作詞/作曲:米米CLUB
記録(オリコン)
初動売上 | 92.5万枚 |
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累積売上 | 289.5万枚 |
最高順位 | 1位(通算6週、1992年5月18日~1992年6月1日付、1992年6月22日~7月6日付) |
チャートイン期間 | 34週 |
概要
1992年5月4日に発売された米米CLUBの13枚目のシングルでフジテレビの月9ドラマ『素顔のままで』の主題歌。
直後に発売されたアルバム『Octave』共々、元々はこの年メンバー同士で結婚したフラッシュ金子とシュークリームシュのMINAKOの2人を祝福するコンセプトで製作された。
シングルは289.5万枚を売り上げ、米米CLUB最大のヒット曲となった。また上述するようにオリコン歴代シングルランキングでは第6位(2024年現在)。世界中のアーティストからカバーされるなど、日本を代表するポップスの1つでもある。一周目の売上92.5万枚も当時としては歴代最高だった。
だが…
当の米米CLUBはこの曲の大ヒットについて内心複雑なようであり、「浪漫飛行」共々おふざけのトリガーの1曲としてしょっちゅう使われる。
そもそも米米はメンバーにファンク好きが多く、高い技術力から繰り出される本気の悪ふざけがウリのバンド。複雑な気持ちも当然といえば当然である。
それでも彼、カールスモーキー石井はこの曲を歌い続けなければならないのである。
何故なら実は歴代J-POPシングル曲を売上順に見ていくと、
『およげ!たいやきくん』の子門真人は(暫定)1993年に引退、
『TSUNAMI』のサザンオールスターズは2011年の東日本大震災により演奏を自粛、
…といずれも綺麗に異なる理由でこれより売れた曲は地上波の歌番組でオリジナルでの披露が不可能な状態にあり、繰り上げで本人が安定して披露できる環境にあるのが『だんご3兄弟』と『君がいるだけで』ぐらいしかないからである。
そのため、音楽特番ではビッグヒット枠としてマスコミがどうしても欲しいので今後も歌われ続ける運命にある。カールスモーキー石井が望まなくても。
だがそこは米米。当人たちは真面目に歌う時もあれば、この曲にホイホイ釣られてきた人を唖然と(そしてファンは大喜び)させるアングラバンドらしいパフォーマンスを繰り広げることも。
あの紅白歌合戦でもこの曲の後で「なんちゅうこというの」に繋いで年末のお茶の間を唖然とさせた。
また「絶対に笑ってはいけない科学博士24時」のエンディングとして替え歌も作られている。
動画
↑公式がアップロードしたこの曲の動画。ヒット街道驀進中の1992年、ステージ上で第一興商のカラオケを使った上でわざと音程を外して歌うという悪ふざけの境地。
ちなみにこの曲のビデオクリップはない。