。東方で藁人形に五寸釘と言えばアリスやパルスィが連想されるが……?
- このエピソードを含めて以降はピエロが登場していない。残り人数が減って不明瞭な存在であるピエロの正体が明かされつつある事を意味するのか、はたまた以降の犯人はピエロとは別の人物であることを意味するのか。