説明
ある地点から産業を支える企業が撤退し、産業が手薄になる様を指す。
かつて円高傾向が続いていた頃は、日本政府にとっては長年の円高によって工場の海外移転が進んだことで発生した産業の空洞化が悩みの種だった。(日本製品が高い→海外の工場で作ったほうが安上がり)
21世紀に入ると多くの企業がコスト削減のために工場を中国をはじめとするアジアに移したため、日本の雇用が奪われたばかりか中国が肥え太るというあまりにも絶望的な状況が生まれた。
2012年ごろから円ドル為替レートは円安方向に転換し円高は是正されたが、製造業の国内回帰は思うように実現していないのが現状である。