「……おや?誰だお前。むしろ、どこだここ。まあ、細かいことはいっか。お前も一緒に、亀に乗ろうとする巫女を止めてくれよー!」
「常夏な幻想郷だが、日本語は通じるぜ。言えよ!『負けました』って!」
概要
東方ロストワードのメインストーリー第4章「永遠戦線」にて登場した、『常夏の幻想郷』の霧雨魔理沙。
愛用の箒をサーフボードに変化させてサーフィンを楽しんでいて、「真夏の海魔法使い」「波打ち際の覇者」を自称している。
どうも真夏の海で火を使うと迷惑がられるらしく、『熱』より『水』の魔法を多く使用することにしている。海面上昇に伴って里の人々の生活がどうなったかについて気にしていた(特に道具屋の人を気にしていたらしい)。
水着を平気で砂だらけにする霊夢とは反対に、「水着を砂で汚したくない」と思っている。そして地味にこれである。着痩せしているのだろうか……?
汎異記号は『C3』。「常夏に酔う世界群」とされている。
プレイアブル化
実装形態 | エピック限定 |
---|---|
式 | 支援式 |
気質 | 慈雨 |
拡散 | ビーチスターサンド |
集中 | フロースパーク |
スペカ1 | 恋符『マスタースパークのような放水』 |
スペカ2 | 『ブレイジングスターのようなチュービング』 |
ラスワ | 『サングレイザーのような波乗り』 |
テーマ曲
常夏世界の魔理沙のテーマ曲は、Foxtail-Grass Studioの「流星スペクトラ」。原曲は「恋色マスタースパーク」。
余談
気質は『慈雨』。万物を育む雨、もしくは恵みの雨のこと。
ショットは東方萃夢想初出の必殺技/スキルカード「グラウンドスターダスト」、東方緋想天初出のスキルカード「ナロースパーク」のアレンジ。
- グラウンド(地・地面)→ビーチ(海浜・浜辺)
- ナロー(狭い・細い)→フロー(流れ・流量)
と置き換えている。
前者は本来「接地すると爆発する魔法瓶を投げる技」だったがここでは「星形の砂が入った小瓶を投げる技」となっていて、後者は「レーザーを放水に置き換えた」としている。
スペルカードは妖精大戦争Extraで魔理沙が使用した恋符「マスタースパークのような懐中電灯」と「ブレイジングスターのような鬼ごっこ」、ラストワードは東方心綺楼のラストワード「サングレイザー」のアレンジ。
「恋符『マスタースパークのような放水』」の解説で説明されているのは、陰陽を現す記号『爻(こう)』。八卦は三つの爻「三爻」で現される。
また、東方剛欲異聞にて魔理沙の自機時のスペルカードがこの技と良く似た演出となっており、これも元ネタになっていると思われる。
(違いがあるとすれば、C魔理沙はミニ八卦炉を使用して発動、剛欲魔理沙は未使用で使っているくらい)
- 使用者より「花火大会開幕はド派手なマスタースパークで決まり!と言いたいところだが死人が出るといけないからな。派手さが雰囲気だけでも味わえる様なイミテーションスペルカードを用意したぜ。みんなは人に懐中電灯を向けちゃいけないぞ。やる気が無くなるからな。」
- 「一見派手だが、純粋な弾幕として見るとひねりもなく、密度、華麗さ、独創性、全てにおいて欠けている。それを弾幕とは関係無い懐中電灯で誤魔化している辺りに使用者の肝の小ささを感じる。ただし、観客の安全面を考慮した点は評価できる。」
(「The Grimoire of Usami 秘封倶楽部異界撮影記録」 恋符「マスタースパークのような懐中電灯」)
「『ブレイジングスターのようなチュービング』」では玄武の沢のキャニオニング(「東方三月精 ~ Visionary Fairies in Shrine」第11〜12話「制御不能の偽龍」)での経験を参考にしているとしている。
関連タグ
紅夢の魔女、[紅]奇妙な魔法使い、???・・・メインストーリーに登場する並行世界の霧雨魔理沙。