「いやはや、あの拳を見て逃げ出さない人間がおったとは……」
「……ポポッポポッポッ はーい鳩の真似でしたー」
設定
種族 | 妖怪 |
---|---|
出演作品 | 東方星蓮船 Stage3ボス ダブルスポイラー LEVEL5ターゲット 東方心綺楼 プレイヤーキャラ 東方深秘録 プレイヤーキャラ 東方憑依華 プレイヤーキャラ |
二つ名 | 守り守られし大輪(星) 大空に咲く花と親父(ダ) 圧倒する妖怪行者(心) 驚愕!長身の入道使い(深) 頑固で巨体怪力な入道使い(憑) 一蓮托生の妖怪僧侶(茨) |
危険度 | 高 |
人間友好度 | 高 |
主な活動場所 | 命蓮寺、大空等 |
能力 | 入道を使う程度の能力 |
テーマ曲 | 時代親父とハイカラ少女 |
※ただし危険度や人間友好度等の評価は作中登場人物の稗田阿求による。
概要
尼さんのような格好をした妖怪の女性。実際に命蓮寺で仏教の修行僧をしている。
妖怪入道の雲山と常に一緒に行動しており、その関係はもはや一心同体と言っても過言では無いほど。攻撃の際には雲山の力を全面的に借りており、拳だけの物理術を得意とする。
実は元人間で(詳細は後述)、入道相手にすら慈悲を見せ、人間の心も理解してくれる白蓮に帰依している。
普段は命蓮寺に住んでいて、住職の白蓮のもとで同居人や在家の妖怪たちと一緒に仏道修業をして暮らしており、同時に特技を生かして体力仕事や高い所での作業を担当している。妖怪の身であるため人間の里への出入りはしないように、と寺の誰かに指示されており、それを守って有事の時しか里には行かないようである。
改宗を勧められた際の一輪は「私はもう仏教を裏切ることは無い」と発言している。
村紗や星が白蓮のことを「聖」と呼ぶのに対し、一輪だけは「姐さん」と呼んでいる。(体験版だと「姐御」と呼んでいたりも)……なのだが、それは初登場の『星蓮船』での話。後に発表された『心綺楼』では一貫して三人称、二人称共に「聖様」呼びに変更された。ここで注意する点は、一輪は一度として白蓮本人に向かって「姐さん」と呼んでいない事(しかも千年は生き別れになっており寺暮らしでない時点での三人称である)と、星蓮船での会話は製品版が出る前の物だったという点である。(魂魄妖夢が西行寺幽々子の事を「西行寺お嬢様」と『妖々夢』で呼んでいたのと同じくネタバレ防止の仮呼称であるとも考えられる)
バックストーリー
千年前、白蓮が人間によって魔界に封印されてしまった。
その際に、白蓮に味方していた妖怪である村紗、雲山と共に一輪は、白蓮に関わる物品や空飛ぶ船・聖輦船(=変形した飛倉)ごと地底世界に封印されてしまい、彼女たちは血の池地獄などがある環境から抜け出す事が叶わず、ひたすら地底世界で千年間を過ごしてきた。
現在の地底世界である旧地獄の旧都に縁があったらしく、旧都に建つ地霊殿に棲んでいる古明地こいしとは面識がある。こいしの記憶には「入道のおじさん」、「水蜜」と並んで「一輪が最近まで旧地獄に居た」という事柄が残っていた。
間欠泉騒ぎで偶然にも打ち上げられた聖輦船に乗って地底世界を運良く抜け出すことができた(こいしはこの事を「出所」と言っている)一輪は、仲間と共に魔界に封印されている白蓮復活に乗り出し、幻想郷中に散ってしまった封印解除に必要な飛倉の破片を集め始める。
一輪は旧地獄のことを「我々にとって屈辱の地」と言っており戻りたくないと意識しているが、必要とあらばこの地に出向くことは可能であるようだ。
例えば同セリフが見られた『心綺楼』にて、実際に一輪は地霊殿を訪れている。
作中での活躍
星蓮船
聖輦船で集めた飛倉の破片の見張り番をしていたが、そこを訪れた主人公達を賊と思い込み雲山と襲い掛かってくるが、主人公達が飛倉の破片をそれと知らずに持っている事を知ると力任せに奪おうとする。結果は失敗するが、同志であると歓迎して主人公達を聖輦船の中へと案内した。ちなみにこちらと心綺楼では雲居一輪&雲山というコンビ名で出演。
ダブルスポイラー
「入道屋さん」(詳細は不明)をしており、大きな親父を操る妖怪として人間の子供の間で噂されていることが判明した。(5-1はたてコメントより)
茨歌仙
第9話に登場し、神霊異変後の冬の季節に能力で霧になっていた伊吹萃香に挨拶がないという理由で命蓮寺を襲撃され、一撃で昏倒させられた。(雲山が留守だったのか、流石の雲山でも霧になる萃香には敵わないのか…)
心綺楼
人間にとって重要な仕事があると言って出かけていった白蓮に代わり、命蓮寺で留守番をしていた。しかし怒った様子で「お前の所の住職にやられた」と言って命蓮寺に殴りこんで来た魔理沙を見て、白蓮が何をやっているのか気になりだし、寺を出る。
その後、白蓮が民衆の前で派手に戦い目立つ事で信仰を稼ぎ、人々に布教をしようとしていたことが判明。自分も何か邪魔しない範囲で力になりたいと考え、白蓮が布教活動に行きそうにない所を狙って一輪も布教活動を始める事に…
この作品では一輪が命蓮寺以外の人妖と接触する機会があるが、その中では
一輪「頼もう!」
霊夢「あら、がんこ親父さんじゃない」
一輪「しかし目を背けてばかりでは地底の妖怪も救われぬ」
こいし「あ、見越入道のおじさんだ」
…と一輪では無く雲山の方ばかり見ている事が窺える。
しかも雲山は作中では一輪が代弁した台詞以外一言も喋っておらず(豊聡耳神子にも聞き取れないレベル)、一輪が実質全ての会話をしているにもかかわらずである。やはり作中の登場人物の間でも、雲山のインパクトが強すぎるためか、一輪の事はあまり印象に残っていないようだ。
しかしながら、作中には一輪の言葉に強い影響を受けた人物が存在する。
ちなみに、二ッ岩マミゾウのスペルカード『変化「二ッ岩家の裁き」』に被弾すると、一輪は小猿に、雲山は某バラエティ番組の雲仲間っぽい姿になってしまう。
深秘録
『深秘録』ではオカルトボールの噂に触れ、「僧侶垂涎」のその噂に乗ってボールを集めてみることにした。本作でも決闘自体を楽しむ様子が描かれており、生き生きと決闘に臨んでいく。相手の雰囲気に合わせるノリの良さや相手の情報を聞き出すための会話の切り返しの機転の効きなども健在。
一方でその騒動の中で、夢か現か幻想郷とは異なる世界を体験し、種族的な理由からかその在りように根源的な不安も感じている。
本作の立ち絵には、白蓮のマジックアイテムである魔人経巻を広げた時のような様子を雲山で表現したようなカットもある。
憑依華
『憑依華』では聖の指示で、布都と共に異変の調査に向かうが、どちらがマスターになるかで揉めに揉めた。妥協案で代わりばんこにマスターをすることにしたが、思いの外二人の息が合い、ついには自分たちが最強のふたりだと確信した。
容姿
髪色は空色や水色。目の色は灰色がかった黒眼(心綺楼では青眼)。
頭には尼を思わせる紺色の頭巾(裾にギザギザの切れ込み入り)を被っており、この頭巾が彼女の最大の特徴である。頭巾の下からは髪が左右に覗く。
上着は主張の少ない雲のように白い長袖の上着。スカートは、上は白、下は藍色の2色に分かれていて、境目は富士山を思わせる様な紋様が施されている。灰色の靴下に、黒い靴(ブーツ?)を履いている。
右手には金の輪を持っている。対戦中のドット絵では通常弾幕、スペルカード共に金の輪を掲げる仕種をするところから、それで雲山を操っていると推測される。金の輪は後述の「剣鎧護法童子」が持つ金輪を意識した可能性がある。『心綺楼』の打撃アクションではこれで殴る。『心綺楼』だと2本持っているが、それまでは1本しか無かった。
『心綺楼』では全体のデザインが明るいカラーに一新(心綺楼一輪)。
髪型がセンター分けになり、それまで着けていなかった袈裟を着けた。『神霊廟』以降の何処かの段階で得度(出家後修行を積んで見習いから正式の僧侶になること)したのかもしれない。
大きな赤い玉のぶら下がった首飾りをつけている。
また、頭巾を取ってガッツするレア勝利ポーズがあり、その際にウェーブのかかったセミロングヘアーを拝むことが出来る。
星蓮船時点では頭巾の中の髪型は不明でpixivではポニーテールやショートカットなど、様々な髪型で描かれていた。
種族
入道使い
通称「入道使い」と呼ばれる珍しい妖怪。彼女だけを指す時には主にこちらの呼ばれ方をする。(2人まとめて呼ばれる時には主に「入道」と呼ばれる。他者からは基本的にセット扱いのようだ)
『星蓮船』時は「妖怪」という記述以外一切何も無かったので長らくどんな妖怪か不明だったが、『東方求聞口授』にて元人間という驚くべき情報と共に明らかにされた。
まだ人間の少女だった頃に人間を襲っていた雲山(当時はただの妖怪)を一泡吹かせようと画策。彼女の目の前に現れた足元しか見えない僧侶に「見越入道、見越したぞ!」と見越し入道を退治する呪文を叫び、僧侶に化けていた雲山から勝利を収めた。
本来はそれで見越し入道は消えるのだが、完敗のショックと一輪の毅然とした態度に感銘を受けた雲山は一生彼女に付き従うことを決めたのだった。
雲山を従えるようになってからは妖怪を恐れる必要が無くなり、時には人間に嫌われたりと一輪の生活も劇的に変化し、波乱万丈な人生を送るようになり、気付けばいつの間にか「入道使い」というレアな妖怪になっていたらしい。
備考
『信貴山縁起』の第二巻『延喜加持の巻』に登場する「剣鎧護法童子」が一輪の元ネタとされる。
醍醐天皇が重い病にかかり、それを治すため命蓮は信貴山から剣鎧護法童子を遣わす。転輪聖王の金輪(法輪)を転がしながら長く尾を引いた雲に乗り、天皇のいる京の清涼殿へと疾走し、天皇の病は治ったという。
彼は毘沙門天の眷属であり、金色の肌で右手に宝剣、左手に羂索を持つ。そして千本の宝剣を体に吊している。
『心綺楼』の一輪モチーフのアイテムカードは、雲山の力が籠もっており雲山の拳を1発出せる「否徳の法輪」という輪である。
能力
入道を使う程度の能力
妖怪の入道を制御し、操る力を持つ。
弾幕では雲山に拳やビームを飛ばさせて弾幕とし、殴りあいでは一輪と雲山が共同で行動する。しかしスペルカードによる攻撃を繰り出すのはほとんどが雲山で、一輪は雲山の制御に徹している。その攻撃のスケールは東方キャラ随一。(唯一、『ダブルスポイラー』での稲妻「帯電入道」では、一輪も弾幕を出している)反面、非スペルカードの弾幕では、一輪のみが弾幕を放つ。金輪から出ているような放射状の弾幕がメイン。整った軌道の弾が美しい形状を描き出すところに、彼女の真面目な性格を窺わせる。
前述の通り雲山に依存する戦い方だが、入道である雲山自身は非常に強力な妖怪であり雲山がいる限り一輪に手を出すことは出来ない。そして雲山には最初から手が出ない。まさかの強キャラである。
彼女の能力の範囲が、パートナーの雲山だけに当てはまる物なのかどうかは不明。
戦闘能力
一輪自身の戦闘能力の強さは、実は作中だと一切語られておらず不明。一輪の弱点は追及された事が無い。
『心綺楼』『神秘録』『憑依華』では、必殺技を出した後に「雲山が出せない状態」が発生する。雲山を操ることが出来ない間の攻撃はリーチと攻撃力がかなり弱体化してしまう上、雲山がメインの必殺技は一切出せなくなる。唯一出せる必殺技「殴殺の流雲」も雲山の拳を利用する場合よりも貧弱になる。
『星蓮船』と『ダブルスポイラー』は弾幕勝負をしていたが、『心綺楼』では弾幕以外の戦い方を見せつけた。と言うかどうやら彼女たちはそちらが主体のようである。
一輪の横に雲山の拳を呼び出し、一輪の動きにシンクロする感じに動かす事で、雲山の手をまるで自分の手であるかのように扱っている。一輪自身の肉弾戦も、拳術のみを使う戦法をとる。そのため、拳で殴る以外に蹴りや手刀等の武術アクションはしない。
一輪と雲山の力は物部布都によると、彼らの物理術は怪しい術であり、仏教向きには思えず道教のほうが向いているらしい。
性格
真面目だが、機転が利いて要領が良い。雲山は頭が固いので、彼女の性格によって上手く制御できている。誰に言われるでもなく自主的に船の見張りを務めたり、腰に手を当てたポーズは、いかにも「しっかり者」といった風情。
しかし少々人の話を聞かない面があり、敵意を抱いていない相手を問答無用で襲った事がある。命蓮寺で白蓮の弟子になってからは仏教徒としておとなしく行動しているが、真面目すぎる性格故か、自分が信じている仏教以外の信者にはやたらと攻撃的。道教の事を邪教扱いする、白蓮と同じ事をやっているはずの霊夢に対して「幻想郷を牛耳ろうする乱暴者」という風な発言をする、異変解決のために交渉に来た布都に襲いかかったりするなど、所々で過激な部分が見られる。
一方で肝の据わった面もある。人間であった頃からその度胸は既にあり、強力な妖怪である見越し入道の雲山に単身挑むなど大胆不敵であった。
現在は、寺で精神修行をしている事によって、自分は何があっても感情的にはならず冷静さを失わないと豪語している。ただし『心綺楼』の異変の影響にはどうしても抗えなかった様子。
一輪は心を操る力を持った人妖でないにもかかわらず、事あるごとに「精神」についての話題が語られており、一輪にとって心は重要な要素であると分かる。
二ッ岩マミゾウの変化による悪戯の被害に合い彼女を怒るが直後にその化け力を純粋に褒めたり、能楽に興味を持ち観た後にそれに熱中するなど、場はちゃんとわきまえるが真面目な割には意外とノリの良い性分である。
仏教の戒律を受けて、しっかりと肉断ちを守っている。
しかし仏教は酒が飲めないという事に対して内心では不満に思っているらしく、白蓮に対して「吞んではいけないという仏教の教えについて、聖様はどうお考えですか?」と問いかけている。また、我慢出来なくなり、こっそり雲山と宴会に参加し酒を飲んだ事もあった。ちなみに宴会の様子は神子に目撃され、そこから道教組の間で広まってしまった模様。心綺楼では布都が「酒が呑めるぞ」と言って、一輪を道教に勧誘しようとするシーンが見られる。
スペルカード名の名付け方は、「雲」に関する壮大な語や「怒り」を表す日本語に、拳術の技名をくっつけることが多い。特に『心綺楼』のスキルカード名は「(漢字)の(漢字)雲」がほとんど。一方で鉄拳「入道にょき」というどこから取ったのか分からないスペルカード名もあったり。
口調は、基本的には女性らしい常体語と真面目な丁寧口調が入り混じるが、千年妖怪をやっているせいか、敵対する相手を前に身構えると口調が一部だけ中性的で古風になる時がある。白蓮に対しては当然ながら常に敬語だが、深秘録では白蓮の選んだオカルトで噴出したりする場面も見られる。また、魔理沙や布都に対しては異様に軽いノリになる。
親しくなった他人の事を「さん」を付けで呼ぶようであるが、一輪は今まで回りの人物を「あのネズミ」「姐さん、姐御、聖様」「化け狸」と、雲山以外ろくに名前で呼んだ事が無かったので、どういう関係の相手にその「さん」付けが適用されるのかが謎である。封獣ぬえを「鵺さん」と呼んでいるが、これは本人に直接そう呼んだのではなく、この時点ではあまり一輪と親しくない関係であるらしい二ッ岩マミゾウと会話する時に出た三人称だったなので、ぬえ本人をどう呼んでいるのかはまだ分かっていない。
スペルカード
ほぼ全て、雲山の攻撃のみによって構成されている。
名称 | 登場作品 |
---|---|
鉄拳「問答無用の妖怪拳」 | 東方星蓮船 |
神拳「雲上地獄突き」 | 東方星蓮船 |
神拳「天海地獄突き」 | 東方星蓮船 |
拳符「天網サンドバッグ」 | 東方星蓮船 |
連打「雲界クラーケン殴り」 | 東方星蓮船 |
連打「キングクラーケン殴り」 | 東方星蓮船 |
拳打「げんこつスマッシュ」 | 東方星蓮船 |
潰滅「天上天下連続フック」 | 東方星蓮船 |
大喝「時代親父大目玉」 | 東方星蓮船 |
忿怒「天変大目玉焼き」 | 東方星蓮船 |
忿怒「空前絶後大目玉焼き」 | 東方星蓮船 |
拳骨「天空鉄槌落とし」 | ダブルスポイラー |
稲妻「帯電入道」 | ダブルスポイラー |
鉄拳「入道にょき」 | ダブルスポイラー |
積乱「見越し入道雲」 | 東方心綺楼 |
嵐符「仏罰の野分雲」 | 東方心綺楼 |
拳固「懺悔の殺風」 | 東方心綺楼 |
「華麗なる親父時代」 | 東方心綺楼ラストワード |
拳符「怒りの大雲塊」 | 東方心綺楼ストーリーモード |
入道「夏の幻想太郎」 | 東方心綺楼ストーリーモード |
*265センチの魔人現る!* | 東方深秘録怪ラストワード |
必殺技
垂雲の鉄槌 | 東方心綺楼 |
---|---|
一握りの浮雲 | 東方心綺楼 |
小さな神立雲 | 東方心綺楼 |
怒りの走雲 | 東方心綺楼 |
嶺雲のご来光 | 東方心綺楼 |
殴殺の流雲 | 東方心綺楼 |
慈悲の北颪 | 東方深秘録 |
真夏の夜の軟禁 | 東方深秘録(オカルトアタック) |
二次創作
- 命蓮寺の住人
命蓮寺の住人の一人としてよく描かれる。
基本的には寺のお姉さん的な立ち位置である事が多い。
- 不人気
尼さんのためイマイチパッとした見た目ではなく、何より弾幕戦闘時にも目立っているのは雲山なので印象が薄い。また、『星蓮船』には他にも魅力的なキャラクターがいてそちらに注目が集まってしまったことも大きく、初登場時の非公式人気投票(第7回東方シリーズ人気投票)では60位/124位中(第8回では57位)と散々な結果(星蓮船の女性ボスキャラとしては一番下)を残している。
しかし『求聞口授』で過去が取り上げられ、『心綺楼』体験版に霊夢・魔理沙と居並び登場。デザインが一新されて、待ちに待った製品版ストーリー内では彼女の性格や過去が掘り下げられたので、これからの活躍に期待である。
現在の一輪は『3ボス1の出世頭』という認識が多くなっている。
- 人間時代
一輪が人間から妖怪になったのは「雲山と出会い行動を共にした、波乱万丈の人生の末」とあるだけでいつの時点でなのかは明言されていないので、白蓮と出会う前から既に妖怪であった説、白蓮と寺で過ごす内に妖怪になった説、地底に行った瞬間に妖怪になった説、地底暮らしで妖怪にならざるを得なかった説…………等、様々な解釈が可能である。
雲山と出会った時の一輪は『求聞口授』の文章には「人間の少女」だったと書かれているので、そこから人間時の一輪を幼少の姿にする事も可能。千年も時間があるので妖怪の時から幼少の姿にしてそこから成長させる事だって可能。
- 東方キャラの日
二次創作イベントタグ「東方キャラの日」では複数日が提案されているが、由来は主に「1(いち) 0(輪⇒りん)」の語呂合わせ。過去には、「10」が連続したことを記念し「2010/10/10はハイパー一輪タイム」といった企画が展開されたこともある。一覧記事「雲居一輪の日」も参照。
関連イラスト
関連タグ
東方Project 東方星蓮船 東方心綺楼 東方深秘録 命蓮寺 雲居一輪&雲山
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東方キャラの日
雲居一輪の日(一覧記事) 9/10は雲居一輪の日 10月10日はスーパー一輪タイム 毎月10日は一輪の日 6月1日はムラいちの日など
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ナズいち ムラいち びゃくいち とらいち ぬえいち ここいち いちふと めーいち