概要
1927年8月28日に柿の木坂駅として開業。その後、府立高等前駅、府立高等駅、都立高校駅と名前を変えながら1952年に現在の駅名となる。
駅名の由来である東京都立大学(2005~2020年の間は首都大学東京)は同地からはすでに撤退しており、現在は八王子市に所在。最寄駅は当駅ではなく京王相模原線南大沢駅である。ただし(旧)都立大の附属高校を前身とする都立桜修館中等教育学校は現在も当駅が最寄である。
駅名を「都立大学駅」から改称しようという話もあったが、『周辺地域名として定着』、『アンケートで「改称賛成が3分の2に達しない」』という理由でこのままとなった。以上の状況は隣の学芸大学駅も同様である。
2000年9月24日、田代まさしがミニにタコ事件を起こし、盗撮のメッカと言われるほどの風評被害を受けた。
駅構造
相対式2面2線の高架駅。駅の東寄りを目黒通りが斜めにくぐっており、東京駅(丸の内南口)〜等々力操車所のロングラン路線である東急バス自由が丘線もこの目黒通りを走るが、自由が丘線は日中に限り、清水(東急バス目黒営業所)〜等々力操車所の間が運休になる。
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は45,350人である。
- 各停しか停車しない駅の割には利用者が多く、急行が停車する東急東横線田園調布駅よりは多い。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 47,883人 |
2009年(平成21年)度 | 47,354人 |
2010年(平成22年)度 | 46,473人 |
2011年(平成23年)度 | 46,204人 |
2012年(平成24年)度 | 47,385人 |
2013年(平成25年)度 | 47,631人 |
2014年(平成26年)度 | 47,039人 |
2015年(平成27年)度 | 47,686人 |
2016年(平成28年)度 | 48,584人 |
2017年(平成29年)度 | 48,886人 |
2018年(平成30年)度 | 49,233人 |
2019年(令和元年)度 | 49,045人 |
2020年(令和2年)度 | 35,277人 |
2021年(令和3年)度 | 40,570人 |
2022年(令和4年)度 | 44,353人 |
2023年(令和5年)度 | 45,350人 |
隣の駅
関連項目
学芸大学駅:同じく目黒区内にある東急東横線の駅で、かつては近くに同名の大学があったが、移転により最寄り駅でなくなった駅(附属高校は今も近くにある)。