概要
東京都南西部に位置し、品川区、大田区、世田谷区、渋谷区に隣接。
最北端の駒場に東京大学駒場キャンパス、南東部の下目黒には「江戸五色不動」のひとつ・目黒不動尊瀧泉寺がある。
高級住宅街の多いベッドタウンだが、鉄道空白地帯が多く陸の孤島になっているエリアも多い。
JR山手線/東急目黒線/東京メトロ南北線の目黒駅は品川区上大崎にあるが、東横線と日比谷線の中目黒駅は目黒区にある。
区役所は上目黒の駒沢通り沿いに所在し、かつて千代田生命保険相互会社の本社ビルだった建物を再利用している。
23区内で唯一、都バスがない
目黒区は東急バスのお膝元で、本社が東山(最寄り駅は東急田園都市線の池尻大橋駅)に所在し、区内を走る路線バスは、国道246号線沿いと淡島通り沿いを小田急バスが通る他は、東急バスでほぼ独占している。
また、目黒区は23区で唯一、都バス路線が存在しない自治体でもある。
以前は東急バスとの共同運行による【東98】(東京駅丸の内南口〜東京タワー前〜目黒駅前〜等々力駅)が、目黒区内を横断していたが、2012年度末に都バスが撤退、東急バス単独運行となった。
この結果、都バスは目黒区内の路線がなくなり、現在は【品97】(品川駅前〜青山一丁目駅前〜新宿駅西口)の小滝橋自動車営業所杉並支所担当分の車両が、早朝に杉並支所から品川駅へ出庫もしくは、夜間に品川駅から杉並支所へ入庫する際に、山手通りを回送で通るのみである。ちなみに隣の世田谷区も、都バスは【東98】の撤退などもあって、停留所は【宿91】(新宿駅西口〜高円寺陸橋〜新代田駅前)が停車する3ヶ所だけ。
都バスには過去に目黒自動車営業所(品川自動車営業所目黒支所を経て、現在は港区へ移転し港南支所に改称)が存在したが、目黒駅の東側、つまり品川区上大崎に所在していた。
目黒区の駅
区が管轄する駅数はたったの8駅しかなく、実は23区内ではワースト。
区を跨いだ駅を抜いたとしても駅数が二桁に満たないのは目黒区のみである。
乗換駅も単独駅も非常に少なく、他区の駅から降りた方が近い場所も少なくない。
また、駒場東大前駅以外は全て東急電鉄の管轄である。JR線そのものが存在しない世田谷区とは異なり、区の東側(三田。恵比寿ガーデンプレイスがある辺り)を山手線が通るが、駅はさすがにない。
乗換駅
単独駅
祐天寺駅、学芸大学駅、都立大学駅(東急東横線)
緑が丘駅(東急大井町線)
洗足駅(東急目黒線)
駒場東大前駅(京王井の頭線)
関連タグ
目黒 さんま
守口市(大阪府)···目黒区役所と同じく、現在の市役所は、かつての三洋電機本社ビルを再利用している。
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