概要
東京都大田区北千束三丁目にある東急目黒線・大井町線が交差する駅。
岡山駅(岡山県)や、大岡駅(静岡県)、上大岡駅(神奈川県)に名前が似ていると言われるが所在地は東京都大田区北千束である。
大田区に所在するが目黒区に挟まれた場所に位置しており、駅西側を出ると目黒区の境にある。
東側も洗足駅方面は同じく目黒区に所在する。
病院(東急病院)と一体化した非常に珍しい駅舎で、2007年の改築で現在の形になった。
そのため、振動対策にホームにコイルばねを採用していたり、階段に消費カロリーが書かれていたりと病院に配慮した作りとなっている。
その他、東京科学大学(旧東京工業大学)大岡山キャンパスも付近にある。もともと科学大の前身のひとつ東京高等工業学校は浅草蔵前に校舎を構えていたが関東大震災に罹災し壊滅的被害を受けてしまう。震災復興を急いでいた同校であったが、大岡山の学園都市化で開発中の住宅地の付加価値向上を狙っていた東急(当時は田園都市株式会社および目黒蒲田電鉄)と利害関係が一致したことから旧校舎敷地と東急保有の宅地開発用地をトレードする形で当地に移転した。鉄道会社による学校誘致の先駆けと言えるかもしれない。
駅構造
島式2面4線の地下駅。
外側ホームを目黒線、内側を大井町線が使用する。
利用状況
東急電鉄
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は45,214人である。
目黒線
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は19,992人である。
大井町線
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は25,222人である。
年度別利用状況比較表
路線名 | 目黒線 | 大井町線 | 合計 |
---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 19,360人 | 24,924人 | 39,748人 |
2009年(平成21年)度 | 19,853人 | 25,408人 | 40,072人 |
2010年(平成22年)度 | 19,773人 | 25,662人 | 40,426人 |
2011年(平成23年)度 | 19,593人 | 25,640人 | 42,658人 |
2012年(平成24年)度 | 19,927人 | 26,328人 | 44,284人 |
2013年(平成25年)度 | 19,929人 | 27,209人 | 45,261人 |
2014年(平成26年)度 | 20,223人 | 27,075人 | 45,435人 |
2015年(平成27年)度 | 21,019人 | 28,116人 | 45,233人 |
2016年(平成28年)度 | 21,607人 | 28,886人 | 46,255人 |
2017年(平成29年)度 | 21,955人 | 29,377人 | 51,332人 |
2018年(平成30年)度 | 22,287人 | 29,650人 | 51,937人 |
2019年(令和元年)度 | 21,759人 | 29,367人 | 51,126人 |
2020年(令和2年)度 | 13,212人 | 17,368人 | 30,580人 |
2021年(令和3年)度 | 15,372人 | 20,818人 | 36,190人 |
2022年(令和4年)度 | 17,999人 | 23,368人 | 41,367人 |
2023年(令和5年)度 | 19,992人 | 25,222人 | 45,214人 |