概要
タブレットPCは、板状(スレート状)の形態で持ち運び運用できるパソコンのこと。スレートPCとも。MicrosoftのSurfaceが代表的。ノートパソコン(ノートPC)との違いは、キーボードやタッチパッドを内蔵しておらず、ペンやタッチパネル操作が基本となる点である。ただし、キーボードを取り付けてノートパソコンと同様に使えるようにもなっており、これを2in1(ツーインワン)と称する。
ちなみにバッテリーを内蔵しておらず壁掛け前提の板状パソコンもあるが、これはパネルコンピューター(パネルPC)という。
Apple社のiPadやAmazonのKindleなどもタブレットPC同様の形態だが、これらはパソコン用OSではなくiPadOS(iOS派生)やFire OS(Android派生)を搭載している点で異なる。もっとも、内部構造がPCアーキテクチャになっているかどうかとか、パソコンと共通のOSを搭載しているかどうかにかかわらずタブレット端末一般を「タブレット」として一緒にされることは多く、明らかにパソコンではないiPadを「タブレットPC」と呼んでしまう人もいる(価格.comのタブレットPCカテゴリーにもiPadが入っている)。