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子門真人

しもんまさと

子門真人とは、1970年代のヒーローソング黎明期を支え、形作った一人。ヒーローソングの父。(メイン画像左側の人物)。
目次 [非表示]

概要

1944年1月4日生まれ。東京都目黒区出身。玉川大学卒業。

本名・藤川正治。


1966年に「藤浩一」という芸名で歌手としてデビューしたが、大きなヒットには恵まれず引退。

その後フジ音楽出版に入社し、作曲家・音楽プロデューサーとして活動しながら「アルバイト」のような形で歌手活動を行なっていた。


同じく多数のアニメ・特撮の主題歌を歌っていた水木一郎ささきいさおとともにアニメソング御三家と呼ばれている。


なお、この時期に『仮面ライダー』の主題歌『レッツゴー!!ライダーキック』を歌っているが、本人は当初CMソングのつもりで歌唱したにもかかわらず、実際の放送では藤岡弘、による歌唱でドラマのテーマソングとなっていることに非常にショックを受けたという。


1976年の『およげ!たいやきくん』の大ヒットにより、フリーの歌手としてメディアに再び出演するようになる。


1980年西友ファミリー劇場ミュージカル『翔べイカロスの翼』で主演を務めた縁で、セゾングループの広告代理店SPNに入社し、ミュージカルプロデュースを手掛ける。

SPN退職後は再びフリーで作曲家・歌手として活動し、CMソングやアニメソング、『ひらけ!ポンキッキ』の楽曲などを数多く手がけた。


1993年頃に突如として芸能界から引退。以降公の場に姿を現すことは一切なくなった。


大学時代に入信したクリスチャン(日本聖公会の信者)であり、子門(シモン)という芸名は聖書ないし本人の洗礼名に由来すると言われている。また、「ピーター・サイモン」という別名義も持っており、「サイモン(シモン)」=「Simon」であることからも関係があると見られる。

「真人」は中学生の頃の同級生の名前を拝借したと語っている。


サラリーマン時代のある時、テレビの朝番組への出演を依頼された際は「朝番組なら出勤前に出られるので良いですよ」という理由で承諾した。彼が歌手活動を、自分の生活におけるどの地点に位置付けていたかが窺える。


往年のアフロヘアーに眼鏡と髭の特徴的な容姿が有名。

主題歌を努めた『恐竜探険隊ボーンフリー』にはその姿をモデルとした権田明というメインキャラクターが存在した。


2008年3月5日にはギネスブックに、「日本で最も売れたシングル」として「およげ!たいやきくん」が掲載された。


米谷佳晃によると『ジャンボーグA』制作中は円谷プロの系列会社である「円谷音楽出版」に経理マンとして在籍していたことがあるという。この頃楽曲の管理業務を行う傍ら、自身も歌手として円谷プロ系のいくつかの作品に参加していた。


引退の理由

本人曰く「人間が嫌になった」との事で、事務所とのトラブルで芸能の世界やその人間関係に嫌気がさしたと云われているが、明確な理由は不明。

基本的には歌手活動を「副業」と捉えていたようで、現役時代も特定のレコード会社に専属で所属するようなことはなかった。このため、そもそも歌手として表舞台に出ることに積極的ではなかったとも考えられる。

なお、引退後に『あの人は今』で取材を受けたが拒否しており、肉声も現在の容姿も公開されていない。


歌唱作品一覧

アニメ・OVA

科学忍者隊ガッチャマン

からくり剣豪伝ムサシロード

空手バカ一代

がんばれスイミー

サーキットの狼

侍ジャイアンツ

柔道讃歌

ゼロテスター

パタリロ!

北斗の拳2

マシンロボ・クロノスの大逆襲

魔獣戦士ルナ・ヴァルガ-

まんがことわざ事典

勇者ライディーン

UFO戦士ダイアポロン


特撮・ドラマ

アイアンキング

イナズマン

ウルトラセブン(ハワイ放送版)

おはよう!子どもショー

快傑ライオン丸

怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス

仮面ライダー

仮面ライダーアマゾン

仮面ライダーX

仮面ライダーストロンガー

仮面ライダーV3

キカイダー01

恐竜探険隊ボーンフリー

剣道一本!

ゴジラ

ゴジラ対メガロ

猿の軍団

人造人間キカイダー

闘え!ドラゴン

たぬき先生騒動記

大草原の小さな家

電人ザボーガー

トリプルファイター

ファイヤーマン

プロレスの星アステカイザー

流星人間ゾーン

レッドマン


ゲーム

Aランクサンダー

究極戦隊ダダンダーン


ラジオ

青春ラジメニア


別名

仮面ライダー(藤浩一)

ジャンボーグA(谷あきら)

Dr.スランプアラレちゃん(サタンタ)*副主題歌の作詞。


星獣戦隊ギンガマン(希砂未竜)*その歌声から子門真人本人ではないかと言われている。ただし、プロデューサーの高寺重徳は公式には「(子門に)似ているだけ」としている。


パロディ

電気グルーヴ:彼の独特のルックスと歌い方を真似た「子門'z」というパロディユニットを1993年に結成したことがある。


魂斗羅ザ・ハードコア:隠しステージに登場するボスの中に同社のシモン・ベルモンドをイメージしたものがあるが、外見はギターを背にしたアフロヘアーのヒゲ面にメガネのロボットで、登場するなりムチでロウソクを破壊して中から出てきたタイヤキを取得、ブーメランのように投げて攻撃という子門真人のパロディを含めたキャラになっている。

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