音楽CD『蓬莱人形 ~ Dolls in Pseudo Paradise』に登場する人物。
概要
正直村の8人のうちの1人。
残り人数が4人になり、用意する食事量も半分で済むようになっていた。
住居としている森の奥にある廃洋館にて、
いつもの午後のお茶の時間に最も警戒心の強い僕が自分の部屋に珈琲を運んできた。
その珈琲を飲むと、いつもと比べて僅かに甘かった。
その珈琲は惚れ薬入りで、飲んでしまった最も大人びた僕は美しいピエロに恋をし、幸福のままに眠りに落ちた。
8人の中で姿を消したのは5人目。
考察
- 惚れ薬が登場する理由は、CDのブックレットにおいて、この人物の登場シーンが『Witch of Love Potion』という曲のストーリーとして書かれているためだと思われる。
- 「惚れ薬で美しいピエロに恋をして眠りに落ちた」と妙に詩的な表現が使われているが、次のエピソードにて珈琲を運んだ最も警戒心の強い僕は珈琲を飲んで死ぬのを目撃したと語っており、飲んだ瞬間に死ぬぐらいに即効性の強い毒で死んだものと思われる。
- ここにきて初めてピエロの容姿が表現されている。「美しい」とあるが、毒で錯乱しているためか、本当に美しい人物なのか……?