作詞/作曲:米米CLUB
記録(オリコン)
仕様
| 東日本版
| 西日本版
| 合算 |
---|---|---|---|
初動売上 | 5.2万枚 | 3.1万枚 | 8.4万枚 |
累積売上 | 66.5万枚 | 41.3万枚 | 107.9万枚 |
最高順位 | 1位(1990年4月23日付) | 3位(1990年4月23日付) | |
チャートイン期間 | 45週 | 34週 |
概説
1990年にシングルカットされ、日本航空(JAL)沖縄リゾートキャンペーン「JAL OKINAWA'90」のCMソングとしてヒット。後述の東/西日本版の合算で107万枚を売り上げるミリオンセラーを達成した(同年発売され、年内にミリオンを達成したのは他には「おどるポンポコリン」しかない。)
CMの「夏離宮」(15秒バージョンと30秒バージョンがある)も大いにヒットした。
ただし元々はカールスモーキー石井の破天荒なMCとジェームス小野田とのツインボーカルによるアップテンポナンバーでおふざけを含んだ明るいパフォーマンスを売りにしていたグループだったのもあり、メンバー自体は「君がいるだけで」共々この曲の大ヒットを快く思っておらず、度々この曲もおふざけの一環として雑に扱われがち。どちらもカールスモーキー石井一人によるボーカル曲で、ジェームス小野田の出番がまったくないのに売れてしまったこともその原因の一つである。
特にこの曲はロサンゼルスでの収録当時からファンク好きが多いメンバーからのウケはよろしくなかったようで、ドラム以外の音源はプロデューサーの打ち込み音源、コーラスもすべて石井の声を重ねて制作した…と石井が後年BSのテレビ番組で語っている。
1997年2月の解散直前に出演したミュージックステーションではあえてこの曲を歌わず、いきなりカラオケ指導を始めるパフォーマンスをしたのは有名。
石井曰く「これだったら歌詞を間違えることはないですね(笑)」
また石井自身も「どこかの航空会社のCMに使われる事を前提として作った」と語っており、前述通りJALのCMソングとして採用されたと同時にグループ自体もこのCMにも出演した。
2007年には「嗚呼!浪漫飛行」(シングルのc/w曲として収録されたバージョン)、「浪漫飛行'07」(アルバムに収録されたバージョン)としてリメイクされており、こちらはファンク色が強いアレンジとなっている。
C/w
C/w曲は東日本版の「ジェットストリーム浪漫飛行」と西日本版の「そら行け!浪漫飛行」の二曲がある。8センチシングル盤では前者はパッケージ裏が水色、後者が緑なので違いはすぐに分かった。
カヴァー
その後も様々なアーティストにカヴァーされるなど、最早スタンダード。
そんなイメージの絵に貼られるタグ。
2017年4月には、アニメ『ラブ米』においてエンディングテーマとして流れた。何故にこの曲が……と思われるが、この作品が米の擬人化である事から察しがつくかもしれない。
また2023年8月にはこの曲だけのトリビュートアルバムが発売。ゴスペラーズや中川翔子、レイザーラモンRG(歌詞の一部をあるあるネタに置き換えている)らが参加している。米米サイドからも石井竜也、Sue-C_Flash!が参加。石井は2003年にソロアルバムでセルフカバーしているが、本作に収録されているのはそれとも違う新アレンジとなっている。